【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。
MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。
ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。
どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。
今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。
日本のヒップホップに厳選したラインアップでお届けします!
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【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(1〜10)
マジでハイ梅田サイファー

大阪のストリートから誕生したヒップホップ集団による渾身の1曲。
MCバトルでも定番となった本作は、R-指定さんをはじめとする個性豊かなメンバーたちのフロウが絶妙に絡み合い、聴く者を高揚させる魅力に満ちています。
LIBROプロデュースの強烈なビートが、各メンバーの卓越したライミング技術を引き立てる名作です。
2019年1月に発売されたアルバム『Never Get Old』に収録され、YouTubeでは1000万回再生を突破。
2025年にはテレビアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』のエンディングテーマにも抜てきされました。
MCバトルの楽しさをより深く知りたい方、日本語ラップの奥深さを体感したい方に絶対おすすめの1曲です。
Street DreamsZeebra

ZEEBRAさんといえばジャパニーズ・ヒップホップのキングですが、最近のヘッズからすると『フリースタイルダンジョン』や『フリースタイルティーチャー』のMCという印象が強いのではないでしょうか?
これまでにいくつもの名曲を生み出しており、こちらの『Street Dreams』は全国的な人気を集めています。
非常にエモーショナルなトラックなので、NAIKA MCさんと呂布カルマさんのような友達同士でのバトルで使われることが多い印象です。
地球ブルースKICK THE CAN CREW

MCバトルで火が付く定番ビートといえば、KICK THE CAN CREWの熱いナンバー。
3・3・7拍子を取り入れた独特のリズム構成と、観客を鼓舞する力強いメッセージが魅力です。
「苦しいなら手を叩け」という歌詞に代表される、ストレスを忘れて踊り盛り上がることの大切さを伝える内容は、MCバトルの熱狂的な雰囲気にぴったり。
2002年11月に『DJDJ [for RADIO]』と両A面でリリースされ、オリコンで16週にわたりチャートイン。
本作は同年のMTV Video Music Awards Japanでもベストライブパフォーマンス賞を受賞。
MCバトル初心者の方や、日本のヒップホップシーンを知りたい方には特におすすめの1曲です。
【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(11〜20)
一網打尽 (REMIX) feat. NORIKIYO,SHINGO★西成, 漢韻踏合組合

関西を代表するヒップホップ・クルー、韻踏合組合。
これまでに多くの名曲を残しているクルーで、こちらの『一網打尽 (REMIX) feat. NORIKIYO,SHINGO★西成, 漢』はその中でも特に根強い人気をほこる作品です。
多くのバトルシーンで使用されているビートで、特に決勝などのバイブスが上がるシーンで使われることが多い印象ですね。
また、ビートのインパクトが強いため、バトルではベストバウトが生まれやすい特徴もあるでしょう。
呂布カルマさんとふぁんくさんのバトルが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
チャレンジャーGadoro

宮崎発のラッパーとして知られるGADOROさんの力強い意気込みが詰まった作品です。
MCバトルで培われた彼の鋭いライミングとJ-REXXXさんのレゲエテイストが融合し、バトルの場でも映える攻撃的なビートが特徴です。
アルバム『SUIGARA』の幕開けを飾るトラックとして2019年3月に日本コロムビアからリリースされました。
全12曲収録の同アルバムはGADOROさんのメジャーシーン進出作として位置づけられています。
映像面では志真健太郎監督によるダイナミックなミュージックビデオも話題を呼びました。
本作はMCバトルの場で使われると観客を熱狂させる要素が満載で、挑戦者として立ち向かう姿勢を表現したリリックは、自分の言葉を信じて前に進みたい人の背中を押してくれるでしょう。
AREA AREAOZROSAURUS

日本を代表するヒップホップ・バンド、OZROSAURUS。
メンバーの1人であるラッパーのMACCHOさんはMCバトルでもよく名前が挙がるため、バトルしか見ないという方でも名前に聞き覚えがあると思います。
こちらの『AREA AREA』はそんなOZROSAURUSの名曲として名高い作品で、MCバトルでも多く使用されています。
トラックが非常にクールな雰囲気にまとめられているため、バイブスが熱いバトルというよりは、切り合いのようなバトルになりやすい印象です。
紫煙漢 a.k.a. GAMI

新宿を代表するラッパー、漢 a.k.a. GAMIさん。
一時期はパクられるなどいろいろありましたが、今でも多くのヘッズからプロップスを集めています。
バトルMCとしても有名なので、ヒップホップに詳しくない方でもご存じだと思います。
そんな漢さんの名曲が、こちらの『紫煙』。
いくつものバトルで使用されている名曲で、D.D.Sさんと智大さんのバトルのようなアングラ vs アングラの構図で使われることが多いビートです。