テレワークやおうち時間にも!Lo-Fi Hip Hopおススメの人気曲
2010年代中盤から後半にかけて、ネット上で音楽ファンからひそかな人気を集め、現在は1つのジャンルとして定着した感のある「Lo-fi Hip Hop」をご存じですか?
ジブリの映画『耳をすませば』の一場面をループさせた映像で知られる、ローファイ・ヒップホップを代表するYouTubeの音楽チャンネル「ChilledCow」のサムネイル画像が気になっていた方、実は当時から結構いらっしゃったはず。
古いジャズやソウルなどをサンプリング、チルな雰囲気満載のビートはヒップホップ・リスナーならずとも、作業用BGMとしても大いに好まれているのですね。
今回は代表的なアーティストの名曲をリサーチ、初心者にもおすすめの内容でご紹介します!
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テレワークやおうち時間にも!Lo-Fi Hip Hopおススメの人気曲(11〜20)
Serenity (Original Mix)Kupla

ローファイ・ヒップホップのムーブメントをけん引したYouTubeの音楽チャンネルの筆頭に挙げられるのが、フランスを拠点とする「ChilledCow」です。
スタジオ・ジブリの映画『耳をすませば』の一場面をループさせた動画で多くのファンを獲得し、ローファイ・ヒップホップといえば日本のアニメーションといったイメージを決定付ける役割を果たした存在なのですね。
2021年3月よりChilledCowは「Lofi Girl」という名前で活動していますが、そんなChilledCowの創設者でありビートメイカーでもあるKuplaさんが2020年に公開した楽曲『Serenity』を紹介しましょう。
まさにジブリ映画のように、幼い頃の在りし日の思い出が浮かび上がってくるような、ノスタルジックで繊細な音作りはローファイ・ヒップホップの王道中の王道といった雰囲気ですね。
ほんのりジャジー、時折聴こえてくる子どもの声も非常に効果的。
夜のリラックスしたい時間帯に、オススメです!
De JaneiroBodikhuu

オンラインを通じて広がっていくローファイ・ヒップホップの盛り上がりに国と国との境界線などはまるで無意味ですが、こちらの楽曲『De Janeiro』はモンゴルのウランバートル出身のBodikhuuが手掛けたものです。
一聴して、他のローファイ・ヒップホップとはやや違った印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
力強いドラム・ビートはヒップホップ的ではありますが、ボサノヴァやラテン・ミュージック、ブラジル音楽への憧憬が感じられるトロピカルなサウンドスケープは、夜のベッドルームではなく遠い南国の情景をリスナーに呼び起こすのです。
2019年には日本でもリリースされたアルバムの邦題が『ボディア・ノヴァ ~リオへの憧憬』というのも、まさに言い得て妙といった趣ですね。
ローファイ・ヒップホップは単調な展開に終始しがちなジャンルであることも事実ではありますが、このような楽曲を聴くとさまざまな可能性を感じ取ることができるはずです。
LuvnYouIan Ewing

基本的にローファイ・ヒップホップをとりあえず聴いてみたい、という方はシーンの最重要レーベル「チルホップ・ミュージック」のアーティストをチェックすれば間違いはないですね。
アメリカはウイスコンシン州出身のビートメイカー、Ian Ewingさんもその1人。
同じく人気ビートメイカーのジョーイ・ペコラロさんとアメリカでツアーをしているといった点からも分かるように、ローファイ・ヒップホップの枠内をこえて、エレクトロニカ~アンビエント的なファンにもアピールする音楽性の持ち主なのですね。
2018年に公開された『LuvnYou』は比較的ローファイ・ヒップホップ寄りの作風で、ロマンチックなピアノの旋律とヒップホップ的なビート、随所に導入された浮遊感のある装飾音が心地良いナンバーとなっております!
同系統のサウンドにありがちな、雰囲気重視のものとは一線を画す、ビートメイカーの個性をしっかりと感じさせる楽曲となっているのがポイントですね。
Your Favorite PlaceJoey Pecoraro

アメリカはデトロイト出身、ローファイ・ヒップホップ界において抜群の知名度と人気を誇る気鋭のビートメイカー、ジョーイ・ペコラーロさん。
もともとはメタル系のバンドでギタリストだった、というこの手のジャンルではやや異色の経歴を持つジョーイさんですが、後にJ・ディラさんやヌジャベスさんの存在を知ってビート作成を始めるようになったそうです。
2021年には待望のセカンド・アルバム『Old Time Radio』をリリース、さまざまな音楽的挑戦を見せたジョーイさんの楽曲の中でも、今回は2018年に公開された名曲『Old Time Radio』を紹介します。
2019年に日本限定でリリースされたローファイ・ヒップホップのコンピレーション盤『Chillhop Radio ~Beats to Relax to』にも収録されており、まさにジャンルの王道を味わえる美しくもノスタルジックな楽曲です!
ちなみに、紹介している動画で使われている映像はあのロジャー・コーマンさんが監督を務めた映画『早すぎた埋葬』とのことです。
lilyeevee

2012年からスタートした、カナダはカルガリーを拠点とするレーベル「INNER OCEAN RECORDS」は、こだわりのアートワークとカセットテープのリリースで知られており、ローファイ・ヒップホップ~~チルホップ界において最重要レーベルの1つ。
レーベルの初期から看板アーティストとして活躍しているのがオランダ出身の女性ビートメイカーeeveeさんであり、日本のアニメーションやサブカルチャーからの影響を感じさせる美学や世界観は、レーベルの中でも一際個性的なのですね。
今回取り上げている『lily』は、日本のアンビエント・ミュージック界の巨匠、吉村弘さんが1984年に発表した『森の夜明け』と『小川にそって』といった楽曲を引用しており、いわゆるローファイ・ヒップホップ的なノスタルジーは他のものと比べてどこか寂しげで、やや内省的な雰囲気が独特の美しさを感じさせます。
余談ですが『lily』の動画に使われているのが、カルトなアニメ作品『天使のたまご』というのも……eeveeさんの楽曲の世界観を表しているように感じざるをえませんね。
おわりに
ローファイ・ヒップホップは今やネット上のミームと化すほどの認知度を得ていますが、その実態はなかなか掴みづらいのも事実。
現在では、フィジカルのリリースやコンピレーション盤なども発売されていますから、今回のプレイリストをきっかけとして、アーティストそれぞれのアルバムやEP作品なども、ぜひチェックしてみてくださいね。


