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【カバレフスキーのピアノ曲】子供向け作品の巨匠が遺した名曲たち

子供向けのピアノ作品集を数多く遺した20世紀ロシアの作曲家、ドミトリー・カバレフスキーさん。

彼のかわいらしいピアノ小品は、ピアノを習ったことがある方なら一度は弾いたことがあるといっても過言ではないほど、発表会やレッスンの定番曲として浸透しています。

本記事では、そんなカバレフスキーさんのピアノ曲のなかから、演奏される機会の多い作品をピックアップ!

ピアノ独奏曲からコンチェルトまで幅広く選曲していますので、ぜひ最後までお楽しみください。

【カバレフスキーのピアノ曲】子供向け作品の巨匠が遺した名曲たち(11〜20)

やさしい変奏曲 Op.51 第3曲「スロヴァキア民謡に基づく変奏曲」Dmitri Kabalevsky

クラコン全国大会第4位 佐部利有真 カバレフスキー スロヴァキア民謡による変奏曲 Op.51-3 ニ短調
やさしい変奏曲 Op.51 第3曲「スロヴァキア民謡に基づく変奏曲」Dmitri Kabalevsky

ロシアの作曲家、ドミトリー・カバレフスキーさんは、ソビエト連邦時代に活躍した教育者でもあり、子供たちのための音楽教育に力を注いだ人物でした。

彼が遺した子供向けのピアノ小品は、今なお発表会の定番曲として親しまれています。

本作『やさしい変奏曲 Op.51』の第3曲は、スロバキアの民謡をテーマにした変奏曲。

民謡のもつ哀愁を帯びたメロディを、カバレフスキーさん独自の明快なハーモニーで彩っています。

曇り空を思わせる憂うつな主題から一時的に解放されるものの、最後は再びもとの調べに回帰するという構成が印象的です。

子供たちはもちろん、大人のピアニストにもオススメしたい作品です。

ソナチネ 第2番 Op.13-2Dmitri Kabalevsky

ソビエト連邦の作曲家ドミトリー・カバレフスキーさんは、子供向けのピアノ作品を数多く遺した巨匠です。

『ソナチネ 第2番』は彼の代表作の一つで、3つの楽章から成るピアノ独奏曲。

短調の調性とソナチネ特有の構造が特徴的で、ロシア音楽らしい暗さや軍事的な要素も感じられます。

一方で子供向けらしい親しみやすさもあり、ピアノ学習者の技術的な発展を促す良い教材となっています。

ピアノを学ぶ全ての方にオススメしたい作品です。

24の前奏曲 Op.38 第1曲「アンダンティーノ」Dmitri Kabalevsky

20世紀ロシアを代表する作曲家のひとり、ドミトリ・カバレフスキーさんの『24の前奏曲 Op.38』は、ロシアの伝統的な民謡をモチーフにしながら、各曲が独立した意味を持つよう構成されています。

なかでも第1曲『アンダンティーノ』は、穏やかでリリカルなメロディが印象的。

中間部では、情熱的な高揚感も楽しめます。

子供たちへの音楽教育に情熱を注ぎ、世界をどう見るかを音楽で伝えようとしていたカバレフスキーさんの思いが垣間見える、子供から大人まで、幅広い方に親しみやすい作品といえるでしょう。

4つのロンド Op.60 第1曲「行進曲」Dmitri Kabalevsky

Dmitri Kabalevsky – 4 Easy Rondos Op. 60 (audio + sheet music)
4つのロンド Op.60 第1曲「行進曲」Dmitri Kabalevsky

20世紀のロシアを代表する作曲家、ドミトリー・カバレフスキーさん。

彼が手がけた子供向けピアノ作品のなかでも『4つのロンド Op.60』は人気の高い曲集の一つです。

第1曲『行進曲』は、躍動感あふれるリズムと明るいメロディが印象的。

ロンド形式で展開される本曲は、演奏者の技術向上や楽曲形式の理解にもつながるでしょう。

カバレフスキーさんが音楽教育に情熱を注いだのも頷けます。

多彩な表情を楽しみながら、演奏に挑戦してみては?

ピアノ協奏曲 第4番「プラハ」Op.99Dmitri Kabalevsky

Kapelis: Kabalevsky Piano Concerto No. 4 (“Prague”), complete
ピアノ協奏曲 第4番「プラハ」Op.99Dmitri Kabalevsky

ロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーさんが1975年に作曲した『ピアノ協奏曲 第4番「プラハ」Op.99』は、ソビエト連邦時代の政治的・社会的背景を反映しつつも、作曲家自身の独自の作風が感じられる意欲作です。

3つの楽章で構成され、第1楽章は活気に満ちた速いテンポ、第2楽章は柔和で感情的な即興的要素、第3楽章は快活で活力に満ちたフィナーレと、演奏者の表現力が存分に発揮できる作品となっています。

カバレフスキーさんが敬愛していたプラハの街へのオマージュとしても知られ、チェコの民俗的なリズムを随所に感じることができます。

クラシック音楽が好きな方はもちろん、ロシア・東欧の文化や歴史に興味がある方にもぜひ聴いていただきたい1曲です。