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【演歌界の女王】石川さゆりの歌いやすい曲まとめ【2025】

15歳でアイドルとしてデビューを果たすも演歌歌手へと転身、1977年にリリースした演歌史に残る名曲『津軽海峡・冬景色』を大ヒットさせて瞬く間に人気演歌歌手へと駆け上がった石川さゆりさん。

その後も多くの名曲を歌い「演歌界の女王」として名をはせながら、ポップス調の楽曲にも挑戦するなどさまざまなジャンルでその美声と歌唱力を発揮されていますよね。

石川さんの曲はカラオケでも当然ながら大人気ですが、今回は特に演歌初心者の方に向けて石川さんの曲の中でも歌いやすい曲をリサーチ、往年のヒット曲から令和以降にリリースされた曲も含めて紹介します!

【演歌界の女王】石川さゆりの歌いやすい曲まとめ【2025】

ウイスキーが、お好きでしょ石川さゆり

演歌歌手としての石川さゆりさんにあまり詳しくない……という方でも、この曲はどこかで耳にしたことがあるはず。

1991年に石川さんがSAYURI名義でリリースされたシングル曲『ウイスキーが、お好きでしょ』は、数えきれないほどのJ-POPの名曲はもちろんCMソングも多く手掛けている杉真理さんが作曲を担い、ジャズボーカル風の楽曲は演歌歌手としては異例の楽曲だったのですね。

2000年代後半にサントリー角瓶のCMソングとして起用されて以来、同CMの看板ソングとしてゴスペラーズや竹内まりやさんといったアーティストたちのカバー曲も使用されるなど知名度の高い楽曲ですが石川さんの曲だったとは知らなかった方もいるかもしれません。

演歌とはまた違った難しさがあるタイプの曲ではありますが、しゃれた楽曲の雰囲気に身を委ねながら、気持ち良く歌ってみるといいですよ。

越後瞽女(えちご ごぜ)石川さゆり

石川さゆり「越後瞽女(えちご ごぜ)」Music Video
越後瞽女(えちご ごぜ)石川さゆり

1970年代から活動を続け、令和の今も精力的に作品をリリースし続ける石川さゆりさん。

こちらの『越後瞽女(えちご ごぜ)』は2023年10月にリリースされたシングル曲で、2021年に亡くなった喜多條忠さんが石川さんのために生前書き下ろした詞ということでも話題を集めましたね。

瞽女に対する敬意を持って歌い上げる石川さんの歌唱と喜多さんの歌詞、浜圭介さんのどこか物悲しい旋律を聴いていると、厳しい旅路を行く瞽女たちの姿が目に浮かぶようです。

裏声と地声をシームレスに切り替える石川さんの歌唱をまねするのは正直難しいですが、強烈なこぶしやビブラートが登場するわけではなく、音域の幅は割合に狭めで伸びやかなメロディの前に息継ぎできるタイミングもあり、じっくりと練習することで歌いやすくなりますよ。

風の盆恋歌石川さゆり

演歌の大御所である石川さゆりさんが、高橋治さんの小説『風の盆恋歌』をテーマとしたなかにし礼さんの歌詞をしっとりと歌い上げる1989年リリースの名曲です。

いわゆるご当地ソングでもあり、同年の第31回日本レコード大賞を受賞するなど高く評価されました。

歌詞の内容は不倫というテーマでありながらなかにしさんの言葉選びは繊細で美しく、どろどろとした雰囲気を全く感じさせない石川さんの歌唱も見事ですよね。

こういう曲は高度な表現力を求められるのは事実ですが、演歌的なこぶしやビブラートは割合に控えめで、そういったテクニックに自身が無い方でも挑戦してみてほしいところ。

全体的にキーが高めながら音域の幅は比較的平均的ですから、高音が苦手な人はキーを調節してみてくださいね。

命燃やして石川さゆり

『津軽海峡・冬景色』や『能登半島』などのヒットで、すでに若手演歌歌手のスターとして活躍していた石川さゆりさんが1979年にリリースした楽曲『命燃やして』。

前年の『火の国へ』に続いて紅白歌合戦への出場を決めた曲でもあり、カラオケ人気も高い名曲ですよね。

演歌と歌謡曲の間といった雰囲気の曲で、当時21歳の石川さんの歌唱はまだ初々しさが残りますね。

複雑なメロディ展開はなく、歌詞も含めてとても覚えやすい曲ですからカラオケで歌うにはぴったりの曲と言えるでしょう。

演歌はもちろん、昭和歌謡がお好きな方にもぜひ挑戦してもらいたいですね!

波止場しぐれ石川さゆり

1985年にリリースされたシングル曲『波止場しぐれ』は、香川県は小豆島にある土庄港を舞台とするご当地ソングで、第27回日本レコード大賞の受賞や第36回NHK紅白歌合戦での歌唱など、結婚や長女の出産といった経験を経た石川さんにとっては大人の演歌歌手へと成長する転機となった名曲ですね。

1992年には香川県小豆郡土庄町に記念碑が、2012年には作詞を手掛けた吉岡治さんの顕彰碑も小豆島に建立されたことでも知られています。

カラオケでも大人気のこの曲は人情あふれる王道の演歌といった雰囲気で、演歌を歌い慣れている人であれば難なく歌いこなせるでしょう。

盛り上がるごとに少しずつ音が高くなって、ぐっと低い音からまた高くなるメロディで音程を外さないように注意してじっくりと歌い上げましょう!