【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
ピアノを習い始めて数年。
中学生になって迎えるピアノ発表会の舞台では、今までより難易度の高い技巧的な作品や、大人っぽい雰囲気の楽曲に挑戦したいと考える生徒さんも多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ピアノ発表会で聴き映えするクラシックの名曲の中から、特に中学生にピッタリの作品をピックアップ!
曲に関するエピソードや、指の運びや体の使い方がわかりやすい演奏動画とともにご紹介します。
ぜひ、発表会の選曲にお役立てください。
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もくじ
- 【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
- 華麗なる大円舞曲 変ホ長調 Op.18Frederic Chopin
- アラベスク 第1番Claude Debussy
- カーニバルの舞踏会William Gillock
- 無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲「春の歌」Felix Mendelssohn
- 幻想即興曲Frederic Chopin
- 真夜中の火祭り平吉毅州
- ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14Felix Mendelssohn
- アラベスク ハ長調 Op.18Robert Schumann
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- 子供のための6つの小品(クリスマス小品集)作品72 第2曲 変ホ長調 アンダンテ・ソステヌート MWV U 170Felix Mendelssohn
- 愛の夢 第3番Franz Liszt
- ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla
- 前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov
- ピアノのために 第1曲「プレリュード」Claude Debussy
- 練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin
- ソナチネ イ短調 Op.27-18Dmitri Kabalevsky
- ピアノソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章Ludwig van Beethoven
- 華やかなワルツGlenda Austin
- エチュード「30の子供の小品 Op.27」第3番Dmitri Kabalevsky
- ソナチネ 第3楽章William Gillock
- お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭
- 5つの小品(樹木の組曲)Op.75 第5曲「樅の木」Jean Sibelius
- タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski
- 4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky
- 「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州
- 子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy
- ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K. 280(K6. 189e) 第2番Wolfgang Amadeus Mozart
- 「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直
- ナンネルの音楽帳よりメヌエット ヘ長調 K. 5Wolfgang Amadeus Mozart
- ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545 第2番Wolfgang Amadeus Mozart
- 仮面舞踏会「ワルツ」Aram Khachaturian
- ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章Ludwig van Beethoven
- ソナチネ Op.36-1 より3楽章Muzio Clementi
- 夏の夜のハバネラ平吉毅州
- ワルツ エチュードWilliam Gillock
- ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli
- シンフォニア No.1ハ長調J.S.Bach
- ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」 第3楽章Ludwig van Beethoven
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「狩り」Johann Burgmüller
- こどものための連弾曲集「エチュード・アレグロ」中田喜直
- 風の即興曲中田喜直
- トルコ風ロンドJohann Burgmüller
- ソナチネ 第1番 第1楽章 Op.20-1Friedrich Kuhlau
- 即興曲 Op.90-2Franz Schubert
- ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi
- ピアノソナタk.545 ハ長調Wolfgang Amadeus Mozart
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian
- ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi
- おどりとうたと中田喜直
- ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky
- ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi
- すみれ Op.99 No.1Jean-Louis Gobbaerts
- トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart
【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介(1〜20)
エチュード「30の子供の小品 Op.27」第3番Dmitri Kabalevsky

シンプルながらも魅惑的な旋律とダイナミックなリズムが織り成す小品は、1937年から1938年にかけて子供たちのために作曲された名曲『30の子供の小品 Op.27』の一曲です。
エネルギッシュな右手のメロディと力強い左手の和音が織り成す響きは、まるで心躍るようなダンスを思わせます。
本作は技巧的なエッセンスも含みながら、表情に豊かな響きを持つピアノ小品です。
保守的でありながらも革新的な和音の進行は、短い演奏時間の中で聴く人の心を鷲掴みにします。
発表会やコンクールでの演奏に最適な一曲で、ロシア民謡の要素を取り入れた親しみやすい旋律は、聴衆の心に深く響くことでしょう。
ソナチネ 第3楽章William Gillock

古典的なソナタ形式に基づきながら、明るく快活な雰囲気が魅力の本作。
現代的な感覚も取り入れた親しみやすいメロディーと構造で、ピアノ発表会での演奏に花を添えます。
アルバム『Accent on Analytical Sonatinas』に収録され、ロサンゼルス音楽教師協会のソナタ・コンテストでも課題曲として採用されています。
技術的な要素と音楽的表現のバランスが絶妙で、華やかな演奏効果も期待できます。
小学校高学年の生徒さんの実力を存分に引き出せる本作は、ピアノ発表会で聴衆を魅了するのに最適な1曲です。
【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介(21〜40)
お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭

きらきらと硬質なピアノの響きが印象的なアルバム『お菓子の世界』に収録された小品です。
1973年に制作されたこの楽曲は、1分25秒という短い時間の中に、和と洋の要素を見事に融合させた独創的な世界を描き出しています。
イ短調の4分の4拍子で始まり、不協和音とスタッカートを巧みに操ることで、硬くて跳ねるような音の表現を実現。
3声のパートや複雑なリズム、テーマの変奏など、演奏の難しさと魅力を兼ね備えています。
発表会やコンクールで演奏されることも多く、表現力を試される作品として愛されています。
プログラムの締めくくりに効果的な一曲として、クラシック音楽の新しい魅力を求める方におすすめです。
5つの小品(樹木の組曲)Op.75 第5曲「樅の木」Jean Sibelius

フィンランドの美しい自然を想起させる繊細なピアノ曲、それがジャン・シベリウスの『樅の木』です。
1914年に作曲されたこの作品は、『5つの小品「樹木の組曲」Op.75』の最後を飾る1曲で、静ひつな森の中でたたずむ樅の木の姿が音で表現されています。
演奏においては、細かいタッチと繊細なニュアンスが求められるため、中学生の皆さんにとって手の動きや感情の込め方に特に注意して練習する良い機会になります。
即興的な演奏が求められる部分で、自分の解釈を加えながら演奏する楽しみを味わえるのも、この曲の魅力の一つ!
北欧の自然の中を歩いている自分をイメージしながら演奏してみましょう。
タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski

躍動感が溢れるイタリアの舞踊をピアノで表現した珠玉の一曲をご紹介します。
モーリッツ・モシュコフスキーによるこの楽曲は、「6/8拍子」のリズミカルな流れと、流麗な旋律が特徴的です。
陽気で華やかな雰囲気に包まれた本作は、1899年に発表され、その魅力的なメロディと表情が豊かな演奏性から、多くのピアニストたちに愛され続けています。
右手と左手が交互に奏でるスケールやアルペジオは、技巧的でありながらも聴き手を魅了する美しさを持ち合わせています。
ピアノの演奏技術を高めたい方や、発表会で印象的な演奏をしたい方におすすめの一曲です。
軽やかな指さばきと豊かな表現力を磨ける魅力的な作品となっています。
4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

1908年に制作された2分弱の小品は、和声とリズムの斬新な組み合わせが光る傑作です。
軽快で活発な音の動きは、まるで花火のようにめまぐるしく弾け、聴く者を魅了します。
シンコペーションを巧みに取り入れたダイナミックな展開と、鮮やかな和音進行が絶妙に調和し、演奏者の技量を存分に引き出します。
本作は、短いながらも音楽の可能性を追求したイーゴリ・ストラヴィンスキーの革新的な精神が凝縮されており、ピアノ演奏会のアンコール曲として、心に残る感動を与えることでしょう。
なお、1947年11月にはピアニストのナディア・ライゼンバーグさんがカーネギー・ホールで印象的な演奏を残しています。