製作ができることがふえてくる1歳児さん。
こちらでは、雨の日が多くなる6月に楽しい製作のアイデアをご紹介します。
色のついた紙を使って、お花を作ったり、手形や足形をアレンジしたり。
材料は身近なものを使ってみると、子供たちも興味を持ちやすいですよ。
クレヨンや絵の具で自由に描ける時間を持つことも大切です。
子供たちが自分の気持ちを表現できるように、サポートしながら一緒に楽しんでくださいね。
「できた!」という喜びを感じられる瞬間を大切にするのがポイントです。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【1歳児】6月に楽しみたい製作アイデア|さまざまな表現遊び(1〜10)
フォークスタンプでつくるお花畑
なじみのある食具を使って制作しよう!
フォークスタンプでつくるお花畑のアイデアをご紹介します。
子供たちにとって食具は食事するために使う大切な道具ですよね。
たとえば、スプーンやフォークは日々、使っているのではないでしょうか?
そんな食具を使って、今回は制作してみましょう。
準備するものは使い捨てフォーク、緑色や黄緑色などのお花紙、のり、絵の具、白色の画用紙です。
スタンプで使用する絵の具は水を入れながら調整すると良いでしょう!
【スポンジスタンプ】あじさいの花

あじさいスタンプを使った制作アイデアです。
まず準備として正方形にカットしたスポンジに輪ゴムを十字に巻き付けてスタンプを作ってください。
さらに画用紙からあじさいの土台と葉を切り出します。
子供たちには、絵の具をつけたスポンジであじさいの土台にスタンプしてもらいましょう。
十字に輪ゴムを巻きつけるので、ちょうど4枚の花びらのようになるんですよ。
あじさいが完成したら、別の画用紙にあじさいを貼り付けてください。
あいている場所にしずくやかたつむりなどを貼ってもかわいいですよ。
【0-2歳向け】傘のつるし飾り

梅雨を迎える6月にぴったりなのが、傘をモチーフにしたつるしかざりです。
先生と協力して製作することで、0歳から2歳の小さなお子さんでも取り組めますよ。
まずは紙皿を用意して、子供たちに自由に色を塗ってもらいます。
指につけた絵の具でぺたぺたぬったり、はじき絵を活用したり、タンポを使ったりなど、年齢や好みに合わせて使いわけてくださいね。
色が塗れたら紙皿を半分の大きさに切って、それぞれ切ったふち同士をくっつけます。
あとは、モールを傘の持ち手になるように真ん中に通せば完成!
色をつけた後の工程は、モールの色選び、傘のふちをどんな形にするかは子供たちに選んでもらい、作業自体は先生の方で対応してもいいでしょう。
【0-2歳向け】時の記念日の時計作り

0歳から2歳のお子さんにオススメなのが、6月10日に訪れる時の記念日に向けた時計の製作です。
紙皿を用意し、ふちにくしゃっと丸めたお花紙を貼っていきます。
内側には時計の数字、針を折り紙などで付ければ完成。
お好みで周りに葉っぱや、梅雨の時期の生き物をつけるのもオススメです。
子供たちには、お花紙を丸める工程や、丸めたお花紙や時計の数字、針などを貼る工程をおこなってもらいましょう。
リボンなどを通せば、壁につるして飾れますよ!
製作を始める前に、お部屋にある時計を示して、まずは時計に興味を持ってもらうようにしましょう。
【0歳-1歳向け】くしゅくしゅお花紙のかたつむり

0歳から1歳の子供たちにオススメなのが、お花紙を使って作るかたつむりの製作です。
あらかじめ先生が最初にかたつむりの体や目などを画用紙で切り出しておきましょう。
子供たちには、好きな色のお花紙をたくさんくしゅくしゅ丸めてもらい、ビニール袋につめてもらいます。
ある程度詰められたら、ビニール袋をフタして、丸い形になるように形を整えていきます。
形を整える工程も、先生の方で対応するのがいいでしょう。
できたらかたつむりの体とくっつけて完成です。
カラフルでかわいいかたつむりが完成しますよ!
【ちぎり絵】傘とかたつむり

かたつむりが傘で雨宿りしているような、かわいい制作アイデアを紹介しますね。
画用紙を二つ折りにして、上の1枚を傘の形にくり抜きます。
子供たちには、折り紙を好きにちぎってもらいましょう。
下の画用紙の内側にちぎった折り紙を貼りつけます。
別の画用紙で作ったかたつむりと傘の持ち手部分を貼ったら完成です。
画用紙と折り紙を変えればさまざまな印象の傘が作れるので、ぜひ子供たちに好きなものを選んでもらいましょう。
こちらは壁面にも飾りやすいアイデアですよ。
【にじみ絵】雨のしずく

にじみ絵で、雨の日のしずくを作ってみませんか?
使うのはコーヒーフィルターです。
フィルターに水性ペンで模様を描き、霧吹きで水をかけてにじませます。
水性ペンは何色か使うとキレイな色合いになりますよ。
また模様はにじんで分からなくなるので、適当で大丈夫です。
フィルターが乾いたら涙形に切り取ってできあがり。
制作のポイントとして使ったり、大きめに作って壁面飾りに使っても良いでしょう。
フィルターは少し切りにくいので、慎重に進めてくださいね。