【ジョプリンのピアノ曲】ラグタイム王が手掛けた陽気な名曲たち
黒人奴隷の子としてアメリカに生まれ、シンコペーションのリズムが特徴的な黒人音楽「ラグタイム」をこよなく愛した「ラグタイム王」ことスコット・ジョプリン。
西洋音楽と黒人音楽の要素を併せ持つ音楽を追求した作曲家として知られる彼が手掛けた、軽やかなリズムと陽気な特徴が印象的な作品たちは、クラシックのみならずさまざまなジャンルの演奏家や音楽愛好家らから愛され、映画やテレビ番組を彩る音楽としても親しまれています。
本記事では、そんなジョプリンの作品のなかでも特に人気の高いピアノ作品ばかりを集めました。
思わずリズムを刻みたくなるような楽曲の数々をお楽しみください!
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【ジョプリンのピアノ曲】ラグタイム王が手掛けた陽気な名曲たち(11〜20)
ベセーナ(コンサート・ワルツ)Scott Joplin

「ラグタイム王」と称される作曲家、スコット・ジョプリンが1905年に作曲したワルツ『ベセーナ』。
ラグタイムの軽快なリズムと西洋音楽のクラシカルな要素が融合した独特のスタイルで知られる作曲家、ジョプリンのワルツ作品のなかでも、特に人気の高い名曲の一つです。
3拍子のリズムに彩られながら、シンコペーションを効果的に用いたメロディが印象的。
2つのメロディラインが絡み合う対位法的な展開も魅力です。
映画のサウンドトラックにも使用された本作は、ワルツのリズムに乗せて奏でられる美しいハーモニーを味わいたい方にピッタリの1曲です。
ウィーピング・ウィローScott Joplin

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの作曲家、スコット・ジョプリンの1903年の作品『ウィーピング・ウィロー』。
『ラグタイム・ツーステップ』と副題がつけられたこの曲は、当時流行したダンススタイルに合わせて作られた1曲です。
穏やかなテンポでありながら、複数の調へと移行しながら進むメロディラインには、ジョプリンの緻密な作曲技術が感じられます。
ジョプリンが残した数々の名曲のなかでも、ひときわ美しい楽曲の1つといえる本作は、ラグタイムやジャズなどのリズミカルな音楽が好きな方にぜひオススメしたい1曲です!
ピーチェリン・ラグScott Joplin

スコット・ジョプリンは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで活躍した作曲家で、ラグタイムの「王」として知られています。
彼の代表曲のひとつは、1910年代初頭に作曲されたといわれる明るくリズミカルなピアノ曲『ピーチェリン・ラグ』。
ジョプリン特有の軽快なメロディとシンコペーションのリズムが特徴的な1曲には、ラグタイムらしい楽しい雰囲気がギュッと詰まっています。
はじめはリズムに慣れないかもしれませんが、演奏してみると、そのノリの良さにきっとハマってしまうはず!
いつもとは違う雰囲気の曲を弾いてみたい、ちょっぴり背伸びしたいピアノ経験者にピッタリの1曲です!
カスケーズScott Joplin

「ラグタイムの王」ことスコット・ジョプリンが1904年に作曲した『カスケーズ』は、セントルイス万国博覧会で演奏され大きな話題を呼びました。
当時のラグタイムシーンを牽引したジョプリンは、クラシックとアフリカ系アメリカ人の音楽を融合させた彼独自の作風で知られています。
本作は技巧的な作品ながら、滝や急流をイメージさせる流麗なメロディと勢いのあるリズムが印象的。
アフリカ系アメリカ人の音楽性を高尚な芸術のレベルにまで高めようとしたジョプリンの強い意志が感じられる1曲です。
ラグタイムに興味がある方や、アメリカ音楽史に関心のある方にぜひオススメしたい名曲です。
ウォール・ストリート・ラグScott Joplin

『ウォール・ストリート・ラグ』は、1907年の金融危機をテーマにした意欲作。
ラグタイムの王、スコット・ジョプリンが手掛けたこの曲は、経済の浮き沈みを見事に音楽で表現しています。
「パニックの始まり」や「憂鬱な仲買人」など、各セクションに付けられた注釈からは、作曲家の機知に富んだ視点が感じられますね。
一方で、ショパンを思わせるフレーズからは希望の兆しも。
ラグタイムならではのリズムに乗せて、聴く人を一筋縄ではいかない経済の世界へ誘います。
ジャンルを超えて音楽ファンを魅了するこの曲は、ピアノで弾く醍醐味を味わいたいすべての人にオススメです!
おわりに
黒人音楽への敬意と愛着にあふれた、スコット・ジョプリンのピアノ作品。
彼の音楽には、耳にするだけで悩みや不安を和らげてくれるような、不思議な魅力があります。
陽気なジョプリンワールド、ぜひ演奏でも楽しんでみてはいかがでしょうか?


