【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲
2013年の日本の音楽シーンは、まさに「多様性」と「現象」の年でした。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の大ヒットにより、挿入歌『潮騒のメモリー』や主題歌が社会現象となり、80年代アイドル歌謡のリバイバルブームが到来。
一方でAKB48グループをはじめとするアイドル戦国時代は最盛期を迎え、『恋するフォーチュンクッキー』が国民的ダンスソングとなりました。
ロックバンドシーンではSEKAI NO OWARIやクリープハイプたちが台頭し、新しい才能が次々と開花。
配信市場の拡大も進み、音楽の聴かれ方が大きく変化し始めた転換期でもありました。
本記事では、音楽賞に輝いたような作品から、カラオケで歌われ続けた名曲まで、2013年を彩ったヒットソングを振り返ります。
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【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲(1〜10)
ミュージックNEW!サカナクション

2013年1月にドラマ『dinner』の主題歌として話題を呼んだシングル曲は、「なぜ自分たちは音楽をつくるのか」という山口一郎さんの内省が、ドラマが描く職人のプロフェッショナリズムと共鳴する稀有な作品です。
500円のワンコインシングルという企画性と、家のアパートで録ったささやき声のボーカル、テクノとバンドサウンドが絡み合うダンスロックの進化形が印象的ですよね。
歌詞には説明を排し、無意識に浮かぶ言葉を核に据えることで解釈の余白が生まれ、クラブ的なグルーヴと内省的なメッセージが同居しています。
アルバム『sakanaction』にも収録され、年末のNHK紅白歌合戦でも歌唱されたこの楽曲は、音楽と向き合う日々に迷いを感じる時に聴いてほしいナンバーです。
恋する季節NEW!ナオト・インティライミ

春の訪れとともに芽生える恋心を、眩しいほどのみずみずしさで描いたJ-POPナンバー。
キリンビール「氷結」のCMソングとして書き下ろされた本作は、2013年4月にリリースされ、Billboard JAPAN HOT 100で週間1位を獲得しました。
新しい季節がもたらす高揚感とときめきを、軽快なリズムとストリングス、シンセを織り交ぜた明快なサウンドで表現していますね。
サビ頭から一気に視界が開けるようなメロディ設計は、ナオト・インティライミさん本人が作詞作曲を手がけ、久保田真悟さん(Jazzin’park)が編曲を担当。
切なさとあたたかさが同居する歌詞に心を打たれずにはいられません。
アルバム『Nice catch the moment !』に収録され、配信ダブル・プラチナ認定を達成した本作は、新しい出会いに胸を躍らせている方にぜひ聴いてほしい、希望に満ちた1曲です。
ガールズルールNEW!乃木坂46

2013年7月に6枚目のシングルとしてリリースされた本作は、白石麻衣さんが初めてセンターポジションを務めたことで大きな注目を集めた作品です。
楽天のCMソングや日本テレビ系バラエティ番組『NOGIBINGO!』のオープニングテーマにも起用され、オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得しました。
茨城県の廃校で撮影されたミュージックビデオは、プールを守ろうとする生徒たちの姿を描いたドラマチックな内容で話題に。
夏にぴったりな勢いで、女子だけで集まって思いっきり盛り上がりたいときや、学生時代の友情を懐かしみたいときにぴったりなナンバーです。
【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲(11〜20)
EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~NEW!EXILE

2013年4月にリリースされた41枚目のシングルで、ドームツアーのテーマソングとして位置づけられたこの楽曲。
久光製薬のCMソングをはじめ、富士通やトヨタのタイアップにも起用され、「前進」を象徴する映像とともに多方面で展開されました。
ATSUSHIさんによる歌詞は「この世界を愛するため」という真っすぐなメッセージを掲げ、逆境を乗り越える覚悟と連帯を高らかに歌い上げます。
力強いコーラスワークとストリングス、ブラスが高揚感を積み上げる王道のダンスポップアレンジで、シンガロングを誘う旋律がライブの一体感を最大化。
初動56万枚を記録し、累計でミリオンを突破。
第55回日本レコード大賞では4度目の大賞受賞を果たし、グループの国民的な評価を決定づけた記念碑的な作品です。
Joy!!NEW!SMAP

2013年6月にリリースされたSMAPの通算50枚目のシングル表題曲は、ドラマ『幽かな彼女』の主題歌として広く親しまれました。
作詞作曲を担当したのは赤い公園の津野米咲さんで、編曲には菅野よう子さんが参加。
日常の停滞を吹き飛ばして前へ進もうというポジティブなメッセージが、キャッチーな8ビートとブラスの高揚感に乗せて力強く響きます。
初週32.8万枚を記録してオリコン週間1位を獲得し、デビュー曲から50作連続TOP10入りという史上初の快挙を達成しました。
みんなで踊れる祝祭的なサウンドは、元気を出したい時や新しいことに挑戦する時にピッタリの応援ソングです。
ミラクルNEW!miwa

陽射しが降りそそぐ季節にピッタリな夏の恋心を描いた楽曲です。
2013年4月に資生堂SEA BREEZEのCMソングとしてリリースされ、高校生の青春をテーマにした映像とともに話題を集めました。
サンバ調のリズムとパーカッションが彩る軽快なサウンドに、miwaさんの透明感ある歌声が重なり、夏のときめきを鮮やかに表現しています。
揺れ動く気持ちや新しい出会いへの期待がみずみずしくつづられたリリックは、恋に飛び込む勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
本作を収録したアルバム『Delight』はコン週間チャート1位を獲得し、日本レコード協会からゴールド認定を受けています。
夏の始まりにワクワクしたい方や、青春時代を思い出したい方にオススメのキュートなサマーチューンです。
スターラブレイションNEW!ケラケラ

2013年にリリースされた楽曲で、ドラマ『ラスト♡シンデレラ』の主題歌に起用されたケラケラの2作目のシングル曲です。
不器用ながらも前向きに生きる女性の姿を描いたこの曲は、明るくキャッチーなメロディと力強い歌詞が魅力。
泣き笑いしながらも踏み出していく勇気や、弱さを超えて輝く笑顔といったメッセージが心に響きます。
MEMEさんの透明感あふれる歌声とアップテンポなサウンドが心地よく、日本レコード協会からプラチナ認定を受けるほどの人気を博しました。
前向きな気持ちになりたいときや、友達とのカラオケで盛り上がりたいときにピッタリの1曲ですね。





