RAG Musicドラム入門
ドラムをもっと楽しむWebマガジン
search

日本の有名ドラマー

有名な楽器プレイヤーというと、ついつい海外ミュージシャンの名前が挙がりがちですが、国内にも素晴らしいプレイヤーがたくさんいらっしゃるんです!

その中でもこの記事では、有名で人気のある日本のドラマーをたくさん紹介していきますね!

類まれなリズム感でとんでもないグルーヴを生み出すドラマー、すさまじいスピードで次々とフレーズを繰り出すテクニックがあるドラマー、とにかく楽曲の魅力を引き立てるために裏方に徹するドラマーなど、その魅力はさまざま。

これから紹介するドラマーの中で、興味を持ったドラマーが居たら、ぜひ演奏しているところを見てみてくださいね!

日本の有名ドラマー(1〜20)

THE FINALShinya

【DIR EN GREY】THE FINALを叩いてみました【ドラム】
THE FINALShinya

ヴィジュアル系バンドDIR EN GREYのドラマーとして、1997年のバンド結成から活躍するShinyaさん。

激しいヘヴィメタルサウンドに欠かせない高度な技術と感情豊かな演奏で、国内外のファンを魅了し続けています。

DIR EN GREYの活動以外にも、ソロプロジェクト「SERAPH」を手がけており、クラシックやアンビエント、エレクトロニカなど幅広い音楽性を披露。

SERAPHでは、ミステリアスなピアニスト兼ボーカリストMoaとのデュオで、宗教的・哲学的なテーマを織り交ぜた荘厳で幻想的な世界観を作り上げています。

2022年2月には、SERAPHとして初の単独公演を開催。

映像や照明を駆使した圧巻のステージで観客を魅了しました。

重厚なサウンドと繊細な表現力を併せ持つShinyaさんの演奏は、ヘヴィな音楽はもちろん、幻想的な音楽世界にも興味がある方におすすめです。

アイドンビリーブマイ母性かほキッス

Otoboke Beaver – I am not maternal (​ア​イ​ド​ン​ビ​リ​ー​ブ​マ​イ​母​性​) (Live on KEXP)
アイドンビリーブマイ母性かほキッス

現在世界的な注目を集める女性4人組バンド、おとぼけビ〜バ〜のドラマー、かほキッスさんはバンドに新しいエネルギーを注入する存在です。

2018年に加入したかほさんは、それまでの音楽活動で培った独自のドラミングスタイルを武器に、バンドのリズムセクションで重要な役割を果たしています。

Otoboke Beaverは2009年に立命館大学の音楽サークルで結成され、パンクロックとガレージロックを融合した独自のスタイルで注目を集めてきました。

かほさんの加入後、海外の有名フェスティバルSXSW2019への出演やレッド・ホット・チリ・ペッパーズの北米ツアーの参加、2023年のグラストンベリー・フェスティバル参戦など目覚ましい活躍を見せる彼女たち、そしてかほさんのドラミングに要注目です!

LOVE ROCKETSクハラカズユキ

The Birthday – LOVE ROCKETS【MV】(映画『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌)
LOVE ROCKETSクハラカズユキ

日本のロックシーンに革命を起こしたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの元メンバーとして知られるクハラカズユキさん。

2005年から「The Birthday」のドラマーとして活躍し、力強い8ビートとリズミカルなフィルインで、バンドのサウンドを支え続けています。

ロック、パンク、ガレージロックを軸にした彼のドラミングは、バンドの音楽性を引き立てる職人的な技術が特徴です。

フジロックフェスティバルやロックインジャパンフェスティバルでの印象的なパフォーマンスは、多くのファンの記憶に刻まれています。

アルバム『Rollers Romantics』や『NOMAD』など、数々の作品を世に送り出してきたThe Birthdayの音楽は、クハラさんのグルーヴ感あふれるプレイなしには語れません。

個性的なキャラクターとしても親しまれる彼の魅力は、ロックファンはもちろん、ドラムに興味のある方にもおすすめです。

HELLO松浦匡希

Official髭男dism – HELLO[Official Video]
HELLO松浦匡希

日本が誇る人気バンド、Official髭男dismのドラマーとして活躍する松浦匡希さん。

島根大学の軽音楽部で出会った仲間たちと2012年にバンドを結成し、2015年にインディーズデビュー、2018年にはメジャーデビューを果たしました。

ポップスやロック、ジャズ、R&Bなど多様なジャンルを融合させた楽曲の中で、松浦さんのリズム感の良さと独特のドラミングが重要な役割を果たしています。

2021年リリースのアルバム『Editorial』では、初めて作詞・作曲に挑戦するなど、その音楽性の幅を広げています。

DWコレクターズ・シリーズのドラムセットを愛用し、音作りにもこだわりを持つ松浦さん。

バンド内でムードメーカーとしても活躍し、「ちゃんまつ」の愛称で親しまれています。

多彩なリズムとグルーヴを楽しみたい方におすすめの実力派ドラマーです。

春と修羅秋山タカヒコ

日本のポストロックシーンを牽引するドラマー、秋山タカヒコさん。

1971年生まれの彼は、15歳でドラムを始め、21歳でプロの道へ。

2000年に結成されたdownyで、ハードコアやヒップホップ、エレクトロニカを融合した独特のサウンドを生み出しました。

制限されたセットでありながら、ダイナミックで複雑なグルーヴを紡ぎ出す秋山さんの演奏は、多くのミュージシャンを魅了。

櫻井敦司さんのソロプロジェクトや、大塚愛さん、スキマスイッチなど、ジャンルを問わず様々なアーティストとコラボレーションを重ねています。

2017年には「After Hours」という音楽フェスを立ち上げ、海外公演も成功させるなど、国内外で高い評価を得ているのですね。

ポストロックやオルタナティブな音楽に興味のある方は、ぜひ秋山さんの演奏をチェックしてみてください!