音楽好き、と一口に言ってもたくさんの音楽ジャンルがありますね。
いつも同じような曲ばっかり聴いて、なんだか新鮮味が足りなくなってきたな…と感じているそこのあなた!
今回は男性におすすめのジャズの名曲をまとめてご紹介。
新たな扉がきっと開けるはず。
男性におすすめのジャズの名曲(1〜10)
Blue MoonMel Tormé

深い夜空に輝く月のような、静謐で優美な旋律が心に染み入ります。
アメリカ出身のメル・トーメさんは、その甘美なバリトンボイスから「ベルベット・フォグ」の愛称で親しまれた名手。
1949年4月にキャピトル・レコードからリリースされた本作は、全米チャートで20位を記録する大ヒットとなりました。
孤独だった主人公が奇跡的な出会いを経て愛を見つけるというロマンティックなストーリーを、トーメさんは温かみのある歌声で情感豊かに描き出しています。
ジャズの要素を巧みに織り込んだアレンジと、まるで物語を語るかのような表現力は圧巻。
1948年のMGM映画『Words and Music』でも披露され、静かな夜にグラスを傾けながら聴きたい、大人のための珠玉のバラードです。
Waltz For DebbyBill Evans

Bill Evansの作品でも代表的なのが、この曲のタイトルがついた、1961年のライヴアルバム『Waltz For Debby』です。
この曲自体は1956年にBill Evanz自身により作られた曲で、当時2歳であったBill Evanzの姪デビイに捧げられた曲です。
Almost BlueChet Baker

ウェストコーストジャズの代表的トランペット奏者であり、ヴォーカリストでもあるChet Bakerの晩年の名演奏、「Almost Blue」です。
この曲はElvis CostelloがChet Bakerの曲にインスパイアされて作った曲で、それを気に入った彼がカバーしました。
Speak LowWalter Bishop Jr.

Walter Bishop Jr.はジャズピアニストで、音楽教師・音楽理論家という顔も持ち合わせた人で、即興演奏についての論文も書いたりしていました。
この曲、「Speak Low」はスタンダードナンバーですが、彼の代表的な曲にもなっています。
Blue TrainJohn Coltrane

20世紀の”ジャズの巨人”とも言われている、サックス奏者のJohn Coltraneです。
名演奏と言われている曲は、たくさんありますが、前期の代表曲はやはりこの曲ではないでしょうか。
スリリングな演奏がたまらなくかっこいい曲です。