【1月】2歳児向けの製作アイデア。お正月や冬を感じられる作品
お正月遊びや雪遊びなど、冬のイベントが楽しめる1月は、子供たちが伝統的な行事に触れる大切な季節ですね。
そこで、保育に活用できる1月のアイデアをお探しの方もおられるでしょう。
この記事では、2歳児さんに向けた1月にぴったりな作品のアイデアをまとめました。
獅子舞やだるま、羽子板などのアイテムを作るもよし、冬を感じられるものを作るのもいいでしょう。
イラストを描いたり、紙をペタペタと貼り付ける工程も楽しめる1月の作品を、ぜひ子供たちと作ってみてくださいね。
子供たちの自由な発想が広がる作品のアイデアを中心に紹介しているので、本文では「製作」ではなく「制作」と表記しています。
【1月】2歳児向けの製作アイデア。お正月や冬を感じられる作品(11〜20)
デカルコマニーでつくるだるま
みなさんはデカルコマニーを知っていますか。
フランス語で転写するという意味の言葉からきているこの技法は絵の具の固さによって作品の風合いが変わります。
ここではだるまの絵をでかるこまにーを使って作ってみます。
半分に折った紙の半分側だけに絵を描きそれを折りたたみます。
折りたたんだら手でやさしくなでて開いてみましょう。
思ってもみなかった模様があらわれるのがこの手法の楽しさです。
開いたらだるまの顔をのりではって完成です。
凧あげ風制作
お正月によく見かける獅子舞。
今回はこれをたこに仕上げてみましょう。
廃材を使ってスタンプを作り、獅子舞の模様にします。
スタンプをペタペタ押すのはとても楽しく、とても盛り上がりそうです。
廃材スタンプはトイレットペーパーやラップの芯などを切り、間に新聞紙をはさんでグルグルと丸めます。
獅子舞の顔のパーツは大人が準備しておくといいですね。
一般的には濃い緑色に白の模様が浮かびますが、他の色合いで作っても思いのほかかわいく仕上がるかもしれません。
ペンギンの足形アート

足スタンプで子供と遊びながらできるかわいいペンギンの足型アートです。
使用するものは画用紙、折り紙、はさみ、のり、鉛筆、シール2種類、白い絵の具です。
両足に少量の水で溶かした濃いめの絵の具を子供に踏んでもらい、画用紙をしっかり踏んで色を付けます。
足の形全体が写るようにするのがポイントです。
シールを切り、くちばしの形にしたもの、目を書き入れたもの、足の形に切ったものを用意します。
足形をペンギンの形に切り取ったら、貼りつける台紙を作ります。
画用紙に青色の折り紙をちぎって張り付け、氷の足場に見立てていきます。
ペンギンを台紙に貼りつけたら、目、くちばし、足のシールを貼って完成です。
定期的に作ることで、子供の成長を感じる感慨深い作品になるかもしれませんよ。
牛乳パックで作る羽子板

1月の工作遊びにオススメ!
牛乳パックで作る羽子板です。
子供たちにぜひ伝統的なお正月遊びを体験してもらいましょう!
まず、牛乳パックを開き、底部分をカット。
半分に折って、羽子板の形にカットしたら、割り箸を内側に固定し、テープで貼り合わせれば完成です。
好きなようにデコレーションしたり、その年の干支をあしらってもステキ!
また、羽は束にした毛糸にタコ糸を結んで作れるので、ぜひお試してみてください。
この制作が終わったら、子供たち同士や先生、保護者の方と一緒に羽をついて遊んでみましょうね!
画用紙で作る絵馬

日本ならではの風習として、神様へお願い事をする時に書く絵馬がありますよね。
お正月は子供たちがこのような伝統的な風習に触れるよい機会ですので、絵馬を手作りしてみてはいかがでしょうか?
作り方は、画用紙を絵馬の形にカットしその年の干支などを装飾するだけ!
2歳児さんが取り組むのであれば、干支の周りに指スタンプで模様を付けてもいいですね。
仕上げに絵馬のトップに穴をあけてヒモを通せば完成。
1月の壁面飾りにも活用できますので、ぜひ子供たちの作品を飾って寒い季節を暖かい気持ちで乗り切りましょう!
毛糸通し

毛糸通しは知育遊びとしても知られており、子供たちの指先の発達や集中力を育むのにもオススメなんです!
1月の制作に毛糸通しを取り入れるのであれば、ボール紙などに1月をテーマとしたイラストを描いておき、目打ちなどで穴をあけて、その穴に子供たちに毛糸を通して遊んでもらいましょう!
また、毛糸を通す際、モールなどを針の代わりに使うと子供たちが安全にこの遊びに取り組めます。
自由に毛糸を穴に通していくことで、想像力も育めるのではないでしょうか。
【1月】2歳児向けの製作アイデア。お正月や冬を感じられる作品(21〜30)
花紙で作る雪だるま

お花紙を使って、かわいらしい雪だるまを作りましょう!
2歳児さんが挑戦できるシンプルな作り方が魅力ですよ。
まず、お花紙を複数枚用意し、縦に裂いていきます。
続いて、裂いたお花紙をビニール袋に詰め、口を結びましょう。
最後に袋の両端を丸め、中心をモールで結んで形を整え、目や口をあしらったら完成!
雪だるまの顔や装飾は丸シールを活用すると、2歳児さんが取り組みやすいのではないでしょうか。
ぜひ試してみてくださいね。