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世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで

柔らかい音色を持ち、幅広い音域をカバーできるクラリネットは、吹奏楽やクラシック、ジャズなど、あらゆるジャンルで高い人気を誇る楽器です。

また、アンサンプルからソロまで、さまざまな演奏形態に適応できるのも、クラリネットの特徴といえるでしょう。

有名な童謡『クラリネットをこわしちゃった』で存在を知った、という方も多いかもしれませんね。

こちらの記事では、クラシックやジャズの世界で活躍する世界のクラリネット奏者を集めてみました。

これを読めば、クラリネットのことがもっと身近に感じられるかも?

世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで(31〜40)

クラリネット5重奏 変ロ長調 Op.34 第4楽章/Carl Maria von WeberRichie Hawley

クラリネット五重奏は、カール・マリア・フォン・ウェーバーが作曲したクラリネットと弦楽四重奏のための室内楽曲です。

この第4楽章(ロンド、アレグロ・ジョコーソ)は、2/4拍子で、速いテンポと華やかなパッセージが特徴です。

哀愁のミュゼット/Santana赤坂達三

哀愁のミュゼット (赤坂達三、桑山哲也)
哀愁のミュゼット/Santana赤坂達三

日本が誇る世界的クラリネット奏者、赤坂達三さん。

国立音楽大学卒業後、パリ国立高等音楽院でクラリネットと室内楽の両方で1位を獲得。

さらに、トゥーロン国際音楽コンクール3位など、輝かしい受賞歴を持つ彼は、国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から「40年来の偉才」と絶賛されたことでも知られています。

また、ソロアルバムも多数リリースし、クラシック音楽ファンから絶大な支持を獲得。

2012年から2020年までエリザベト音楽大学教授を務め、後進の育成にも尽力しています。

クラリネット小協奏曲 変ホ長調 Op.26/Carl Maria von Weber吉田誠

カール・マリア・フォン・ウェーバーが1811年に作曲した作品、『ウェーバー/コンチェルティーノ』。

ウェーバーの作品といえばクラリネットを重視したものが中心ですが、この作品はそんな彼の最初のクラリネットを主体とした作品です。

3部に分かれた小品で、切れ目のない演奏でありながら、変わりゆく描写がハッキリと描かれています。

音楽大学の課題に選ばれることの多い難易度の高い作品ですが、聴く方としては非常にリラックスして楽しめるるため、ぜひ初心者の方にも聴いていただきたい曲です。

Frenesi/Alberto DomínguezArtie Shaw

アーティ・ショウは、アメリカ・ニューヨーク生まれのジャズクラリネット奏者。

「ジャズ界における最も素晴らしいクラリネット奏者」の一人と見なされ、30~40年代のポピュラーなビッグバンドのリーダーとして君臨しました。

このフレネシの他にも「ビギン・ザ・ビギン」や「スターダスト」などの有名曲もヒットさせている。

クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 第1楽章/Wolfgang Amadeus MozartJohn Hixso

ジョン・ヒクソンは、ニューヨーク生まれのクラリネット奏者です。

卓越した技巧を誇るソロ奏者そして、室内楽奏者としての活動の幅を広げています。

約20年間ニューヨークに在住の後、2008年より家族と共に東京に住んでいます。

世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで(41〜50)

第1狂詩曲/Claude DebussyJacques Lancelot

Debussy Premiere Rhapsodie for clarinet. Sang Yoon Kim
第1狂詩曲/Claude DebussyJacques Lancelot

フランスのクラリネット奏者。

エチュード等の著者としても現代は大変有名です。

色彩豊かな音色が魅力的で、特に高音の響きが美しいです。

静かに波打つように流れていくピアノの伴奏とマッチしていて、とても聴き心地が良いです。

シチリアの晩祷/Giuseppe VerdiSimone Nicoletta

ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した5幕から構成されるオペラで、元になった題材は、1282年にパレルモで島民によってフランス人が虐殺された、「シチリアの晩祷」と呼ばれる事件・暴動です。

リッカルド・ムーティ指揮で、シモーネ・ニコレッタによるソロ演奏です。