【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。
MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。
ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。
どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。
今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。
日本のヒップホップに厳選したラインアップでお届けします!
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【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(1〜20)
地球ブルースKICK THE CAN CREW

MCバトルで火が付く定番ビートといえば、KICK THE CAN CREWの熱いナンバー。
3・3・7拍子を取り入れた独特のリズム構成と、観客を鼓舞する力強いメッセージが魅力です。
「苦しいなら手を叩け」という歌詞に代表される、ストレスを忘れて踊り盛り上がることの大切さを伝える内容は、MCバトルの熱狂的な雰囲気にぴったり。
2002年11月に『DJDJ [for RADIO]』と両A面でリリースされ、オリコンで16週にわたりチャートイン。
本作は同年のMTV Video Music Awards Japanでもベストライブパフォーマンス賞を受賞。
MCバトル初心者の方や、日本のヒップホップシーンを知りたい方には特におすすめの1曲です。
蜂と蝶SOUL SCREAM

ジャパニーズ・ヒップホップのれい明期から活躍を続けるヒップホップ・グループ、SOUL SCREAM。
DJを担当しているDJ CEROLYさんは『フリースタイルダンジョン』にも出ていたため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
こちらの『蜂と蝶』はSOUL SCREAMの名曲として名高い作品で、いくつものMCバトルで使用されています。
シリアスな雰囲気を漂わせていますが、熱いバイブスも感じさせる曲なのでベストバウトが生まれやすいビートです。
知らざあ言って聞かせやSHOWTOKONA-X

名古屋のキング、TOKONA-Xさん。
ヘッズにとっては神様のような存在ですね。
非常に熱いバイブスと凄まじいプロップスを集めていました。
26歳という若さで亡くなってしまいましたが、短い期間のなかで名曲を連発しており、その中でも特に有名な作品がこちらの『知らざあ言って聞かせやSHOW』です。
バトルシーンでよく使用される作品で、決勝などの重要なシーンでよく登場します。
UMBで実現した、R-指定さんと呂布カルマさんの伝説の一戦で使われているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
チャレンジャーGadoro

宮崎発のラッパーとして知られるGADOROさんの力強い意気込みが詰まった作品です。
MCバトルで培われた彼の鋭いライミングとJ-REXXXさんのレゲエテイストが融合し、バトルの場でも映える攻撃的なビートが特徴です。
アルバム『SUIGARA』の幕開けを飾るトラックとして2019年3月に日本コロムビアからリリースされました。
全12曲収録の同アルバムはGADOROさんのメジャーシーン進出作として位置づけられています。
映像面では志真健太郎監督によるダイナミックなミュージックビデオも話題を呼びました。
本作はMCバトルの場で使われると観客を熱狂させる要素が満載で、挑戦者として立ち向かう姿勢を表現したリリックは、自分の言葉を信じて前に進みたい人の背中を押してくれるでしょう。
Street DreamsZeebra

ZEEBRAさんといえばジャパニーズ・ヒップホップのキングですが、最近のヘッズからすると『フリースタイルダンジョン』や『フリースタイルティーチャー』のMCという印象が強いのではないでしょうか?
これまでにいくつもの名曲を生み出しており、こちらの『Street Dreams』は全国的な人気を集めています。
非常にエモーショナルなトラックなので、NAIKA MCさんと呂布カルマさんのような友達同士でのバトルで使われることが多い印象です。
AREA AREAOZROSAURUS

日本を代表するヒップホップ・バンド、OZROSAURUS。
メンバーの1人であるラッパーのMACCHOさんはMCバトルでもよく名前が挙がるため、バトルしか見ないという方でも名前に聞き覚えがあると思います。
こちらの『AREA AREA』はそんなOZROSAURUSの名曲として名高い作品で、MCバトルでも多く使用されています。
トラックが非常にクールな雰囲気にまとめられているため、バイブスが熱いバトルというよりは、切り合いのようなバトルになりやすい印象です。