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【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲

「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。

MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。

ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。

どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。

今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。

日本のヒップホップに厳選したラインアップでお届けします!

【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(31〜40)

FateAnarchy

Anarchy – Fate (日本語字幕版)MVA09 BEST HIP HOP VIDEO 受賞作品
FateAnarchy

京都を代表するラッパー、ANARCHYさん。

アンダーグラウンドのイメージが強かったラッパーですが、最近はメディアへの露出も増えたため、ヘッズでない方もご存じかと思います。

こちらの『Fate』はANARCHYさんの代表的な作品で、ゲットーからはい上がる姿を描いた男らしい曲です。

バトルシーンではバチバチにやり合うような場面で頻繁に使用され、これまでにいくつもの名勝負を生んでいます。

ジャパニーズ・ヒップホップを知る上で欠かせない曲なので、これからヒップホップを勉强しようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。

LEGACYIce Bahn

力強いビートと緻密な押韻が魅力のICE BAHNの代表曲です。

MCバトルの世界で培われた高度なライムスキルと、重厚なサウンドが融合した渾身の1曲。

彼らが誇る「RHYME至上主義」の集大成とも言える作品で、聴く者の心を打つメッセージ性も魅力です。

2018年11月に発売されたアルバム『LEGACY』に収録されています。

本作は、FORKさんがテレビ朝日『フリースタイルダンジョン』で2代目および3代目モンスターとして活躍した後の意欲作。

彼らが2005年の「3 ON 3 FREESTYLE MC BATTLE」で優勝した実績も光ります。

MCバトルに興味を持ち始めた方や、本格的な日本語ラップを堪能したい方にぴったりの1曲です。

Do The GARIYA Thingラッパ我リヤ

熱いバイブスでプロップスを集めるヒップホップ・グループ、ラッパ我リヤ。

1990年代から活動しており現在にいたるまで活躍を続けています。

そんなラッパ我リヤの作品のなかで、特に人気の高いこちらの『Do The GARIYA Thing』はバトルシーンで頻繁に使われている作品です。

名試合を生んだ曲の1つで、このビートが使用されたバトルで最も有名なのが、SIMON JAPさんとチプルソさんのバトルです。

「あっちのサイモンの方がかっこいいもん」というパンチラインは現在でも語り継がれています。

Still D.R.E.Dr. Dre

Dr. Dre – Still D.R.E. ft. Snoop Dogg
Still D.R.E.Dr. Dre

関東圏ではなじみ深いヒップホップの定番楽曲です。

ドクター・ドレーさんの音楽業界での地位を再確認する作品で、スヌープ・ドッグさんとのコラボレーションが魅力的です。

1999年11月にリリースされ、アルバム『2001』のリードシングルとして発表されました。

独特のキーボードフレーズが印象的で、ドクター・ドレーさんの変わらぬスタイルと才能を表現しています。

歌詞からは、音楽への情熱や生き方、築き上げたレガシーが強く伝わってきます。

MCバトルの定番ビートとしても人気があり、ヒップホップファンにとっては欠かせない1曲です。

拍手喝采DABO

DABO – 拍手喝采 MV(2001)
拍手喝采DABO

「フリースタイルダンジョン」の歴史において屈指の名バトルとして今も語り継がれている、2017年に放送されたNAIKA MCさんと般若さんによる最終バトル。

その第2ラウンドで使われたビートが、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーであり、Def Jam Japanの第1弾アーティストとしてデビューしたことでも知られるDABOさんにとってのメジャーデビュー曲『拍手喝采』です。

ハードコアでありながらもスタイリッシュ、巧みなフロウがさえまくる問答無用の日本語ラップのクラシックですね。

日本のヒップホップの歴史に詳しければ、漢 a.k.a GAMIさんとDABOさんとの有名なビーフ合戦を思い出される方もいるかもしれません……。

かみさまPSG

板橋を代表するヒップホップ・ユニット、PSG。

PUNPEEさん、5lackさん、GAPPERさんによって結成されたユニットで、2000年代後期のヒップホップ・シーンで活躍しました。

そんなPSGの名曲が、こちらの『かみさま』。

MCバトルでは定番のトラックで、最近で言えばJAKEさんとAuthorityさんのバトルが記憶に新しいのではないでしょうか?

