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世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで

柔らかい音色を持ち、幅広い音域をカバーできるクラリネットは、吹奏楽やクラシック、ジャズなど、あらゆるジャンルで高い人気を誇る楽器です。

また、アンサンプルからソロまで、さまざまな演奏形態に適応できるのも、クラリネットの特徴といえるでしょう。

有名な童謡『クラリネットをこわしちゃった』で存在を知った、という方も多いかもしれませんね。

こちらの記事では、クラシックやジャズの世界で活躍する世界のクラリネット奏者を集めてみました。

これを読めば、クラリネットのことがもっと身近に感じられるかも?

世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで(31〜40)

ディスコ・キッド/東海林修谷口英治

Disco Kid ディスコキッド(Clarinet Solo:Eiji Tanigchi)
ディスコ・キッド/東海林修谷口英治

吹奏楽出身のクラリネット奏者。

ジャズ~ポップスの分野において大変有名です。

この映像でも、吹奏楽をバックにクラリネットソロを演奏しています。

このディスコ・キッドという曲はもともと吹奏楽コンクールの課題曲でしたが、今日でも演奏される機会が非常に多い曲です。

幻想小曲集 Op.73/Robert SchumannGervase Alan de Peyer

Gervase de Peyer & Richard Goode: Schumann’s “Drei Fantasiestücke”
幻想小曲集 Op.73/Robert SchumannGervase Alan de Peyer

ジェルヴァース・ドゥ・ペイエは、ロンドン生まれのクラリネット奏者。

幻想小曲集作品73は、1849年にシューマンが作曲した独奏楽器のための一連の作品の一つです。

曲の構成上、息継ぎが難しく、高い技術と持久力が必要とされる曲ですが、その難しさを感じさせない華やかな演奏です。

交響曲 第7番「未完成」/Franz SchubertAlois Brandhofer

Schubert Unvollendete 2 Satz – Berliner Philharmoniker – Barenboim
交響曲 第7番「未完成」/Franz SchubertAlois Brandhofer

弦楽団首席クラリネット奏者のルドルフ・イェッテルに師事。

ウィーン交響楽団の首席クラリネット奏者を経て、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者です。

シューベルトの交響曲第7番では、オーボエと語り合うようなソロが印象的です。

第1狂詩曲/Claude DebussyJacques Lancelot

Debussy Premiere Rhapsodie for clarinet. Sang Yoon Kim
第1狂詩曲/Claude DebussyJacques Lancelot

フランスのクラリネット奏者。

エチュード等の著者としても現代は大変有名です。

色彩豊かな音色が魅力的で、特に高音の響きが美しいです。

静かに波打つように流れていくピアノの伴奏とマッチしていて、とても聴き心地が良いです。

スイート・ロレインJimmie Noone

Jimmie Noone’s Apex Club Orch – Sweet Lorraine (1928)
スイート・ロレインJimmie Noone

ジミー・ヌーンは、アメリカのジャズクラリネット奏者で、のちのベニー・グッドマンにも影響を与えたことで知られる人物です。

そんなジミー・ヌーンが演奏するこの「スイート・ロレイン」は、1928年の作品で、現在ではジャズのスタンダード曲として知られています。

世界の有名クラリネット奏者~クラシックからジャズまで(41〜50)

第1狂詩曲/Claude DebussyFlorent Héau

Claude Debussy / Florent Héau, clarinet & Pascal Godart, piano / REMUSICA 2004
第1狂詩曲/Claude DebussyFlorent Héau

フランス出身のクラリネット奏者。

コンクールの課題曲にも使用される大変有名な楽曲で、流れるようなしっとりとした旋律から始まりだんだんと激しく狂ったような旋律へと移行していきます。

フランス出身の作曲家ドビュッシーの時代に相応しく、印象派的なイメージを思わせます。

シチリアの晩祷/Giuseppe VerdiSimone Nicoletta

ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した5幕から構成されるオペラで、元になった題材は、1282年にパレルモで島民によってフランス人が虐殺された、「シチリアの晩祷」と呼ばれる事件・暴動です。

リッカルド・ムーティ指揮で、シモーネ・ニコレッタによるソロ演奏です。