【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
ピアノを習い始めて数年。
中学生になって迎えるピアノ発表会の舞台では、今までより難易度の高い技巧的な作品や、大人っぽい雰囲気の楽曲に挑戦したいと考える生徒さんも多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ピアノ発表会で聴き映えするクラシックの名曲の中から、特に中学生にピッタリの作品をピックアップ!
曲に関するエピソードや、指の運びや体の使い方がわかりやすい演奏動画とともにご紹介します。
ぜひ、発表会の選曲にお役立てください。
【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介(1〜10)
チャルダッシュ・ラプソディWilliam Scher

ゆったりとした導入部から急速で華やかな舞曲へと展開する、ウィリアム・シャーさんのピアノ小品。
ハンガリーの民族舞曲であるチャールダーシュの要素を取り入れ、1958年ごろに出版された作品です。
冒頭の重々しい和音で劇の幕開けのような緊張感を作り出し、後半では軽快なリズムと細かな音型で躍動感を演出します。
短い時間のなかに劇的な場面転換が凝縮されているため、発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。
テンポの変化やダイナミクスを意識して弾きこなすことで、表現力を一段と磨くことができます。
いつもとは違う異国情緒あふれる大人っぽい楽曲に挑戦してみたい中学生の生徒さんにピッタリの作品といえるでしょう。
ソナチネ 第1楽章William Gillock

アメリカの音楽教育に大きな足跡を残したウィリアム・ギロックさんによる『ソナチネ 第1楽章』。
1963年当時に公開された作品で、今も根強い人気があります。
明るく軽快な曲調のなかに、ドビュッシーを思わせる色彩豊かな和音の響きがちりばめられており、演奏者の表現力が存分に引き出されます。
ペダルを使った音色の工夫や左右の手のバランスなど、学ぶべき要素が詰まっており、本作に取り組むことで表現の幅がぐっと広がります。
少し大人っぽい、洗練されたクラシック作品に挑戦してみたいという生徒さんにぜひおすすめしたい一曲です。
ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1Frederic Chopin

可愛らしいタイトルで親しまれている『ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1』は、1847年に出版された名品です。
右手の旋律がくるくると回転するように動き回り、左手が軽快な伴奏を刻む様子が印象的な楽曲です。
短い時間のなかに、優美な旋律や洗練された和声といった魅力が凝縮されています。
イギリスの長寿番組をはじめ、さまざまな場面でテーマ音楽として使用されてきたため、発表会で弾けば会場がぱっと華やぐはずです。
中間部の歌い回しやルバートのかけ方など、繊細なコントロールを学びたい生徒さんにぴったり。
テンポ設定やペダリングなど、細部までこだわり抜いて演奏をつくりあげる楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?
【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介(11〜20)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「スティリエンヌ」Johann Burgmüller

オーストリア南東部の地方に由来する田園的な踊りを意味するタイトルのこちらの楽曲は『25のやさしく段階的な練習曲』の一部として出版され、音楽教室の発表会やレッスン教材などで頻繁に取り上げられる名作ですね。
この楽曲の魅力は、気品のただよう軽やかな3拍子のリズムと明るい旋律にあります。
右手のスタッカートとレガートを対比させながら、左手の伴奏を重くならないように弾くことができれば、華やかで生き生きとした表現が身につくはず。
ピアノ学習者が一度は通るヨハン・ブルグミュラーの作品の中でも、舞曲らしい自然な揺れやルバートを身につけたい方にぴったりの曲ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
クシコスポストHermann Necke

運動会の徒競走などでおなじみの本作。
1895年に出版されたピアノ連弾用の曲集『Klänge aus Ungarn』におさめられたガロップと呼ばれるテンポの速い舞曲です。
任天堂の『Yoshi’s Cookie』をはじめとする多くのゲームソフトでも使われてきたため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
馬が疾走する情景を思わせる軽快なリズムと、鮮やかな場面展開がとても魅力的ですよね!
テンポの速さを保ちながら、音の方向性を見失わずに弾き切るには瞬発力が必要ですが、ピアノ発表会でかっこよく決まれば、会場も大いに盛り上がるはずです。
ぜひチャレンジしてみてください!
メイプルリーフラグScott Joplin

アメリカの音楽史に輝く記念碑的な作品『メイプルリーフラグ』は1899年9月に楽譜が出版され、ラグタイムというジャンルを一気に全国的な人気へと押し上げた名曲です。
左手が安定した2拍子で低音と和音を刻み、右手が拍の裏を突くような鋭いシンコペーションを奏でることで、独特の浮遊感と推進力が生まれます。
本作は映画やテレビ、音楽史の授業など、さまざまな場面で長年親しまれてきました。
明るく活発な曲調のなかに、クラシック音楽の形式感も併せ持っています。
右手と左手の独立したコントロールが求められ、正確なリズム感が鍛えられるため、中学生の発表会の選曲としておすすめの1曲です!
ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ作品の中でも、特に有名なこの一曲。
「クラシックは詳しくないけど、このメロディは知っている!」という方も多いのではないでしょうか。
1788年6月に、ピアノの学習者のためにという意図を込めて作られた本作は、明るく軽やかな雰囲気が魅力的です。
ただ、親しみやすさとは裏腹に、美しく弾きこなすのは決して簡単ではありません。
左手の伴奏とのバランスを取りながら、右手のメロディの音の粒をきれいにそろえるなど、大切な技術が数多く詰まっています。
有名な曲を発表会で披露することは大きな自信になるはず!
弾きこなせた時の達成感は格別ですよ。



