アニメ『犬夜叉』を彩った名曲。主題歌・挿入歌全まとめ【TVシリーズ&映画】
高橋留美子さん原作の人気アニメ『犬夜叉』は、戦国時代を舞台にした壮大な冒険ファンタジーとして多くのファンを魅了してきました。
物語の感動をさらに深めたのが、数々の名曲たち。
V6やBoA、Do As Infinityなど、エイベックスを中心とした豪華アーティストが手がけた主題歌は今も色あせない魅力があります。
本記事では、TVアニメシリーズのオープニング・エンディングテーマから、劇場版主題歌、さらに物語を彩った挿入歌まで、『犬夜叉』の世界観を音楽面から支えた楽曲を一挙にご紹介します。
アニメ『犬夜叉』を彩った名曲。主題歌・挿入歌全まとめ【TVシリーズ&映画】(1〜10)
終わりない夢相川七瀬

アニメ第3期のオープニングとして作品に彩りを添えた、相川七瀬さんの力強いロックナンバー。
2002年6月にリリースされた本作は、ハスキーでパワフルなボーカルが際立つ疾走感あふれるナンバーに仕上がっています。
歌詞は相川さん自身が手がけ、旅路、希望、誓いといったモチーフを通じて2人の未来を追いかける物語を描いています。
作曲は元al.ni.coの柴崎浩さん、編曲はKANAMEさんが担当し、メロディアスかつ高揚感のあるサウンドが『犬夜叉』の世界観と見事に調和しました。
オリコン週間チャート14位を記録したあと、ベストアルバム『ID:2』にも収録され、シリーズ主題歌の代表格として語り継がれています。
戦国ファンタジーの冒険に心躍らせたい方へオススメの1曲です。
卒業 〜さよならは明日のために〜 (ONE VERSION)タッキー&翼
デビューシングルのカップリングとして2003年にリリースされたタッキー&翼のバラードを、『犬夜叉』の劇伴作家の和田薫さんが再アレンジした特別版です。
アルバム『Twenty Two』に収録され、第124話の桔梗をめぐる物語の核心で挿入歌として使用されました。
別れを受け入れながらも祈りを届けようとする歌詞が、オーケストラの厚みによって胸に迫ります。
卒業や大切な人との別れを経験した人にぜひ聴いてほしい1曲です。
原曲はオリンパスCMソングとして広く知られていますが、本作はアニメの感動的な場面と共鳴する仕上がりになっています。
イタズラなKISSday after tomorrow

戦国時代を舞台にした壮大なファンタジーアニメ『犬夜叉』には、切ないバラードが多く起用されてきましたが、そんな中でひときわ異彩を放つポップなエンディングテーマがあります!
day after tomorrowが手がけたこの楽曲は、misonoさんの明るく伸びやかな歌声と跳ねるようなビートが印象的。
恋するときめきをストレートに歌った歌詞は、アニメの重厚な物語とのコントラストを生み出しています。
2003年に発売されたシングル『DAY STAR』に収録され、オリコン週間6位を記録しました。
第109話から第127話まで使用され、番組のエンディングに爽やかな風を吹き込んだ1曲です。
明るい気持ちになりたいときや、2000年代のJ-POPを懐かしみたい方にピッタリですよ!
愛の謳Every Little Thing

劇場版『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』のエンディングで流れたこの楽曲は、戦国の世を舞台にした壮大な物語の余韻を優しく包み込む祈りのバラードです。
持田香織さんの透明感あふれる歌声にのせて、大地と野と心それぞれに力と花と愛を願う言葉が紡がれていきます。
自分の弱さを認めながらも今すぐ愛に生きようと決意する姿が描かれ、映画のテーマである時代を越える思いと見事に重なり合います。
2003年3月に発売されたアルバム『Many Pieces』に収録され、アコースティックギターとストリングスが織りなす音の広がりが心に染み入ります。
大切な人との絆を見つめ直したいとき、そっと背中を押してくれる1曲です。
Come安室奈美恵

2003年10月にダブルA面シングルとして発売された安室奈美恵さんの楽曲は、『犬夜叉』第128話から第146話までのエンディングテーマに起用されました。
エレクトロポップを基調とした都会的なサウンドと、安室さんの低音域を生かしたボーカルが印象的です。
海外作家によるメロディに日本語詞を巧みに乗せた仕上がりで、サビの上昇感が物語の登場人物たちの複雑な関係性を映し出しています。
戦国時代を舞台にした冒険ファンタジーの世界観に、スタイリッシュなダンスポップが新鮮な風を吹き込みました。
アニメファンはもちろん、2000年代前半の洗練されたJ-POPサウンドを懐かしみたい方にもオススメの1曲です。
One Day, One Dreamタッキー&翼

『犬夜叉』の5代目オープニングテーマとして起用された、タッキー&翼さんの楽曲です。
幻想的なメロディから始まり、明るく元気が出るような曲調へと変化していく構成が印象的。
2002年にデビューした男性アイドルデュオによる、疾走感あふれるポップチューンです。
アニメの世界観にぴったりとマッチした歌詞と曲調で、物語の展開を盛り上げています。
夢や目標に向かって頑張っている方や、もう一花咲かせようと奮起されている方に送りたい、爽やかな応援歌。
本作を聴くと、きっと勇気がわいてくるはずです。
Grip!Every Little Thing

ELTの熱気とエネルギーに満ちたアップテンポの1曲。
『犬夜叉』のオープニングテーマとして使用され、アニメファンの間でも広く親しまれています。
夢や希望、そして現実社会との格闘をテーマにした歌詞は、自分たちの周りにある日常の中で、本当に大切なものは何かを問いかけています。
2003年3月にリリースされたこの楽曲は、ライブパフォーマンスでも頻繁に披露され、ファンにとってのハイライトの1つとなっています。
現実社会の中で生きる私たち自身が直面する挑戦に立ち向かう勇気をくれる、そんな1曲です。







