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【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】

テクニカルなプレイをなんなくこなすギタリスト……かっこいいですよね!

この記事にたどり着いた方々なら、そういう超絶タッピング、カッティング、スウィープなんかを聴いてシビレた経験、あるんじゃないでしょうか。

今回はは邦楽のギターが難しい曲をまとめてみました。

ロックバンドによるパワーチューンからソロギタリストのアコースティックなナンバーまで、幅広くピックアップしています!

あなたの胸に刺さる1曲、出会えるでしょうか。

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】(11〜20)

Soul DefenderLOVEBITES

LOVEBITES / Soul Defender [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
Soul DefenderLOVEBITES

目が覚めるような超絶テクニカルなパワーメタルで、正統派ヘヴィメタルの魂が息づくナンバーです。

高速ツインリードによる神がかりなギターワークは、ネオクラシカルな要素とフュージョン的なフレーズを巧みに織り交ぜ、スウィープピッキングやタッピング、8フィンガーテクニックなど、ありとあらゆるテクニックが随所にちりばめられています。

MidoriさんとMiyakoさんの圧巻のギターデュオは、Yngwie MalmsteenやTimothy Hensonに影響を受けた唯一無二のプレイスタイルを確立しています。

2024年8月に発売されたEP『LOVEBITES EP II』に収録され、オリコンチャート11位という好成績を記録。

魂を揺さぶる壮大なメロディと戦いの決意を込めた重厚な世界観は、パワーメタル好きはもちろん、高度なギターテクニックに魅了されている音楽ファンにこそ聴いてほしい一曲です。

絶対零度なとり

疾走感あふれるロックサウンドを強烈なギターテクニックで表現した、なとりさんのTVアニメ『WIND BREAKER』のオープニングテーマ。

BPM221という超高速のテンポでありながら、高度なカッティングフレーズとミュートを多用したリズムギター、さらにはオクターブ奏法を駆使したリードパートが絶妙なバランスで融合しています。

音源制作には、ボカロPとしても知られるじんさんが編曲とギターで参加。

4度メジャーから3度7th、そして6度マイナーと続く現代的なコード進行も含め、まさにギタリスト泣かせの難易度の高い楽曲に仕上がっています。

2024年4月にデジタルリリースされ、5月には8cmCDとしても発売されました。

ギターに精通したリスナーはもちろん、テクニカルなプレイに魅了される全ての音楽ファンにお薦めしたい一曲です。

S.D.I.LOUDNESS

Loudness 『S.D.I.』 (8117 Live at Zepp Tokyo) × 360 Reality Audio | スペシャルビデオ
S.D.I.LOUDNESS

日本のメタルシーンにおいての生きる伝説として知られ、日本人アーティストとして初めてマディソン・スクエア・ガーデンに立ったという快挙により世界中の注目を集めたメタルバンド・LOUDNESSの楽曲。

7thアルバム『HURRICANE EYES』のオープニングを飾るナンバーで、現在もライブ定番曲として演奏されている楽曲です。

歌の裏でも暴れるボスハンドタッピングや正確無比な速弾きで畳みかけるギターソロなど、テクニカルなギタープレイが好きな方であれば無条件でテンションが上がるのではないでしょうか。

そのギタープレイが海外のギタリストにも影響を与えているのも納得できる、ジャパニーズメタルの名曲です。

CrescendoASTERISM

ASTERISM – Crescendo TVアニメ「不遇職【鑑定士】が実は最強だった」オープニングテーマ
CrescendoASTERISM

圧倒的なテクニックと若さで世界を驚かせ続けるインストゥルメンタル・ヘヴィメタルバンドASTERISM。

2025年1月に発売された楽曲は、テレビアニメ『不遇職〖鑑定士〗が実は最強だった』のオープニングテーマに起用された、疾走感あふれる力作です。

HAL-CAさんの多彩なギターテクニックが冴え渡り、速弾きやタッピング、スウィープピッキングなど超絶技巧が満載。

マイナス7度という極寒の富士山麓で撮影されたミュージックビデオでも、その卓越した演奏技術を堪能できます。

本作は高度な演奏力が求められる難易度の高い楽曲で、ギターテクニックを極めたい方や、ヘヴィメタル音楽の新たな可能性を探求したい方にぴったりの一曲となっています。

NOTOKヒトリエ

繊細なコード進行と複雑なリズムパターンで、ギタリストを魅了するヒトリエの意欲作。

アルバム『Friend Chord』に収録されたこの楽曲は、かつてのボーカリストwowakaさんの未発表音源をベースに制作された記念碑的な一曲です。

1分32秒地点での瞬間的な転調からスッと元のキーに戻るギターパートの美しさは格別で、アルペジオとタッピングを繊細に織り交ぜた技巧的な演奏が光ります。

本作は2024年11月にCDシングルとしてリリースされ、同年11月27日にはアルバム『Friend Chord』にも収録されました。

メジャーデビュー10周年の集大成として位置づけられる一曲となっています。

ハイレベルなギタープレイに挑戦してみたい方や、繊細な楽曲構成を味わいたい方にぜひおすすめの一曲です。

everKrackGLAY

CDセールスやライブ動員数など数々の金字塔を打ち立て、現在も第一線でJ-POPシーンを牽引し続けている4人組ロックバンド・GLAYの作品。

43thシングル『G4・II -THE RED MOON-』のオープニングを飾るナンバーで、デビュー以来メインコンポーザーだったTAKUROさん以外のメンバーによるシングルA面曲であることも話題となりました。

エフェクターを駆使したノイジーなバッキングや短いながらも存在感を示している速弾きのソロなど、あまりテクニカルなイメージのないGLAYのバンドとしての奥行きを感じられますよね。

ポップかつメロディアスな楽曲とは違った、ライブでも盛り上がるナンバーです。

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】(21〜30)

ファイトソングEVE

ファイトソング (Fight Song) – Eve Music Video
ファイトソングEVE

TVアニメ『チェンソーマン』の第12話エンディングテーマとして2022年12月にリリースされたこの楽曲は、疾走感あふれるギターサウンドと力強いボーカルが特徴的な1曲です。

複雑なコード進行とテンポの速さが相まって、演奏難易度の高さが際立っています。

B♭マイナーを基調とした楽曲構成には、テンションコードが多用され、ハンマリングやプリング、スライドといったテクニックの正確性が求められます。

アニメタイアップとしての話題性に加え、Billboard JAPANの「JAPAN HOT 100」で初登場26位を記録するなど、Eveさんの代表曲の一つとして注目を集めています。

ギターテクニックを極めたい方や、エモーショナルな楽曲に挑戦したい方にぴったりの一曲ですね。