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日本の速弾きギタリスト

ロックが好きな方、メタルが好きな方、またギタリストやギターの音が好きな方の中には、速弾きのソロが好きという方も多いのではないでしょうか?

中でもギタリストならきっと誰しも一度くらいは速弾きフレーズを弾きこなしてみたいと思いますよね!

この記事では、そうした魅力的な速弾きをするギタリストを国内で活躍しているミュージシャンに絞って紹介していきますね!

また、「速弾き」と聞くと、どうしてもメタルシーンを思い浮かべるかもしれませんが、この記事ではメタルはもちろん、あえてジャズやフュージョンのシーンからも演奏技術に定評のあるギタリストをピックアップしていきます。

それでは、さっそく目にも止まらぬ早業を聴いていきましょう!

日本の速弾きギタリスト(1〜20)

Between Life And Death島紀史(Concerto Moon)

CONCERTO MOON – Between Life And Death【Music Video】
Between Life And Death島紀史(Concerto Moon)

ヘビーメタルバンドConcerto Moonの中心人物、島紀史さんです。

兵庫県尼崎市出身、13歳のときに世界的なギタリスト、リッチー・ブラックモアさんの影響でギターを始めました。

Concerto Moonは1996年に結成。

『CHANGE MY HEART』など、数々の名曲を生み出しました。

ギター講師としての活動にも精力的。

雑誌『YOUNG GUITAR』で知った、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

「ネオクラシカル」と呼ばれる、いわゆる王道な速弾きプレイ、またスウィープ奏法を得意としています。

Unicorn渡辺香津美

弱冠17歳でデビューを果たし、当時は天才ギタリストの出現と騒がれたギタリスト。

YMOのワールドツアーにサポートギタリストとして参加するなど、国内外の大物ミュージシャンとの共演でも知られる凄腕のプレーヤーです。

速弾きというとメタル的なギタープレイを連想しやすいですが、渡辺香津美さんのプレイは、ジャズやフュージョンといったジャンルの中で的確に速弾きフレーズを織りまぜており、自然に耳に入ってくる音色を奏でてくれます。

クリーンに近いトーンで弾かれている速弾きフレーズは、ド派手なディストーションサウンドでの速弾きとはまた違ったギターの魅力を発見できるのではないでしょうか?

FrontierLeda(ex.DELUHI)

ヘヴィメタルやプログレッシブロックなどの音楽性を取り入れた重厚なサウンドでリスナーを魅了したロックバンド、DELUHIを率いたギタリストのLedaさん。

三重県出身の彼は、アコースティックギターから音楽に目覚め、メタリカなどの影響を受けてヘヴィメタルへの道へと進みました。

高校時代からバンド活動を精力的におこない、DELUHIの前身となるバンド、GALNERYUSの中心メンバーとして活動。

ディストーションを効かせたアグレッシブなギターの速弾きや、ハイゲインを生かした演奏によりサウンドに深みを与えています。

2018年にはスウェーデンの楽器メーカー、ストランドバーグから日本人初のシグネチャーモデルが発売されており、世界的にもギタープレーヤーとして評価されているアーティストです。

MarionetteSAKI(Mary’s Blood)

Mary’s Blood / Marionette (MV/Full version)
MarionetteSAKI(Mary's Blood)

2009年に結成されたガールズバンドMary’s Bloodのギタリスト。

爆音のメタルサウンドを奏でるバンドに負けない超絶な速弾きギターがトレードマークのプレーヤーです。

通常の速弾きはもちろんのこと、タッピングやアーミングを駆使した飛び道具的なギタープレイから、メロディアスで聴かせるギターフレーズなど幅広い表現力があり、聴き手を魅了するギターを奏でてくれます。

2015年にはANIMETAL THE SECONDのサポートギタリストを務めるなど、自身のバンド以外にも活動の幅を広げている注目のギタリストです。

Cast In The Air梶山章(GOLDBRICK)

GOLDBRICK/2019.5.6 目黒鹿鳴館「Cast In The Air」
Cast In The Air梶山章(GOLDBRICK)

音楽ユニット、GOLDBRICKのギタリストとして活躍する梶山章さんは、その卓越した技術と圧倒的なライブパフォーマンスを届ける山口県出身のアーティストです。

幼少期からギターを手にし、多様な音楽ジャンルに影響を受けながら独自のスタイルを確立しました。

世界的な人気を誇るロックバンド、ディープ・パープルのトリビュートアルバムに参加するなど、ギタープレーヤーとして幅広い分野で活躍しています。

ロックバンド『プレシャス』のギタリストとしても活動していた彼は、メロディックメタルやハードロックを基調とした演奏を披露。

スウィープやタッピングなどの情熱的かつテクニカルな演奏技術を生かし、国内外のボーカリストとともにさまざまな音楽プロジェクトに取り組むアーティストです。