【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌
5月は新緑が美しくなり、お出かけしたい気持ちが湧いてきますよね。
この記事では、そんな5月にぴったりな歌の中から、高齢者の方にオススメの歌をご紹介します。
季節感あふれる歌詞が盛り込まれた『こいのぼり』をはじめ、母の日にぴったりな曲、そしてお出かけの際に聴きたい明るく元気な曲など、さまざまな曲を集めました。
5月にぴったりな歌を歌って、季節感を深めてくださいね。
声を出すことは心身ともに豊かになるそうでなので、高齢者施設の音楽レクリエーションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌(1〜10)
バラが咲いたマイク真木

心温まる庭に咲くバラを歌った名曲は、1966年にマイク眞木さんにより発表されました。
シンプルながら深い愛情を感じさせるフォークソングですね。
春から夏への季節の移り変わりを感じられる庭で咲く花のような、穏やかな曲調も魅力的です。
本作は、マイク眞木さんのデビュー曲として『バラが咲いた/マイク眞木のフォーク・アルバム』に収録され、2016年9月からはJR東日本常磐線の石岡駅で発車メロディとしても使用されています。
優しさに満ちた歌声とメロディは、高齢者の方との音楽レクリエーションの時間にピッタリです。
懐かしい思い出とともに、心安らぐひとときを過ごしていただけるでしょう。
哀愁列車三橋美智也

北国の旅情あふれる情景と、切ない恋心を見事に歌い上げた珠玉の名曲です。
キリッとした男性の声が、湯煙がたつ宿場町での甘い思い出と、忍びよる別れの瞬間を情感豊かに描き出します。
三橋美智也さんの民謡で培われた力強い歌声が、温かみのある優しい抑揚と絶妙なバランスを生み出しています。
1956年のリリース以来、250万枚を超える大ヒットとなり、翌年には映画化されるなど、日本の演歌史に深い足跡を残しました。
懐かしい思い出とともに楽しみたい時や、音楽を通じて心を通わせたい時にオススメの1曲です。
高齢者の方との音楽レクリエーションの場でも、自然と口ずさみたくなる親しみやすさがありますよ。
案山子さだまさし

昭和のふるさとの風景を、静かで優しい旋律とともに描いた故郷への思いの曲です。
さだまさしさんの優しい語り口で、都会で一人暮らしをする弟や妹への思いを、雪の中に立つカカシの姿にたとえて歌い上げられています。
1977年11月に発売され、『私花集』『さだまさしベスト』などのアルバムにも収録されています。
高齢者の方が親しみやすく、遠く離れて暮らす家族のことを懐かしく思い出しながら、みなさんで一緒に歌っていただきたいすてきな曲ですね。
施設でのレクリエーションでは、ゆっくりと演奏に合わせて手拍子をしながら楽しんでいただければと思います。
【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌(11〜20)
母に捧げるバラード海援隊
母との思い出がよみがえるような温かい歌声が心に染みわたる曲です。
海援隊のメンバーが両親への感謝の気持ちを優しい言葉で紡いでいく様子に、多くの方が共感されることでしょう。
静かに語りかけるような歌い方と、心温まるメロディが見事に調和しています。
1973年12月にリリースされ、オリコンチャートで10位を記録した本作は、翌年のNHK紅白歌合戦にも出場。
アルバム『望郷篇』にも収録され、日本レコード大賞企画賞も受賞しました。
施設での音楽レクリエーションに最適な1曲です。
高齢者の方々と一緒に口ずさみながら、それぞれの大切な思い出を分かち合えるすてきな時間が過ごせることでしょう。
穏やかな5月の日差しの中で、ぜひみなさんでこの歌を楽しんでいただきたいと思います。
五月の歌訳詞:青柳善吾/作曲:モーツァルト

爽やかな新緑の季節にピッタリな、モーツァルトが作曲した名曲に、日本の詩人である青柳善吾さんによる情緒豊かな訳詞が付けられています。
1947年に小学校の音楽教科書に掲載され、多くの方に親しまれてきました。
本作は、春の美しい情景と、それを楽しむ心情を優しく表現しています。
心地よい旋律とともに、小川のせせらぎ、スミレの香り、そよ風に揺れる若葉など、五感で感じる春の喜びが描かれており、聴く人の心を明るく包み込みます。
音楽レクリエーションの時間に、高齢者の方々と一緒に歌ってみませんか?
懐かしい思い出話に花を咲かせながら、春の訪れを心ゆくまで楽しんでいただけると思います。
高原列車は行く岡本敦郎

美しい高原の自然と列車の旅情を優雅に歌い上げた楽曲は、家族旅行の心温まる思い出とともに、大切な方とのすてきな時間を思い起こさせてくれます。
雄大な風景とロマンにあふれた内容に、誰もが穏やかな気持ちになれることでしょう。
岡本敦郎さんの心地よい歌声に乗せて、牧歌的な風景が優しく胸に響きます。
1954年の発売以来、多くの方に愛され続けてきた本作は、2020年のNHK連続テレビ小説「エール」でも取り上げられ、世代を超えた感動を呼んでいます。
皆様でお茶を飲みながら、昔の思い出話に花を咲かせる時間にぴったりです。
ゆったりと腰を落ち着けて、心安らぐひとときをお過ごしください。
麦畑オヨネーズ

優しく心温まる田舎の風景が広がる名曲です。
東北弁を用いた親しみやすい歌詞で、農村の若者たちの純朴な恋愛模様を描いています。
90万枚の売り上げを記録し、オリコンチャートでは最高2位を獲得しました。
メロディは誰もが口ずさめる親しみやすさが特徴で、ファミリーマートのCMソングとしても使用されました。
オヨネーズの代表曲として、多くの方々に愛され続けている作品です。
懐かしい風景を思い起こさせ、思い出話に花を咲かせるキッカケにもなりますので、高齢者の方の音楽レクリエーションにピッタリです。
心温まる歌詞と優しいメロディで、きっと心に響くことでしょう。