保育で実験遊び!子どもたちとワクワクを共有して楽しく遊ぼう
おもちゃでの室内遊びや戸外での活動は保育の基本ですよね。
でも、いつもと少し違う活動も取り入れたい……。
そのように考えている先生はいませんか?
そんなときにオススメなのが実験遊びです。
実験遊びは遊びの中も工程でも気づきや驚きがある楽しい活動です。
今回は、未就学児向けに安全に遊べる実験遊びアイデアを集めました。
実験遊びで子どもたちがどんな反応をしてくれるか楽しみですね!
ぜひ先生も一緒に遊んでみてください。
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保育で実験遊び!子どもたちとワクワクを共有して楽しく遊ぼう
ストローで水が移動?

水が移動する不思議な実験を楽しんでみませんか?
用意するのは透明なコップ2つと曲がるストローと水のみ!
曲がるストローは曲がる部分を中心にして両側が同じ長さになるように切ってくださいね。
まず1つのコップに多めに水をいれます。
次にストローの中を水で満たしたらこぼれないように両端を指で押さえます。
最後に水の入ったストローの両端をそれぞれのコップに差し込んだら完了です。
すると水がストローを通って自動的にコップからコップへ移っていきます。
水の色を変えれば、水の動きや色が混ざる様子も楽しめそうですね。
こちらはサイフォンの原理を活用した実験です。
不思議な水の動きをぜひ子供たちと一緒に観察してみてくださいね!
つかめる水

ぷにぷにした感触が子供たちの好奇心をくすぐる掴める水を作ってみましょう。
使うのは5円玉や50円玉など穴のあいた硬貨と水と100均に売られているチカバルーン!
まず硬貨の穴の部分にチカバルーンを穴が埋まる程度に塗布します。
次に蛇口から硬貨の穴に向かって水を流し続けます。
すると硬貨の下にポトンと球体の掴める水が完成します。
水が漏れないようすぐに口を閉じてくださいね。
不思議な物体の登場に子供たちはきっとかわいい反応を見せてくれるはず!
保育園や幼稚園で行う際は、蛇口が混雑したり、完成までに時間がかかることが予測されるので、先生が子供たちの前で作る工程を見せた後に、あらかじめ用意したもので遊べるようにしておくとスムーズです。
ぷるぷるせっけん

手洗いの時間が楽しくなる、ぷるぷるせっけんを作ってみましょう。
まず耐熱グラスにお湯250mlとゼラチン30gを入れて素早くかき混ぜます。
次にせっけん水60mlを入れて泡立たないように今度はゆっくりとかき混ぜましょう。
次に食紅を数滴入れた別のコップに先ほどかき混ぜた液体を注ぎます。
最後にシリコン容器に入れて冷蔵庫で2時間ほど固めれば完成です。
グミのようなゼリーのようなぷるぷる感がクセになる、かわいいせっけんに子供たちも大喜びしそうですね!
いろんな色や形を使ってお気に入りのせっけんを作ってみてくださいね。
固くて柔らかい?魔法の水

固くて柔らかい魔法の水を作ってみんなで感触を楽しみましょう。
今回使用するのは水と片栗粉のみ!
この2つを混ぜ合わせれば魔法の水は完成です。
材料も工程もシンプルなのが嬉しいポイントですね。
混ぜ合わせた液体の上から水面に向かって強い力を加えると液体が固くなり、ゆっくりと液体に触れてみると柔らかくなるという、不思議でおもしろい性質に子供たちも虜になること間違いなし。
思いのままにいろいろな触り方で感触を楽しむ姿が目に浮かびます。
片栗粉と水の割合を変えたり、色を付けみたりすればよりいっそう遊びが広がるのでオススメですよ。
氷ができるかな?

寒い冬にオススメの氷を使った実験遊びはいかがですか?
水を入れた容器やバケツの中に、子供たちの好きな花や葉っぱを入れ、戸外に一晩置いて凍らせれば完成です。
冷たい氷に触れたり、氷を溶かして中身を取り出したりして楽しめそうですね。
また氷に塩を付けると糸にくっつくので氷を釣ることもできます。
子供たちが作った氷を活用してぜひ試してみてくださいね。
氷ならではの特性を活かした実験遊びを通して子供たちの探求心や好奇心をたくさん刺激していきましょう!
静電気実験

乾燥した季節に、パチッと起きる静電気を体験したことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな静電気を保育の実験に取り入れて遊んでみましょう。
まず子供たちと一緒にストローをティッシュでこすったり、風船を服でゴシゴシしながら摩擦で静電気を発生させます。
静電気を起こしたらストローを花紙やすずらんテープに近づけたり、風船を髪の毛に当てたりしてくっつく様子を楽しみましょう。
身近に起きる不思議な現象に子供たちも興味津々!
さらに遊びを広げて、バルーンアート用の長細い風船を用意し、花紙やビニール袋を切って魚を作り、魚釣りを楽しんでみるのもオススメです。
身近な材料で気軽に楽しめる実験なのでぜひ子供たちと一緒に遊んでみてくださいね。