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日本の速弾きギタリスト

ロックが好きな方、メタルが好きな方、またギタリストやギターの音が好きな方の中には、速弾きのソロが好きという方も多いのではないでしょうか?

中でもギタリストならきっと誰しも一度くらいは速弾きフレーズを弾きこなしてみたいと思いますよね!

この記事では、そうした魅力的な速弾きをするギタリストを国内で活躍しているミュージシャンに絞って紹介していきますね!

また、「速弾き」と聞くと、どうしてもメタルシーンを思い浮かべるかもしれませんが、この記事ではメタルはもちろん、あえてジャズやフュージョンのシーンからも演奏技術に定評のあるギタリストをピックアップしていきます。

それでは、さっそく目にも止まらぬ早業を聴いていきましょう!

日本の速弾きギタリスト(1〜10)

衝動松本孝弘(B’z)

日本を代表するロックユニットB’zのギタリスト。

一聴すればすぐに松本孝弘さんのギターだとわかる特徴的なギターサウンドと、速弾きや泣きのギターなどのギターテクニックは唯一無二で、個性と実力を高いレベルで持ち合わせているプレーヤーです。

もともとセッションギタリストとしてキャリアをスタートさせ、伝説的ユニットTMネットワークのサポートギタリストとしても活動していたこともあり、そのミストーンのない正確なギタープレイは世界的にも評価されています。

ロックのみならずブルースやジャズを感じさせる楽曲やオリエンタルなメロディーなど、ジャンルの幅を超えた曲を作れるマルチなプレーヤーです。

Never Ending Story橘高文彦(筋肉少女帯)

1988年に筋肉少女帯へ加入したギタリスト。

高校生時代から速弾きギタリストとしてアマチュア界隈で有名だったプレーヤーで、1980年代に全盛を誇ったクラシカルなメタルプレイを得意としています。

筋肉少女帯というとボーカルである大槻ケンヂさんが目立ちますが、大槻ケンヂさんが鼻歌で持ってくるメロディーを楽曲として成立させるといった音楽的に高いスキルも持っており、橘高文彦さんなくして筋肉少女帯は成立しないほどの高い音楽性を持っているアーティストです。

JAGUAR’13春畑道哉

春畑道哉 「JAGUAR ’13」Music Video 【フジテレビ系野球中継テーマ曲】
JAGUAR'13春畑道哉

日本における夏バンドと言えばTUBE!

そしてそのギタリストが春畑道哉さんです。

幼い頃に音楽に興味を持ち、中学生のときギターを始めました。

1984年に開催された、レコード会社ビーイング主催「シルクロード音楽祭」でベストギタリスト賞を受賞、その実力を知らしめました。

動画の曲、野球好きな方なら「おっ」と思ったのでは。

1998年からフジテレビ系のプロ野球中継で使われているテーマ曲です。

ギタリストとして、またTUBEのメンバーとして、そしてさまざまなアーティストへ楽曲提供もおこなうミュージシャンとしてなど、多岐に渡って活躍しています。

日本の速弾きギタリスト(11〜20)

Heels of the wind山本恭司(BOWWOW)

ハードロックロックバンドBOWWOWのリーダーでもある山本恭司さん。

BOWWOWは日本だけでなくイギリスでも高く評価されたバンドです。

山本さんはヤマハの音楽院時代から天才ギタリストとして知られており、ギターを弾き始めて1年で海外の一流ギタリストの演奏を完全コピーしていたそうです。

ギターが好きだから集中して練習してしまう、という青年時代を送った山本さんのギタープレイは、技術に裏付けされたセンスが光っています。

Future DestinationKelly SIMONZ

大阪府出身でギタリスト、またボーカリストとしても知られているKelly SIMONZさんです。

17歳という若さであの伝説的なロックバンドLOUDNESSの前座を務め、高校卒業後、アメリカへ。

音楽大学で腕を磨いたあと、1993年に帰国。

1999年にメジャーデビューを果たしています。

名ギター講師でもあり、教え子にはBABYMETALバックバンド、神バンドのギター担当でもある大村孝佳さんが。

長年かけて培ってきたKelly SIMONZさんのテクニックを、日本中のギタリストが参考にしています。

暁ノ糸町屋(和楽器バンド)

和楽器バンド / 「暁ノ糸」MUSIC VIDEO/Wagakki Band”Akatsukino Ito”
暁ノ糸町屋(和楽器バンド)

和楽器とバンドを高い次元で融合させ、海外でも絶大な人気を誇る和楽器バンドのギタリスト。

ニコニコ動画に投稿された『ナイト・オブ・ナイツを弾いてみた』における、曲全編を通した正確な速弾きプレイが話題になったことでも有名なプレーヤーです。

また、和楽器バンド以外では本名の桜村眞でm:a.tureのボーカルギターを務め、元FANATIC◇CRISISのボーカル石月努さんのツアーサポートギタリストを務めるなど、その幅広い活動からも実力がうかがえる注目のギタリストです。

みかんのうたANCHANG(SEX MACHINEGUNS)

解散、再結成、活動休止、活動再開をへて活動を続けるメタルバンドSEX MACHINEGUNSのリーダーにして唯一のオリジナルメンバー。

さまざまな洋楽メタルから影響を受けた超絶な速弾きプレイがトレードマークでありながら、バンドではハイトーンのボーカルを兼任するなど高い音楽的センスと技術を持ったギタリストです。

コミカルな歌詞と王道のメタルサウンドを融合させた楽曲は唯一無二で、メタル好きでなくても楽しめるキャッチーな曲作りからも、高いエンターテインメント性を感じさせるアーティストです。