邦楽の名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
日本の音楽シーンには、時代を超えて多くの人々の心に響き続ける素晴らしい名盤が数多く存在します。
流行に左右されない普遍的な魅力を持ち、今なお色褪せることのない名作の数々。
皆さんも心に残る思い出の1枚があるのではないでしょうか?
音楽の価値は一人一人の記憶や感性によって異なりますが、多くのリスナーが認める邦楽の名盤には、確かな魅力が詰まっています。
この記事では、時代を超えて愛され続ける日本の音楽の中から、世代を問わずとっておきの名盤をご紹介していきます。
邦楽の名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
花火aiko

恋愛の喜びや切なさを繊細な言葉で紡ぎ、多くのファンの心に寄り添ってきたaikoさん。
2000年発売の『桜の木の下』は、ミリオンセラーを記録し、彼女の名を不動のものにした金字塔的アルバムです。
『花火』や『カブトムシ』といった代表曲が収録され、J-POPを基調にジャズやロックの要素を融合させた音楽性は、日本ゴールドディスク大賞を受賞するなど高く評価されました。
「捨て曲がない」「歌詞に共感しかない」など、恋愛のあらゆる瞬間を切り取った世界観と、一度聴けば忘れられないメロディに多くの人が夢中になった名盤。
恋する心のドキドキや切なさを思い出させてくれるような本作品は、いつ聴いても色あせない魅力にあふれています。
痛いよ清竜人

「痛切な告白に胸をえぐられる」と多くのリスナーを揺さぶった、シンガーソングライター清竜人さんのセカンドアルバムです。
20歳という若さで発表されたこの作品は、自身の内面世界と深く向き合った叫びが詰め込まれています。
アコースティックな美しいメロディはもちろん、激情的なロックや演劇的なポップスまで多彩なサウンドも印象的!
若さゆえの焦燥や存在意義への問いかけを描いた鋭利な歌詞はきっと、どうしようもない孤独や葛藤を抱える方の心に深く刺さるはずです。
剥き出しの感情がぶつかってくるような、ヒリヒリとした世界観にただただ圧倒されます。
何も言えなくて…夏

トレンディードラマ全盛期、1990年代前半のテレビ界を彩った究極のラヴ・バラード集です。
ドラマ主題歌だったCHAGE and ASKAの『SAY YES』や米米CLUBの『君がいるだけで』などの美しいバラードは、今もなおカラオケの定番として君臨する人気曲。
時代が変わっても色あせない心地よいメロディと心に刺さる歌詞を耳にしながら、青春の思い出とともに口ずさんでみてはいかがですか?
ストレートに胸にグッとくるバラードは、若い世代にとっては新鮮に感じるかもしれませんね。
君の街までASIAN KUNG-FU GENERATION

2004年10月リリースのアルバム『ソルファ』は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表作として知られています。
特徴的な響きを持った後藤正文さんの歌声と、バンド全体の高い演奏力が魅力的です。
とくに『リライト』はアニメ『鋼の錬金術師』の主題歌に選ばれ、バンドの代表曲となりました。
アルバムにはインディーロックの要素が詰まっており、エモーショナルな歌詞とエネルギッシュな演奏が特徴的です。
青春時代を思い出したい方や、心に響く歌詞を求める方にオススメの一枚です。
うっせぇわAdo

デビュー作から社会現象を巻き起こしたAdoさんのメジャーデビューアルバム。
全14曲収録の本作は、2022年1月にリリースされ、オリコン年間アルバムチャート1位を獲得しました。
GigaさんやTeddyLoidさんなど、豪華プロデューサー陣を迎えて制作されたこのアルバムは、J-POPやロックの要素を取り入れた楽曲が特徴的です。
圧倒的な歌唱力とシニカルな歌詞が織りなす世界観は、聴く人の心をつかんで離しません。
ストレス発散や気分転換したいときに、大音量で聴きたくなるアルバムですね。
B・BLUEBOØWY

80年代、日本のロックシーンを席巻したBOØWY。
彼らが1986年にリリースしたアルバム『BEAT EMOTION』はオリコンチャート初登場1位を記録した1枚です。
氷室京介さんの妖艶な歌声と布袋寅泰さんのテクニカルなギターが織りなす爽快感あふれるサウンドは、世代を超えて心に響くはずです。
ロック好きの方はもちろん、80年代の音楽に興味がある方にもオススメの一枚。
今なお色あせることのない名盤として多くのファンに愛され続けているこの名盤を、ぜひあらためて味わってみてください。
強く儚い者たちCocco

沖縄出身のシンガーソングライター、Coccoさんの2ndアルバム『クムイウタ』は、1998年5月にリリースされた名盤です。
オリコンウィークリーチャートで初登場1位を記録し、100万枚に迫るヒットを達成しました。
沖縄の方言で「子守唄」を意味するアルバムタイトルからも伝わる、独特の感性と詩的な歌詞が魅力的ですね。
J-POPとオルタナティブロックを融合したサウンドに、沖縄の文化や風景が反映された楽曲の数々は、深い感情と美しいメロディが印象的です。
本作に収録された『強く儚い者たち』はテレビドラマの主題歌としても使用され、Coccoさんの知名度を高めました。