2007年の邦楽ヒット曲。ポジティブな空気が見えるヒットソングの魅力
2007年における日本の音楽シーン。
嵐やEXILEといったグループ人気はもちろん、コブクロや絢香さんとのコラボ、秋川雅史さんなど多彩なアーティストが音楽チャートをにぎわせ、幅広い世代に愛される楽曲が数多く生まれました。
デジタル配信が本格化し始め、新しい音楽の楽しみ方と交差する転換点でもあったのではないでしょうか。
今もカラオケでよく歌われ盛り上がる楽曲の多さも印象的ですね。
それでは、2007年に日本中を魅了したヒット曲の数々を振り返っていきましょう!
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2007年の邦楽ヒット曲。ポジティブな空気が見えるヒットソングの魅力(1〜10)
Baby Don’t Cry安室奈美恵

つらい日々が続いていたり、ふと孤独を感じてしまうとき、グッと心に響く1曲です。
幅広い世代から愛された歌姫、安室奈美恵さんのシングルで、2007年1月にリリースされました。
この楽曲はドラマ『ヒミツの花園』の主題歌に起用されたので、ご存じの方も多いでしょう。
切なくも温かいミディアムテンポの曲調で、どんなときも「一人じゃないよ」と語りかけてくれるようなメッセージが心を楽にしてくれます。
悲しみに寄り添い、希望を信じて前に進む力をくれる本作は、まるで親友が隣で優しく励ましてくれるかのよう。
新しい一歩を踏み出す勇気がほしい、そんなときに聴きたいお守りのようなナンバーです。
明日晴れるかな桑田佳祐

壮大なピアノとストリングスによる広がりを感じさせるアンサンブルが胸を震わせますよね。
サザンオールスターズのフロントマンとしても活躍するシンガーソングライターの桑田佳祐さんが、約5年ぶりのソロシングルとして2007年5月に公開した作品です。
テレビドラマ『プロポーズ大作戦』の主題歌として起用され、多くの人の記憶に残っているかもしれませんね。
過去を憂いながらも、ささやかな希望を未来に託す叙情的な歌詞が、桑田さんならではの抑揚あるメロディに乗って心に深く響きます。
人生に立ち止まってしまったとき、この曲がそっと背中を押し、明日へ向かう小さな勇気をくれる。
そんな温かさに満ちた、J-POP史に残るバラードナンバーです。
Lovin’ LifeFUNKY MONKEY BABYS

ヒップホップとポップスを融合させた音楽ユニット、FUNKY MONKEY BABYSの4枚目のシングル曲。
2007年1月に世に出た本作は、発売から6週目でチャートTOP10入りを果たすロングヒットとなり、彼らの人気を不動のものにしました。
ありふれた日常に隠れた小さな幸せや、大切な人とともに過ごす時間の尊さを描いた歌詞は、聴く人の心を温かく満たしてくれます。
キャッチーなメロディと心地よいラップが織りなすポジティブな空気感は、まさに人生の応援歌のようですね。
アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ2』にも収録されており、読売ジャイアンツの脇谷亮太選手の2007年のテーマ曲にも起用されました。
何気ない毎日を愛おしく感じさせてくれるナンバーです。
2007年の邦楽ヒット曲。ポジティブな空気が見えるヒットソングの魅力(11〜20)
CHU-LIP大塚愛

キュートな楽曲から切ないバラードまで、その表現力の広さで数々の名曲を生み出してきたシンガーソングライター、大塚愛さん。
2007年2月に発売された14枚目のシングルで、チューリップと唇へのキスを掛け合わせた遊び心あふれるポップチューンです。
TBS系ドラマ『きらきら研修医』の主題歌に起用され、同年末の『第58回紅白歌合戦』でも披露されましたよね。
本作は、恋のときめきを遺伝子レベルで探るようなユニークな視点の歌詞と、思わず体が動いてしまう弾むようなサウンドが魅力的です。
ライブでおなじみの振り付けで、誰かと一緒に歌って踊りたくなる、2007年を象徴するハッピーなナンバーです。
睡蓮花湘南乃風

4つの異なる個性がぶつかり合い、融合することで生まれるパワフルなグルーヴが魅力の、湘南乃風の6作目となるシングル曲です。
カリブ海の伝統音楽であるソカを大胆に取り入れた情熱的なビートと、畳みかけるようなマイクリレーがテンションを上げてくれますよね。
本作は、泥の中から美しい花を咲かせる睡蓮に、困難を乗り越え強く生き抜く希望を重ねています。
2007年6月に発売され、オリコン週間チャートで最高2位を記録しました。
「歌唱消費カロリーの高いカラオケソングランキング」で1位に輝いたことも納得の、夏のイベントやカラオケで思いきり弾けたい時にピッタリのアッパーチューンではないでしょうか。
大阪LOVERDREAMS COME TRUE

遠距離恋愛中の恋人に会うため、大阪へ向かう高揚感がダイレクトに伝わってくるナンバー。
2007年3月に発売されたDREAMS COME TRUEの38枚目のシングルで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションのテーマソングとしておなじみでしたよね。
この楽曲は、会えないもどかしさと再会への期待が入り混じる複雑な心境を、ダンサブルな4つ打ちのビートに乗せて表現しています。
ちょっと背伸びした感じがする大阪弁のフレーズが、主人公のいじらしさを引き立てていてとてもキュートですね。
本作はアルバム『AND I LOVE YOU』にも収録。
好きな人に会う前のドキドキ感を、さらに盛り上げてくれる1曲ではないでしょうか。
道EXILE

卒業ソングの定番として愛されている、EXILEの感動的なバラードです。
2007年2月に23枚目のシングルとして世に出たこの楽曲は、オリコン史上1000曲目の1位という記念すべき作品となりました。
旅立ちの季節に誰もが感じる、希望と一抹の寂しさが織りなす繊細な心情が描かれていますよね。
大切な仲間との別れは切ないけれど、ともに過ごした時間への感謝と、未来へ踏み出す勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
ATSUSHIさんとTAKAHIROさんが織りなす美しいハーモニーが、その温かい気持ちを優しく包み込んでくれますね。
日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』のテーマソングやドラマ『卒うた』の題材にも起用されました。
門出を迎える人の心にそっと寄り添ってくれる1曲です。





