邦楽の名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
日本の音楽シーンには、時代を超えて多くの人々の心に響き続ける素晴らしい名盤が数多く存在します。
流行に左右されない普遍的な魅力を持ち、今なお色褪せることのない名作の数々。
皆さんも心に残る思い出の1枚があるのではないでしょうか?
音楽の価値は一人一人の記憶や感性によって異なりますが、多くのリスナーが認める邦楽の名盤には、確かな魅力が詰まっています。
この記事では、時代を超えて愛され続ける日本の音楽の中から、世代を問わずとっておきの名盤をご紹介していきます。
邦楽の名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜10)
今夜はブギー・バック小沢健二

元フリッパーズ・ギターの小沢健二さんが1994年に発表した、ソロ2枚目の金字塔的アルバムです。
音楽雑誌で90年代邦楽アルバムの第1位に輝き、収録曲の多くがシングルやCMソングとしてお茶の間を彩りました。
ファンクやソウルを基調に、きらびやかなブラスやストリングスが躍るサウンドは、まるで幸福な夢を見ているかのよう。
発売から30年後には豪華メンバーによる再現ライブも開催され、その色あせない魅力が再証明されました。
アルバム全体を貫く圧倒的な多幸感と、日常の風景を魔法のように切り取った歌詞。
聴けばいつもの帰り道も、映画のワンシーンのように輝いて見える、そんな不思議な力を持つ1枚です。
完全感覚DreamerONE OK ROCK

「完全覚醒、飛躍の傑作!」とまで評されるONE OK ROCKの4thアルバムです!
メンバー脱退という逆境を乗り越え、新たに4人体制で作り上げた本作は、まさに彼らの再出発を刻んだロック・ドキュメンタリーのような作品。
『Wherever you are』がCMで大ヒットし、結婚式の定番曲にまでなったことからも、このアルバムが人々の心に与えた影響の大きさがうかがえます。
特定の層にこびず、音楽の本質を追求するという決意が、アグレッシブなサウンドから壮大なバラードまで全編にみなぎっているのかもしれません。
自分の道を信じて進みたい、そんな時に力強く背中を押してくれる1枚です!
まつり藤井風

CDショップ大賞で大賞を受賞し話題となった、シンガーソングライター藤井風さんの2ndアルバム。
YouTubeでのピアノ演奏から注目を集め、瞬く間にトップアーティストへと駆け上がった藤井風さんの、前作からさらに進化した音楽性が詰まった一枚です。
Honda『VEZEL』のCMソングでおなじみの『きらり』など、数々の大型タイアップ曲を収録。
ポップやR&B、ファンクを自在に行き来するグルーヴィーなサウンドが、聴く人の心を弾ませてくれます。
「すべてを愛し、すべてに仕えよ」というアルバム全体の温かいメッセージが、不安な心を優しく包み込み、そっと背中を押してくれる人生の応援歌のよう。
何気ない日常に彩りが欲しいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
邦楽の名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
ガッツだぜ!!ウルフルズ

「好きでよかった」と心から叫びたくなる、ウルフルズの金字塔といえる大名盤!
1996年に発売された3枚目のアルバムで、ミリオンセラーを記録しバンドを一気にスターダムへと押し上げました。
ソウルフルでパワフルなサウンドに乗せて、ストレートな愛情表現や人生賛歌を高らかに歌い上げる楽曲たちには、今聴いてもまったく色あせない魅力がありますよね?
うまくいかない日々に「ガッツだぜ!!」と励ましてくれたり、大切な人への思いを肯定してくれたり。
まっすぐな言葉で元気が欲しい、そんな方はぜひこの一枚を手に取ってみてくださいね!
丸ノ内サディスティック椎名林檎

1998年に鮮烈なデビューを飾った椎名林檎さんによる、あまりにも有名なファースト・アルバムです。
ロック、ジャズ、歌謡曲といった多様な音楽を背景に持つ彼女の才能が爆発した本作は、1999年の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
『歌舞伎町の女王』や『ここでキスして。』などヒット曲を収録し、CMやドラマで耳にした方も多いのではないでしょうか。
10代で書きためたという楽曲は、危ういほどの初期衝動と、20歳とは思えない卓越した表現力が見事に融合していますよね。
既存のJ-Popの常識を覆したこの衝撃は、今聴いてもまったく色あせることがありません。
型にはまった音楽に退屈している方の心に、深く刺さる一枚かもしれませんね。
青と夏Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEのアルバム『Attitude』は、彼らの音楽的な進化を象徴する作品ですね。
2019年10月にリリースされたこのアルバムは、バンドのキャリアにおける新たなマイルストーンとなりました。
ポップ、ロック、ファンク、ジャズなど、さまざまなジャンルを融合させた独自のサウンドが展開されています。
Mrs. GREEN APPLEの音楽性の幅広さと実験精神を感じられる一枚なので、新しい音楽の発見を求めている方にオススメです。
すてきなメロディーSUGAR BABE

永遠の輝きを放つ名盤『SONGS』。
1975年4月、日本のポップスシーンに革命を起こしたSUGAR BABEのデビュー作です。
洋楽の影響を色濃く受けながらも、独自の音楽性を追求した本作は、山下達郎さんや大貫妙子さんら、後の日本音楽界を代表する才能たちの原点とも言えるでしょう。
ポリリズミックな展開やラテンのリズムパターンを取り入れた斬新なアレンジは、今なお色あせることなく、リスナーの心をつかんで離しません。
音楽好きなら一度は聴いておきたい珠玉の一枚。
あなたも今夜、この名盤とともに音楽の魔法にかかってみませんか?