保育で実験遊び!子どもたちとワクワクを共有して楽しく遊ぼう
おもちゃでの室内遊びや戸外での活動は保育の基本ですよね。
でも、いつもと少し違う活動も取り入れたい……。
そのように考えている先生はいませんか?
そんなときにオススメなのが実験遊びです。
実験遊びは遊びの中も工程でも気づきや驚きがある楽しい活動です。
今回は、未就学児向けに安全に遊べる実験遊びアイデアを集めました。
実験遊びで子どもたちがどんな反応をしてくれるか楽しみですね!
ぜひ先生も一緒に遊んでみてください。
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保育で実験遊び!子どもたちとワクワクを共有して楽しく遊ぼう(1〜10)
紫キャベツ実験

紫キャベツを使ったおもしろい実験を通して子供たちの探求心や好奇心、考察力を育みましょう!
まず最初に紫キャベツの葉をちぎって煮出し汁を作ります。
熱湯を扱うため、煮出す工程は先生がおこなってくださいね。
紫色の煮出し汁を透明のコップに入れ身近にあるさまざまな液体を入れて色の変化を観察します。
レモン汁を入れればピンク色に、重曹を入れれば青色になります。
酸性やアルカリ性の特質を活用した実験なのでお酢やハンドソープでも色の変化を楽しめますよ!
「何色に変わるかな?」と子供たちと想像したり期待をふくらましたりしながら、一緒にさまざまな身近な液体を混ぜて実験してみてくださいね。
水に浮かぶ絵

描いた絵が水に浮かぶ不思議な実験に挑戦してみましょう。
まずクリアファイルを小さく切って台紙を用意し、その上に絵を描きたい面積に合わせてセロハンテープを貼ります。
次にセロハンテープの上にホワイトボード用のマーカーで好きな絵を描きましょう。
絵をしっかりと乾かすのがポイントです。
水を入れた容器を用意し、水面に対して斜めになるようにゆっくりと台紙を水につけていきます。
すると先ほど描いた絵がスルリと台紙から剝がれてぷかぷかと水の上に浮かんでいきます。
まるで魔法のようですね!
海の生き物をたくさん描いて小さな水族館を作ってみるのもおもしろいですよ。
慎重さと集中力が必要なので年長さんにオススメの実験です。
ミルクマーブリング

子供たちにとって身近な牛乳を使ったミルクマーブリングに挑戦してみましょう。
まず、平たい容器に水と牛乳を注いでいれます。
次に好きな色の食紅を何色か選んで水面にポタンと垂らしておきます。
最後に先端に洗剤を付けた綿棒で、水面に垂らした食紅にツンと触れるとあら不思議!
食紅の色が模様のように水面に広がります。
子供たちの視線が釘付けになる瞬間ですね。
色を増やしてみたり、ぐるぐると混ぜてみたりしながら色の変化や水面の動きを子供たちと一緒に観察して楽しんでみてくださいね。
保育で実験遊び!子どもたちとワクワクを共有して楽しく遊ぼう(11〜20)
つかめる水

ぷにぷにした感触が子供たちの好奇心をくすぐる掴める水を作ってみましょう。
使うのは5円玉や50円玉など穴のあいた硬貨と水と100均に売られているチカバルーン!
まず硬貨の穴の部分にチカバルーンを穴が埋まる程度に塗布します。
次に蛇口から硬貨の穴に向かって水を流し続けます。
すると硬貨の下にポトンと球体の掴める水が完成します。
水が漏れないようすぐに口を閉じてくださいね。
不思議な物体の登場に子供たちはきっとかわいい反応を見せてくれるはず!
保育園や幼稚園で行う際は、蛇口が混雑したり、完成までに時間がかかることが予測されるので、先生が子供たちの前で作る工程を見せた後に、あらかじめ用意したもので遊べるようにしておくとスムーズです。
氷ができるかな?

寒い冬にオススメの氷を使った実験遊びはいかがですか?
水を入れた容器やバケツの中に、子供たちの好きな花や葉っぱを入れ、戸外に一晩置いて凍らせれば完成です。
冷たい氷に触れたり、氷を溶かして中身を取り出したりして楽しめそうですね。
また氷に塩を付けると糸にくっつくので氷を釣ることもできます。
子供たちが作った氷を活用してぜひ試してみてくださいね。
氷ならではの特性を活かした実験遊びを通して子供たちの探求心や好奇心をたくさん刺激していきましょう!
ホウ砂を使わないスライム作り

ホウ砂は取り扱いに気をつける必要があります。
そのため、スライム作りを保育に取り入れるのを難しく感じている先生もいるかもしれません。
実はホウ砂を使わなくてもスライムが作れるのをご存じでしょうか?
液体のりに重曹と着色料を入れてかき混ぜて目薬を垂らすだけなので、子供たちと一緒に作業しやすいのが嬉しいポイント。
透明な入れ物で作るとスライムができる過程がわかりやすいのでオススメです。
ネバネバしたスライムの感触にきっと子供たちも喜んでくれるはず!
みんなで盛り上がれる実験遊びです。
磁石の不思議

磁石の性質を活用してくっつき虫を作って遊んでみましょう!
まず画用紙にてんとう虫やカブトムシなど子供たちの好きな虫の絵を描いて切り取ります。
そこに磁石を貼り付ければあっという間にくっつき虫の完成です。
くっつき虫と一緒にお部屋の中を探索してくっつき虫がどんなものにくっつくか探してみましょう。
ハサミやクリップ、ぬいぐるみやブロックなどさまざまなもので試してみてくださいね。
くっつくものとくっつかないものをおさらいしたり、「なんでくっつくんだろう?」と問いかけたりしながら、子供たちの磁石への興味や関心を深めていけるといいですね。





