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ハロウィンパーティーで聴きたい音楽。BGMやダンスにおすすめ!

日本国内でも定番のイベントになったハロウィン。

ハロウィンを楽しむためにパーティーを開いたり参加したりする人も多いのではないでしょうか。

そんなときに悩むのがBGMの選曲ですよね。

この記事では、ハロウィンを彩る音楽をお探しのあなたにぴったりのハロウィンソング&パーティーチューンを集めました。

イベントのBGMにはもちろん、パーティーで披露するダンスにもおすすめ。

ハロウィンらしい演出にピッタリの音楽で、年に一度のイベントを盛り上げましょう!

ハロウィンパーティーで聴きたい音楽。BGMやダンスにおすすめ!(41〜50)

組曲「仮面舞踏会」:ワルツAram Il’yich Khachaturian

ハチャトゥリアン: 組曲「仮面舞踏会」:ワルツ[ナクソス・クラシック・キュレーション #ハロウィン #Halloween]/Khachaturian: Masquerade Waltz
組曲「仮面舞踏会」:ワルツAram Il'yich Khachaturian

旧ソ連を代表する作曲家アラム・ハチャトゥリアンさんが手掛けた組曲『仮面舞踏会』より、冒頭を飾る『ワルツ』を紹介します。

もとは1941年に上演された戯曲の付随音楽で、華やかな仮面舞踏会の裏に渦巻く悲劇の物語が背景にあります。

優雅できらびやかなワルツでありながら、どこか物悲しくミステリアスな影を落とす旋律は、仮面の裏に隠された心を映しているかのようですよね。

この楽曲が持つ光と影の二面性は、楽しいだけではない少々大人びたハロウィンを演出するのにぴったりです。

仮装パーティーで流せば、参加者を一気に魅惑的な舞踏会の世界へといざなってくれるでしょう。

ヘドウィグのテーマ:ハリー・ポッターと秘密の部屋John Williams

映画『ハリー・ポッター』といえばこの曲!

と、誰もがうなずくのではないでしょうか。

ジョン・ウィリアムズさんが作曲したこの作品は、聴く者を一瞬で魔法の世界へと誘う、ミステリアスな魅力にあふれています。

キラキラとしたセルエスタの音色で始まるメロディは、ハロウィンの怪しげで楽しい雰囲気を盛り上げるのにぴったり。

この作品は、アルバム『ハリー・ポッターと賢者の石』で初めてお披露目され、続編である『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のサウンドトラック(2002年11月リリース)でも物語を彩りました。

ちなみに、スピンオフ作品でも引用されるほど、シリーズを象徴する一曲です。

ハロウィンの夜に流せば、まるで魔法学校にいるかのような非日常感を楽しめるでしょう!

交響詩「水の精」 Op. 107Antonín Dvořák

高名な作曲家ブラームスに才能を認められたチェコの名匠、アントニン・ドヴォルザーク。

今回は、ドヴォルザークの晩年の作品群から、民話に基づく交響詩を紹介しましょう。

本作が描くのは、水辺に棲む妖精が少女を水中に引きずり込み、生まれた赤子を惨殺するという非常に恐ろしい物語。

楽しいだけではない、ゾッとするハロウィンの夜を演出したいときにぴったりだと思いませんか?

1896年の作曲当時、一部の批評家から「醜く恐ろしい」とまで評された衝撃的な内容は、今聴いてもスリリングですよね。

チャールズ・マケラス指揮の演奏を収めた名盤『Symphonic Poems』はドイツ・レコード批評賞を受賞しています。

物語を想像しながら聴けば、ハロウィンのムードが深まること間違いなしです。

「マ・メール・ロワ」 第3場 美女と野獣の対話Maurice Ravel

ラヴェル: バレエ音楽「マ・メール・ロワ」:美女と野獣の対話[ナクソス・クラシック・キュレーション #ファンタジー]
「マ・メール・ロワ」 第3場 美女と野獣の対話Maurice Ravel

童話の世界を巧みに描いた作品で知られるフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルさん。

ラヴェルが手掛けた組曲『マ・メール・ロア』の中の一節は、美女と恐ろしい野獣の物語を見事に音で表現しています。

優雅なワルツに乗り、美女を表す木管楽器の甘美な旋律と、野獣を象徴するコントラファゴットの重く不気味な音色が対話するように展開する構成は、聴く人を物語の世界へ引き込みます。

この楽曲は、元々1910年にピアノ連弾曲として公開され、後に管弦楽用に編曲されました。

2021年の映画『The Worst Person in the World』で使われたことも記憶に新しいでしょう。

不穏さと美しさが交錯する本作は、少々大人びたミステリアスなハロウィンを演出したいときにぴったり。

物語の結末を想像しながら聴けば、より深く楽しめるはずです。

組曲「動物の謝肉祭」:水族館Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスさんが手掛けた組曲『動物の謝肉祭』は、動物たちの祝祭をユーモラスに描いた作品として知られていますよね。

その中の一曲は、ハロウィンの夜に不思議なきらめきを添えてくれます。

ピアノのさざ波のようなアルペジオに、ガラス・ハーモニカの透明な音色が重なり、まるで水中の異世界に迷い込んだかのような、幻想的で少々不気味な雰囲気を醸し出します。

この楽曲は、作者の意向で生前はほとんど公開されず、1922年2月になって初めて公に演奏されたという逸話もミステリアスですよね。

カンヌ国際映画祭の公式上映前にも使用されるなど、映像を美しく彩る音楽としても評価されています。

静かで美しい、けれどどこかゾクッとするハロウィンを演出したい時にぴったりの一曲です。

禿山の一夜Modest Mussorgsky

冒頭の何かに追われているようなスリリングな旋律から、魔物たちが狂乱するクライマックスへと突き進むドラマチックな楽曲展開は、楽しいだけではなくちょっと怖いハロウィンを演出したいときにぴったりですね!

ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーによる本作は、魔女たちが集う真夜中の宴を描いた作品です。

ディズニーの名作映画『ファンタジア』でも使われており、その強烈なインパクトを記憶されている方も多いでしょう。

友人のリムスキー=コルサコフさんによる編曲版が1886年10月に初演されて以来、広く親しまれています。

最後は鐘の音とともに静かな朝を迎える構成も秀逸で、ハロウィンナイトの終わりを告げるBGMとしてもオススメです。

バレエ音楽「眠りの森の美女」:長靴をはいた猫と白い猫(第3幕)Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー: バレエ音楽「眠りの森の美女」 – 長靴をはいた猫と白い猫[ナクソス・クラシック・キュレーション #ファンタジー]
バレエ音楽「眠りの森の美女」:長靴をはいた猫と白い猫(第3幕)Pyotr Tchaikovsky

ハロウィンのいたずらっぽい雰囲気を盛り上げる、コミカルな一曲はいかがでしょうか。

いくつものバレエ音楽の名作を生んだピョートル・チャイコフスキーが手掛けた、バレエ組曲『眠りの森の美女』に収められている作品です。

本作は、おとぎ話の登場人物である2匹の猫がじゃれ合ったり、威嚇し合ったりする様子を音楽で見事に表現しています。

猫の鳴き声を模したようなフレーズや、俊敏な動きを感じさせるリズムは、まるで仮装したキャラクターが目の前で踊っているかのようで、聴いているだけで楽しくなってきますね。

この楽曲を含むバレエは1890年1月に初演されたもので、結婚式の祝宴という非日常的な舞台設定もハロウィンの雰囲気にぴったりです。

パーティーを彩るBGMとして流せば、不思議で愉快な夜を演出してくれますよ。