【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌
5月は新緑が美しくなり、お出かけしたい気持ちが湧いてきますよね。
この記事では、そんな5月にぴったりな歌の中から、高齢者の方にオススメの歌をご紹介します。
季節感あふれる歌詞が盛り込まれた『こいのぼり』をはじめ、母の日にぴったりな曲、そしてお出かけの際に聴きたい明るく元気な曲など、さまざまな曲を集めました。
5月にぴったりな歌を歌って、季節感を深めてくださいね。
声を出すことは心身ともに豊かになるそうでなので、高齢者施設の音楽レクリエーションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌(11〜20)
5月の別れ井上陽水

爽やかな季節を迎え、井上陽水さんの叙情的なメロディが心に響く作品をご紹介します。
穏やかな旋律と風景を織り込んだ歌詞は、まるで五月の空気を感じるような清々しさがあり、新緑の季節にピッタリです。
春から初夏へと移り変わる風景を繊細に描き、結婚式の情景や夜空の星など、懐かしい思い出を思い起こさせる優しい歌声が印象的です。
本作は1993年3月にリリースされ、同年にリリースされたアルバム『UNDER THE SUN』に収録されています。
キリンビールのCMソングとしても使用され、多くの方の記憶に残る1曲となりました。
穏やかな時間の流れを感じながら、高齢者の方々と一緒に音楽を通じて思い出話に花を咲かせてみませんか?
心温まるひとときを過ごせるすてきな楽曲です。
汽車ポッポ作詞:富原薫/作曲:草川信

懐かしい思い出がよみがえる、富原薫さんと草川信さんが手掛けた思い出深い1曲です。
窓の外を流れる景色や、列車が走るリズミカルな音を表現した軽快なメロディが魅力的ですね。
1937年にリリースされた本作は、多くの人々に愛され、2007年には「日本の歌百選」にも選出されています。
世界の童謡を代表する名曲として、川田正子さんをはじめ、多くのアーティストがカバーしてきました。
音楽レクリエーションの時間に、列車の思い出話で盛り上がってみてはいかがでしょうか。
高齢者の方と一緒に、思い出の中の懐かしい車窓からの風景を共有できるすてきな時間になりそうです。
びわ作詞:まどみちお/作曲:磯部俶

穏やかな晴れの日に、緑豊かな庭先で熟していく果実を思い浮かべてみませんか?
まど・みちおさんと磯部俶さんが手掛けた本作は、1953年7月に発表された優しい音色の童謡です。
大きな葉の下で、日の光を浴びながら実る様子が目に浮かぶような詩と、心安らぐメロディが特徴です。
高齢者の方と一緒に、懐かしい初夏の思い出に浸りながら過ごすひとときにピッタリな曲です。
優しく流れる音楽に合わせて、窓の外の緑を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。
池の鯉文部省唱歌

清々しい季節の景色を思い浮かべながら楽しめる文部省唱歌です。
池の中で泳ぐ鯉の姿に優しく語りかける様子が、のどかで温かな気持ちにさせてくれます。
1911年5月に『尋常小学唱歌 第一学年用』に収録された本作は、明るく親しみやすいメロディと心和む歌詞で長年にわたり愛され続けています。
音楽の教科書に掲載され、学校教育の中でも歌い継がれてきました。
きっと懐かしい思い出とともに心に響くはずです。
高齢者の方と一緒に歌えば、昔の楽しかった記憶がよみがえり、自然と会話も弾むかもしれません。
施設での音楽レクリエーションに最適な1曲だと思います。
夏は来ぬ作詞:佐佐木信綱/作曲:小山作之助

季節が夏に近づいていく5月は、生き物や植物の動きが活発な季節ではないでしょうか。
そんな初夏の風物詩がならべて表現された、日本の歌百選にも選出された童謡です。
日常の中で季節の花や生き物を目にすることで、夏が徐々に近づいていることを実感していくような内容。
初夏を感じられるものが多く登場していることで、風景がしっかりとイメージされますね。
歴史を感じるような言葉遣いも印象的で、風景の勇ましさが強く伝わってきます。
茶摘み作詞作曲者不詳

緑が深く色づき、夏の気配も近づいてくる5月は、お茶のシーズンでもありますよね。
鮮やかな緑色に染まった茶畑、そこで茶摘みがおこなわれる光景は、春から夏への季節の変化が感じられます。
そんな茶摘みの様子やその周りに広がる風景が、この『茶摘み』では表現されています。
青空の下に広がる美しい緑の光景が強くイメージされる曲で、気温の高さも伝わるようなさわやかな唱歌です。
夏に向かって季節が変わっていく、高揚感のようなものも伝わってきますね。
【高齢者向け】新緑輝く爽やかな5月に歌ってほしい歌(21〜30)
ひなげしの花アグネス・チャン

丘の上に咲く一輪の花を使って、恋占いをする若い女性の切ない恋心を描いた名曲です。
香港出身のアグネス・チャンさんの澄んだ歌声と、清純なイメージが相まって多くの人々の心をとらえました。
1972年11月に発売され、オリコンチャートで5位を記録した本作は、海外出身アーティストの売上記録を40年間維持する大ヒットとなりました。
思い出の曲を皆さんで歌うと、若かった頃の楽しい思い出がよみがえってきます。
懐かしい気持ちに浸りながら、高齢者の方々と一緒に楽しく歌える優しい春の歌として、デイサービスや施設での音楽レクリエーションにオススメします。