【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲
2013年の日本の音楽シーンは、まさに「多様性」と「現象」の年でした。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の大ヒットにより、挿入歌『潮騒のメモリー』や主題歌が社会現象となり、80年代アイドル歌謡のリバイバルブームが到来。
一方でAKB48グループをはじめとするアイドル戦国時代は最盛期を迎え、『恋するフォーチュンクッキー』が国民的ダンスソングとなりました。
ロックバンドシーンではSEKAI NO OWARIやクリープハイプたちが台頭し、新しい才能が次々と開花。
配信市場の拡大も進み、音楽の聴かれ方が大きく変化し始めた転換期でもありました。
本記事では、音楽賞に輝いたような作品から、カラオケで歌われ続けた名曲まで、2013年を彩ったヒットソングを振り返ります。
- 2014年の邦楽ヒット曲。おすすめの名曲、人気曲
 - 2012年ヒット曲ランキング!懐かしの名曲を一挙紹介します
 - 2015年の邦楽ヒット曲。おすすめの名曲、人気曲
 - 平成のかっこいい曲。時代を盛り上げたヒットソング
 - 【2000年代の邦楽】リバイバルも!J-POPヒット曲特集
 - 2001年の邦楽ヒット曲。おすすめの名曲、人気曲
 - 【2010年のヒット曲】懐かしの邦楽ソングを一挙紹介!
 - 2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期
 - 【忘年会・カラオケの選曲にも】今年2023年に流行ったアニソン
 - 2011年を彩ったヒット曲!あの頃を思い出す名曲
 - 【2010年-2019年】人気ドラマの主題歌を一挙紹介
 - 2020年に流行った曲。令和2年のヒットソングまとめ
 - クリープハイプの名曲・人気曲
 
【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲(11〜20)
ピースとハイライトNEW!サザンオールスターズ

2013年8月、約5年ぶりの復活作として放たれた本作は、デビュー35周年の節目にふさわしい社会派ポップナンバーです。
軽快なロックサウンドにホーンセクションが華を添え、近隣諸国との緊張や歴史認識のもつれを俯瞰する歌詞が特徴的。
過去から学び互いの良さを知ることで和解と平和へ向かうメッセージが込められており、フォルクスワーゲンのCMソングとしても起用されました。
オリコン週間1位を獲得し、1980年代から2010年代まで4つの年代でシングル首位という史上初の快挙を達成。
社会の動きに敏感でありながら、日常を大切にしたい方へ寄り添う1曲です。
冬物語NEW!三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

2013年の音楽シーンがグループ人気の最盛期を迎えるなか、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが同年10月にリリースした本作は、澄んだピアノとストリングスで冬の情景を描き出すバラードです。
離れゆく恋人への思いを雪やイルミネーションに重ね、温かく包み込むような歌詞が印象的。
日本テレビ系『PON!』11月度エンディングテーマとして起用されたほか、ハウステンボス「光の王国篇」やモイスト・ダイアンのCMソングとしても流れ、オリコン週間2位を記録しました。
大切な人と過ごす静かな夜や、年末のカラオケで歌いたいウィンターソングとしてオススメです。
潮騒のメモリーNEW!天野春子(小泉今日子)

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の劇中で、かつてアイドルを夢見た母親の春子が若き日に歌ったという設定で制作されたこの挿入歌。
80年代歌謡曲のエッセンスを現代的に昇華させたサウンドに、脚本家の宮藤官九郎さんが紡いだ切ない恋心が乗せられています。
ドラマの物語と呼応しながら、誰もが経験したような初恋の記憶を呼び起こす歌詞が胸に迫りますよね。
2013年7月にシングルとしてリリースされ、オリコンで最高2位を記録。
年末の紅白歌合戦では劇中の歌唱者たちがリレー形式で披露し、大きな話題を呼びました。
ノスタルジックな気分に浸りたいとき、あるいは懐かしい青春の日々を思い出したいときにカラオケで歌ってほしい名曲です。
太陽の女神NEW!家入レオ

2013年の秋、月9ドラマ『海の上の診療所』の主題歌として書き下ろされたこの作品は、瀬戸内海を舞台に研修医が島々を巡りながら成長する物語と響き合うミディアムナンバーです。
当初はギター主体の構想でしたが、最終的にピアノを核にしたアレンジへと舵を切ったことで、家入レオさんの真っすぐな歌声がより際立つ仕上がりになりました。
歌詞には「あなたは太陽のように私を照らす」という視座が貫かれ、自己主張から一歩引いた眼差しで他者を思う成熟が表れています。
5枚目のシングルとして同年11月にリリースされ、オリコン週間7位を記録。
第55回日本レコード大賞の優秀作品賞にも選ばれました。
大切な人への感謝を静かに見つめ直したいとき、心に寄り添ってくれる1曲です。
誕生日には真白な百合をNEW!福山雅治

2013年4月に発売された福山雅治さんの30枚目のシングルは、親子の絆を描いた珠玉のバラードです。
TBS系日曜劇場『とんび』の主題歌として書き下ろされた本作は、前作『家族になろうよ』が親から子への愛を描いたのに対し、成長した子から親への感謝を歌っています。
かつて煩わしく感じていた家族の声、飛び出した故郷。
しかし年月を重ねるうちに気づく親の深い愛情と、自分に込められた名前の意味。
誕生日という特別な日に照れずに伝える「産んでくれて、ありがとう」という言葉が胸を打ちます。
南米の民族楽器サンポーニャの音色が、楽曲に温かな深みを添えています。
オリコン週間チャートで初登場1位を獲得した本作は、親と離れて暮らす方や、素直に感謝を伝えたい方にオススメの1曲です。
Preserved RosesNEW!T.M.Revolution × 水樹奈々

アニメソング界を代表する西川貴教さんと水樹奈々さんによる夢のコラボレーション。
2013年5月に『革命機ヴァルヴレイヴ』のオープニングテーマとしてリリースされ、初週11.5万枚の売上で初登場2位を記録しました。
作曲を浅倉大介さんが担当しており、アルゼンチンタンゴの情熱的なリズムとエレクトロニックロックが融合した独特のサウンドが魅力です。
永遠に閉じ込められた感情や記憶を薔薇に例えた歌詞は、アニメの世界観とリンクしながら、はかなさと強さが共存する人間の内面を表現しています。
2人の圧倒的な歌唱力が重なり合う瞬間は圧巻で、聴く者の胸に熱い感情を呼び起こします。
エネルギッシュな音楽に鼓舞されたいとき、気持ちを奮い立たせたいときにオススメの1曲です。
【2013年の邦楽ヒット曲】あまちゃんブーム&グループ人気とバンドシーンを彩った名曲(21〜30)
カモネギックスNMB48

このグループを含めたAKB関連のアイドル達は、秋元康氏が曲を作っていると思いますが、正直適当に作った曲も多いと思います。
この曲もメロディは良くても、タイトルセンスが絶望的だと思い、そこが唯一残念です。