ポップなタイトルと違い、トラックは切れ味がバツグンのクールな構成に仕上げられているため、ベストバウトが生まれやすい曲と言えるでしょう。

やっちゃった般若

般若 / やっちゃった / Official Music Video
やっちゃった般若

MCバトルの定番ビートとして知られる1曲が、般若さんの代表作です。

彼の軽快なリズム感とフローが際立ち、日常のトラブルや失敗をコミカルに描いたリリックが多くの共感を呼びます。

警察との職務質問など身近な出来事をユーモラスに表現した内容は、MCバトルシーンでの人気の理由でしょう。

2005年2月に発売されたアルバム『根こそぎ』に収録された本作は、SUBZEROさんが手掛けた強力なビートと相まって、バトル会場を沸かせる定番曲となっています。

ライブでの盛り上がりも抜群で、2022年には公式YouTubeでのMV公開により新たなファン層にも拡散。

ヒップホップに詳しくない方も、この曲をきっかけに般若さんの世界観にハマること間違いなしです。

BUSTDOWNAbara!

BUSTDOWN (Prod. by first love)
BUSTDOWNAbara!

デジタルロックユニットAbara!が手がけた楽曲が、MCバトルの世界で絶大な支持を得ています。

重厚なビートとうなるようなギターリフが融合した独特のサウンドは、MCたちの熱いラップを引き立てる最高の土台となっています。

エレクトロニカとロックの要素が混ざり合った音楽性は、バトルの緊張感と興奮を高める効果も抜群です。

2015年1月に発売されたミニアルバム『GLITTER PRIDE』に収録された本作は、六本木morph-tokyoでのワンマンライブでも披露され、会場を熱狂させました。

MCバトルをこれから観戦したい方や、ヒップホップカルチャーに興味がある方に特におすすめの1曲です。

観客が最初のスクラッチ音で沸く理由が、聴けば必ず理解できるでしょう。

Ante UpM.O.P.

Ante Up Remix (featuring Busta Rhymes, Teflon, and Remy Martin) (Official Video)
Ante UpM.O.P.

激しさと独特の雰囲気を併せ持つ、MCバトルの定番ビートとして知られる楽曲です。

2000年8月にリリースされ、アルバム『Warriorz』に収録されました。

M.O.P.さんの攻撃的なラップスタイルが際立つ本作は、ストリートの雰囲気を存分に感じられる1曲。

サンプリングされた『Soul Sister, Brown Sugar』の要素が、独特の味わいを生み出しています。

映画『The Last Castle』や『Brown Sugar』など、多くの作品でも使用され、その魅力は幅広く認められています。

エネルギッシュな雰囲気を求める方におすすめの1曲です。

洗脳Awich

Awich – 洗脳 feat. DOGMA & 鎮座DOPENESS (Prod. Chaki Zulu)
洗脳Awich

権力の裏側で暗躍するキャラクターたちが描かれる社会派ヒップホップがAwichさんの代表曲として知られています。

DOGMAさんと鎮座DOPENESSさんをフィーチャーしたこの楽曲は、政治、資本主義、情報社会への鋭い批評が込められており、MCバトルのビートとしても注目されています。

Awichさんのアルバム『孔雀』に収録され、2020年1月に世に出た本作は、昭和のノワール映画を思わせる雰囲気のミュージックビデオも話題となりました。

重厚なビートとメッセージ性の強いリリックが特徴で、MCバトルの練習をしている方はもちろん、社会問題に関心がある方や、日本語ラップの表現力に興味がある方におすすめです。