【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。
MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。
ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。
どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。
今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。
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【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(1〜10)
前人未踏韻踏合組合

MCバトルの現場で一度は耳にしたことがあるであろう韻踏合組合の魂の詰まった楽曲です。
2010年10月にアルバム『都市伝説』に収録され、10周年を記念して生まれた作品で、AMIDAさんやだるまさんなどをゲストに迎えています。
力強いビートに乗せた複数のMCによる多彩な韻の応酬が、バトルの熱狂を完璧に体現しています。
さまざまなジャンルのアーティストによるリミックスも制作され、2018年6月には沈黙を語る人によるハードコア・テクノリミックスが配信開始されました。
本作は、バトル初心者の方にも韻踏合組合の実力を知る入口として、またMCバトルの予習や現場での盛り上がりを自宅で追体験したい方にもぴったりの1曲です。
Street DreamsZeebra

ZEEBRAさんといえばジャパニーズ・ヒップホップのキングですが、最近のヘッズからすると『フリースタイルダンジョン』や『フリースタイルティーチャー』のMCという印象が強いのではないでしょうか?
これまでにいくつもの名曲を生み出しており、こちらの『Street Dreams』は全国的な人気を集めています。
非常にエモーショナルなトラックなので、NAIKA MCさんと呂布カルマさんのような友達同士でのバトルで使われることが多い印象です。
マジでハイ梅田サイファー

大阪のストリートから誕生したヒップホップ集団による渾身の1曲。
MCバトルでも定番となった本作は、R-指定さんをはじめとする個性豊かなメンバーたちのフロウが絶妙に絡み合い、聴く者を高揚させる魅力に満ちています。
LIBROプロデュースの強烈なビートが、各メンバーの卓越したライミング技術を引き立てる名作です。
2019年1月に発売されたアルバム『Never Get Old』に収録され、YouTubeでは1000万回再生を突破。
2025年にはテレビアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』のエンディングテーマにも抜てきされました。
MCバトルの楽しさをより深く知りたい方、日本語ラップの奥深さを体感したい方に絶対おすすめの1曲です。
【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(11〜20)
AREA AREAOZROSAURUS

日本を代表するヒップホップ・バンド、OZROSAURUS。
メンバーの1人であるラッパーのMACCHOさんはMCバトルでもよく名前が挙がるため、バトルしか見ないという方でも名前に聞き覚えがあると思います。
こちらの『AREA AREA』はそんなOZROSAURUSの名曲として名高い作品で、MCバトルでも多く使用されています。
トラックが非常にクールな雰囲気にまとめられているため、バイブスが熱いバトルというよりは、切り合いのようなバトルになりやすい印象です。
B-BOYイズムRHYMESTER

一般のリスナーにも大人気のヒップホップ・グループRHYMESTER。
こちらの『B-BOYイズム』は、RHYMESTERの作品のなかで最も頻繁に使用される作品で、多くのバトルで使用されています。
MCバトルは基本的に後攻が有利とされていますが、このトラックに関してはバイブスが非常に熱いため、先攻が一気にプロップスをかっさらうことが多い印象です。
キャッチーなトラックなので、ヒップホップを学び始めたい方にもオススメです。
UZUMAKIDJ CHARI & DJ SHINTARO

MCバトルのフロアを揺らす強烈なビートを生み出したのがDJ CHARIさんとDJ SHINTAROさんの渦巻く楽曲です。
ゆるふわギャングやOZworldさんらをフィーチャーし、ヒップホップとエレクトロニックを融合させた独自のサウンドは、MCバトルシーンに新たな風を吹き込みました。
本作は2023年1月に公開された作品で、TikTokでは「GURU GURUダンス」が話題を呼び、瞬く間に拡散されました。
ダンサーMONAさんの演出も印象的です。
フリースタイルバトルを盛り上げたい方や、日本のヒップホップの新しい流れを体感したい方にぴったり。
DJの刻むビートに身を任せれば、まるで渦に巻き込まれるような体験ができるでしょう。
紫煙漢 a.k.a. GAMI

新宿を代表するラッパー、漢 a.k.a. GAMIさん。
一時期はパクられるなどいろいろありましたが、今でも多くのヘッズからプロップスを集めています。
バトルMCとしても有名なので、ヒップホップに詳しくない方でもご存じだと思います。
そんな漢さんの名曲が、こちらの『紫煙』。
いくつものバトルで使用されている名曲で、D.D.Sさんと智大さんのバトルのようなアングラ vs アングラの構図で使われることが多いビートです。