ジャズピアノの名盤~定番の1枚から現代の人気作まで~
ジャズの中でもピアノが中心の作品……とりわけピアノトリオに対する日本人の愛着はただならぬものがありますよね。
ジャズピアノの魅力は多くありますが、繊細なフレーズから大胆なプレイまで可能なピアノという楽器と、間口の広いジャズという音楽ジャンルがタッグを組んだ時に生まれる可能性は、まさに無限大です。
今回の記事では、そんなピアノが中心となっているジャズの名盤を選出してみました。
歴史に残る定番の1枚から、新世代のピアニストによる人気作、少し変わったアプローチの作品までを幅広く網羅しております。
ジャズ初心者の方はもちろん、もっとピアノジャズを好きになりたいという方も要チェック!
ジャズピアノの名盤~定番の1枚から現代の人気作まで~(21〜40)
Rendezvous
From WithinMichel Camilo
Michel Camilo – From Within (Studio version)

ドミニカ共和国出身のミシェル・カミロさんは、ラテンジャズを代表するピアニストで、圧倒的なリズム感とテクニックで数々の名盤を残しています。
今回は、そんな彼の1993年のアルバム『Rendezvous』を紹介します。
ベースにアンソニー・ジャクソンさん、ドラムにデイブ・ウェックルさんという凄腕ミュージシャンを従えたピアノトリオで、ミシェル・カミロさんが縦横無尽に暴れまわっています。
テクニックに裏付けられたハイセンスなオリジナルとスタンダードナンバーが選曲されていて、ぜひ聴いてほしい1枚です!
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おわりに
一口にピアノジャズといっても静かで美しいだけではなく、アバンギャルドなアプローチや、ロックのようなダイナミズムをもったサウンドまで幅広く存在していることが、今回の記事で少しでも伝わったでしょうか。
スタンダードなジャズ・ナンバーにしても、オリジナル曲にしても、ピアニストそれぞれの個性が感じられるというのがおもしろいです。
ぜひ、そういったことも意識しつつ楽しんでみてくださいね。