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ゴスペル初心者のための練習曲

ゴスペル初心者の方へ向けた、練習に適した曲を集めてみました。

ゴスペルとは、アメリカ発祥の、キリスト教プロテスタント系の宗教音楽であり、福音という意味も持ちます。

教会で歌われるような、独特の発声法は、多くの歌い手が憧れたり、模倣したりするものなのではないでしょうか。

ゴスペル初心者のための練習曲(11〜20)

Alabaster BoxCeCe Winans

心温まるストーリーが紡がれた楽曲で、シーシー・ワイナンズさんの透明感あふれる歌声が魂を揺さぶります。

アメリカ・デトロイト出身の彼女が1999年10月に手がけた本作は、聖書から着想を得た深い祈りの歌。

静かな祈りから始まり、徐々に高まっていく情感豊かなメロディーは、まるで天使の囁きのよう。

ソウルフルなリズムとゴスペルならではの力強いハーモニーが見事に調和し、祈りの尊さを表現しています。

アルバム『Alabaster Box』の象徴的な一曲として、2001年にDove Awardsを受賞。

礼拝の場での定番曲として愛され続けており、心の平安を求める方におすすめの一曲です。

Take Me BackAndrae Crouch

この曲は「恵まれた人生を送ってきたけれども、あなたとは遠く離れてしまったようだ。

あなたのところへ連れ戻してください」という意味です。

ゴスペル界の超大物、アンドレ・クラウチさんはソウルのような聴きやすい曲を作り人気となりました。

讃美歌第112番「もろびとこぞりて」NEW!George Frideric Handel

バロック音楽の巨匠、ジョージ・フリードリヒ・ヘンデルの作品から着想を得たとされる、こちらの有名な讃美歌。

クリスマス・キャロルの代表的な曲として、世界中で知られています。

冬になると教会からよく聴こえてくる、あの曲です。

この楽曲の魅力は、冒頭から鳴り響くファンファーレのような高らかな旋律。

聴いているだけで心が晴れやかになるような、希望に満ちたメロディですよね。

救い主の到来を自然界のすべてが同時に祝福する壮大な世界観が、荘厳なハーモニーと見事に融合しています。

原詞が1719年に作られた歴史がある本作は、クリスマスに荘厳で感動的な合唱曲を聴きたいという方にぴったりのナンバーです。

歌劇「ローエングリン」:婚礼の合唱NEW!Richard Wagner

ワーグナー: 歌劇「ローエングリン」:婚礼の合唱[ナクソス・クラシック・キュレーション #癒し]
歌劇「ローエングリン」:婚礼の合唱NEW!Richard Wagner

世界中の結婚式で祝福のメロディーとして親しまれている、荘厳で美しい合唱曲です。

数々の革新的なオペラを手がけたことで知られるドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナー。

ワーグナーが1850年8月に初演されたオペラ『Lohengrin』のために作曲した本作は、真心で二人を導き、その未来を祝福するという、心温まるメッセージが込められています。

華やかで感動的なハーモニーが織りなすメロディーラインが胸を打ちますね。

本作は1858年1月の英国王室の婚礼で用いられたことをきっかけに、祝福の定番曲として世界中に広まりました。

神聖でありながらも希望に満ちた楽曲なので、人生の特別な門出を彩るBGMにしてみてはいかがでしょうか?

ShoutWhoopi Goldberg

オリジナルはアイズレー・ブラザーズの曲ですが、映画「天使にラブソングを」でウーピー・ゴールドバーグさんが歌っています。

とてもテンポがよく、「シャウト!」と観客も一緒に楽しめるようなダンスナンバーのよう名曲です。

讃美歌第109番「きよしこのよる」NEW!franz Xaver Gruber

世界中で愛されているクリスマスキャロル。

作曲をフランツ・ザーヴァー・グルーバー、原詞をヨーゼフ・モールが手がけました。

1818年、教会のオルガンが故障していたためギター伴奏の曲として生まれたという逸話は有名ですよね。

静まりかえった聖なる夜の安らぎと、幼子を見守る慈しみに満ちた想いが、心にそっと寄り添う子守唄のような旋律で表現されています。

本作は300を超える言語に訳され、第一次世界大戦中に兵士たちが歌い合った物語は、平和の象徴として語り継がれています。

厳かな雰囲気と温かみを併せ持つこの曲は、冬の夜に静かに耳を傾け、心が穏やかな時間を過ごしたいときに最適でしょう。

ゴスペル初心者のための練習曲(21〜30)

約束の地~The Promised Land~NEW!植松伸夫

讃美歌を思わせる神聖なコーラスが印象的な楽曲です。

作曲を担当したのはゲーム音楽の巨匠として世界的に知られる植松伸夫さんで、荘厳なコラール風の作品に仕上げられています。

ラテン語で歌われる詞には、なぜ人は罪を背負い苦しむのか、そして命はどこへ還るのかといった根源的な問いと、避けられない運命への哀しみが込められているようです。

この楽曲は、2005年9月発売のサウンドトラック『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』に収録。

映像作品の挿入曲として、登場人物たちが天へと昇っていく感動的な場面で使用されました。

壮大な物語の世界に静かに浸りたい夜におすすめです。