RAG Musicギター入門
ギターをもっと楽しむWebマガジン
search

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】

テクニカルなプレイをなんなくこなすギタリスト……かっこいいですよね!

この記事にたどり着いた方々なら、そういう超絶タッピング、カッティング、スウィープなんかを聴いてシビレた経験、あるんじゃないでしょうか。

今回はは邦楽のギターが難しい曲をまとめてみました。

ロックバンドによるパワーチューンからソロギタリストのアコースティックなナンバーまで、幅広くピックアップしています!

あなたの胸に刺さる1曲、出会えるでしょうか。

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】(11〜15)

NOTOKヒトリエ

繊細なコード進行と複雑なリズムパターンで、ギタリストを魅了するヒトリエの意欲作。

アルバム『Friend Chord』に収録されたこの楽曲は、かつてのボーカリストwowakaさんの未発表音源をベースに制作された記念碑的な一曲です。

1分32秒地点での瞬間的な転調からスッと元のキーに戻るギターパートの美しさは格別で、アルペジオとタッピングを繊細に織り交ぜた技巧的な演奏が光ります。

本作は2024年11月にCDシングルとしてリリースされ、同年11月27日にはアルバム『Friend Chord』にも収録されました。

メジャーデビュー10周年の集大成として位置づけられる一曲となっています。

ハイレベルなギタープレイに挑戦してみたい方や、繊細な楽曲構成を味わいたい方にぜひおすすめの一曲です。

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】(16〜20)

S.D.I.LOUDNESS

Loudness 『S.D.I.』 (8117 Live at Zepp Tokyo) × 360 Reality Audio | スペシャルビデオ
S.D.I.LOUDNESS

日本のメタルシーンにおいての生きる伝説として知られ、日本人アーティストとして初めてマディソン・スクエア・ガーデンに立ったという快挙により世界中の注目を集めたメタルバンド・LOUDNESSの楽曲。

7thアルバム『HURRICANE EYES』のオープニングを飾るナンバーで、現在もライブ定番曲として演奏されている楽曲です。

歌の裏でも暴れるボスハンドタッピングや正確無比な速弾きで畳みかけるギターソロなど、テクニカルなギタープレイが好きな方であれば無条件でテンションが上がるのではないでしょうか。

そのギタープレイが海外のギタリストにも影響を与えているのも納得できる、ジャパニーズメタルの名曲です。

そばかすJUDY AND MARY

ジュディマリやJAMなどの略称で知られ、2001年に解散して以降も根強いファンを持つ4人組ロックバンド・JUDY AND MARYの9作目のシングル曲。

テレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の初代オープニングテーマに起用され、バンドの勢いにアニメ人気も相まってミリオンセラーを記録する大ヒットナンバーとなりました。

エキセントリックなイントロのギターリフやボーカルを引き立てながらも存在感を主張するオブリガードなど、ギターのテクニカルなプレイが光る楽曲ですよね。

中盤でジャジーなフレーズが入るなど、ジュディマリらしいバラエティーに富んだ曲展開が秀逸なナンバーです。

ファイトソングEVE

ファイトソング (Fight Song) – Eve Music Video
ファイトソングEVE

TVアニメ『チェンソーマン』の第12話エンディングテーマとして2022年12月にリリースされたこの楽曲は、疾走感あふれるギターサウンドと力強いボーカルが特徴的な1曲です。

複雑なコード進行とテンポの速さが相まって、演奏難易度の高さが際立っています。

B♭マイナーを基調とした楽曲構成には、テンションコードが多用され、ハンマリングやプリング、スライドといったテクニックの正確性が求められます。

アニメタイアップとしての話題性に加え、Billboard JAPANの「JAPAN HOT 100」で初登場26位を記録するなど、Eveさんの代表曲の一つとして注目を集めています。

ギターテクニックを極めたい方や、エモーショナルな楽曲に挑戦したい方にぴったりの一曲ですね。

ホワイトノイズOfficial髭男dism

Official髭男dism – ホワイトノイズ [Official Video]
ホワイトノイズOfficial髭男dism

アニメ『東京リベンジャーズ』のオープニングテーマとして採用されたOfficial髭男dismの楽曲は、半音下げチューニングを採用した挑戦的な楽曲です。

メロディアスな本編とコントラストをなすイントロや間奏で展開される複雑なギターリフ、シンコペーションを多用したオフビートのリズムワークなど、随所に高度なテクニックがちりばめられています。

2023年1月にリリースされた本作は、10年前に作られたメロディに新たな歌詞を加えて完成させたもので、アニメだけでなくダイドードリンコのCMソングとしても起用されました。

ギターの基本テクニックから応用まで、スライドやハンマリング、プリングオフなど様々な奏法が盛り込まれており、技術を磨きたいギタリストの方々にお勧めの一曲です。

everKrackGLAY

CDセールスやライブ動員数など数々の金字塔を打ち立て、現在も第一線でJ-POPシーンを牽引し続けている4人組ロックバンド・GLAYの作品。

43thシングル『G4・II -THE RED MOON-』のオープニングを飾るナンバーで、デビュー以来メインコンポーザーだったTAKUROさん以外のメンバーによるシングルA面曲であることも話題となりました。

エフェクターを駆使したノイジーなバッキングや短いながらも存在感を示している速弾きのソロなど、あまりテクニカルなイメージのないGLAYのバンドとしての奥行きを感じられますよね。

ポップかつメロディアスな楽曲とは違った、ライブでも盛り上がるナンバーです。

【邦楽】ギターが難しい・テクニカルな邦楽まとめ【2025】(21〜25)

エアリアルエイリアンUNISON SQUARE GARDEN

3ピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの6thアルバム『Dr.Izzy』のオープニングを飾る楽曲。

7拍子と6拍子を組み合わせた変拍子が強烈なインパクトを生み出し、サビでの4拍子すら違和感に感じるほどのアレンジに仕上がっています。

変拍子の上に歌いながらのギターにもかかわらず、リフやアルペジオなど目まぐるしく変わるフレーズを弾きこなすのは相当困難と言えるのではないでしょうか。

スリリングな中にキャッチーなプレイのギターが光る、ギタリストの方には一度挑戦してみてほしい高難度のロックナンバーです。