5月の歌と共に贈る思い出。春の名曲と感動の歌物語
5月は過ごしやすい気候に恵まれ、音楽を楽しむのにぴったりな季節ですね。
初夏の陽気に誘われて口ずさみたくなる五月雨のメロディ、母の日にぴったりな感動の歌物語、五月病に寄り添ってくれる楽曲までたくさんの5月にちなんだ曲がありますよね。
この記事では、春から夏への移ろいを感じさせる楽曲や、大切な人への想いを込めた珠玉の名曲を紹介していきます。
あなたの心に響く1曲に出会えるはずです。
ぜひ最後までご覧になってください!
5月の歌と共に贈る思い出。春の名曲と感動の歌物語(1〜10)
晴るヨルシカ

目を閉じると沸き上がってくる大切な人への思い。
透明感あふれる歌声とギターやシンセサイザーで構築された、エレクトロニカとロックを融合させたサウンドスケープが印象的です。
ヨルシカが2024年1月に贈る楽曲で、春の訪れと共に明るい未来への期待を描き出しています。
テレビアニメ『葬送のフリーレン』第2クールのオープニングテーマとして起用され、さらにサントリーのジン『翠(SUI)』とのコラボレーションWeb CMにも採用されました。
人生の喜びや苦しみ、希望や絶望といった感情の揺れ動きを、雨や晴れといった自然現象に重ね合わせた詩世界は、春の移ろいを感じながら心に迷いを抱える方の心に寄り添ってくれることでしょう。
ライラックMrs. GREEN APPLE

青春の甘酸っぱさと成長への期待が詰まった、Mrs. GREEN APPLEの心温まるロックチューン。
大切な人との思い出や、人生の有限性をテーマにした本作は、2024年4月から放送のアニメ『忘却バッテリー』のオープニングテーマに起用され、同年12月には第66回日本レコード大賞を受賞。
日本レコード大賞2連覇という快挙を達成しました。
都会の片隅で不安や孤独を感じている人に寄り添い、自分の不完全さを受け入れながら前を向いていく勇気を与えてくれます。
新生活をスタートし、5月頃に気持ちが沈みがちなとき、この曲を聴くことで心が軽くなりますよ。
五月雨大瀧詠一

5月も月末になってくると、そろそろ梅雨入りも間近ということで雨が増えてきますね。
雨が好きという人ももちろんいると思いますが、どちらかというと嫌いな人の方が多いんじゃないでしょうか。
そんな雨が苦手な皆さんに聴いてほしいのが、大滝詠一さんの『五月雨』という曲です。
この曲を聴くと、雨でも少し晴れやかな気分で過ごせると思いますよ。
怪獣の花唄Vaundy

2022年末の紅白歌合戦でのパフォーマンスも大バズリしたVaundyさんの軽快な神曲。
「コールアンドレスポンスを意識したライブ向きの曲」とVaundyさんもコメントしている通りファンにも人気のある曲です。
「子供の頃によく耳にしていた歌、それは子供しか持っていない未来への希望の歌」と答え合わせを焦らされているような歌詞もVaundyさんらしいリリック。
聴くだけで元気のもらえる曲なので新しい生活の始まる春、5月にぴったりかも!
五月雨恋歌かぐらP

5月に咲く雨の風景から愛しい人をひたすら思う切なさを表現しつくした『五月雨恋歌』です。
和風のボカロ曲をたくさん発表し、その世界観にファンの多いかぐらPさんの作品です。
雨は涙をかくしてもはかない思いは消えないという表現が美しく、キュンとさせられますね。
初音ミクの声が真っすぐな気持ちをここだけにと、ひっそりと語りかけてくるように聞こえませんか?
しっとりと聴かせてくれるボカロの名曲ですね!
水神流良さんが手がけるイラストにも見とれてしまいますよ!
ライラック美波

アニソンから口ずさみやすいロックまで歌いこなすアーティスト、美波さんの5月にふさわしい力強い1曲がコチラ『ライラック』。
ライラックって何とも初夏らしいですね。
尾崎豊さんに影響されて作詞やギターを始めた、という彼女の音楽。
「自由にならない世界に背中を向けながらもあらがい前へ進み続ける」という歌詞は若者世代にとくに響くものがあるんじゃないでしょうか。
美波さんの素に近いようなクールな歌詞の世界、ぜひ堪能してもらいたいです。
雨燦々King Gnu

まるで雨が燦々と降り注ぐように、胸に染み入る音楽性とメッセージ性を持つ楽曲です。
King Gnuが2022年7月に発表した本作は、バイオリンやチェロ、オルガン、女性コーラスがノイジーなギターサウンドと織りなす壮大な世界観を描き出しています。
未来への希望や決意を込めた優しくも力強い歌声が、人生の苦しみを洗い流してくれるような心地良さを届けてくれます。
TBS系日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌として書き下ろされ、アルバム『Stardom』に収録されている本作は、人生の転機に直面する方々の心に寄り添う1曲として聴いていただきたい作品です。
5月の梅雨の季節に聴きたくなりますね。