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【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲

「高校生RAP選手権」や「フリースタイルダンジョン」といったテレビ番組の人気で、あまりヒップホップに興味がなかった層にも広まった感のあるMCバトル。

MCそれぞれの個性あふれるラップはもちろん、MCバトルにおいて非常に重要な要素がDJの流すビートです。

ビートに興味を持たず、たとえば最初のスクラッチ音が鳴った瞬間に観客が沸く理由が分からない、という方も少なからずいたのではないでしょうか。

どのような楽曲のビートが使われているのか、知れば知るほどMCバトルを楽しめますし、ヒップホップという音楽自体の奥深い魅力が理解できるはず。

今回紹介するのは、MCバトルにおける定番のビート・人気の楽曲たち。

日本のヒップホップに厳選したラインアップでお届けします!

【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲(36〜40)

洗脳Awich

Awich – 洗脳 feat. DOGMA & 鎮座DOPENESS (Prod. Chaki Zulu)
洗脳Awich

権力の裏側で暗躍するキャラクターたちが描かれる社会派ヒップホップがAwichさんの代表曲として知られています。

DOGMAさんと鎮座DOPENESSさんをフィーチャーしたこの楽曲は、政治、資本主義、情報社会への鋭い批評が込められており、MCバトルのビートとしても注目されています。

Awichさんのアルバム『孔雀』に収録され、2020年1月に世に出た本作は、昭和のノワール映画を思わせる雰囲気のミュージックビデオも話題となりました。

重厚なビートとメッセージ性の強いリリックが特徴で、MCバトルの練習をしている方はもちろん、社会問題に関心がある方や、日本語ラップの表現力に興味がある方におすすめです。

証言Lamp Eye

LAMP EYE – 証言 (さんぴんCAMP) (LIVE)
証言Lamp Eye

伝説のヒップホップ・グループとして知られているLAMP EYE。

現在はYOU THE ROCKさんとTWIGYさんを加えて、KAMINARI-KAZOKU.として活動しています。

こちらの『証言』は、LAMP EYEの最も有名な作品です。

厳密には『証言1』というタイトルで、『証言9』まで収録されています。

バトルシーンではなじみ深い作品で、いくつもの名バトルで使用されてきました。

クラシカルでオシャレなビートが好きな方はぜひチェックしてみてください。

Do The GARIYA Thingラッパ我リヤ

熱いバイブスでプロップスを集めるヒップホップ・グループ、ラッパ我リヤ。

1990年代から活動しており現在にいたるまで活躍を続けています。

そんなラッパ我リヤの作品のなかで、特に人気の高いこちらの『Do The GARIYA Thing』はバトルシーンで頻繁に使われている作品です。

名試合を生んだ曲の1つで、このビートが使用されたバトルで最も有名なのが、SIMON JAPさんとチプルソさんのバトルです。

「あっちのサイモンの方がかっこいいもん」というパンチラインは現在でも語り継がれています。

拍手喝采DABO

DABO – 拍手喝采 MV(2001)
拍手喝采DABO

「フリースタイルダンジョン」の歴史において屈指の名バトルとして今も語り継がれている、2017年に放送されたNAIKA MCさんと般若さんによる最終バトル。

その第2ラウンドで使われたビートが、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーであり、Def Jam Japanの第1弾アーティストとしてデビューしたことでも知られるDABOさんにとってのメジャーデビュー曲『拍手喝采』です。

ハードコアでありながらもスタイリッシュ、巧みなフロウがさえまくる問答無用の日本語ラップのクラシックですね。

日本のヒップホップの歴史に詳しければ、漢 a.k.a GAMIさんとDABOさんとの有名なビーフ合戦を思い出される方もいるかもしれません……。

I REPDABO・ANARCHY・KREVA

DABO ANARCHY アナーキー KREVA – I REP PV from The Exclusives Japanese Hip Hop Hits
I REPDABO・ANARCHY・KREVA

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDABOさん、京都を代表するラッパーのANARCHYさん、メジャーシーンで大活躍しているKREVAさんといった、ジャパニーズ・ヒップホップのレジェンドたちによる名曲『I REP』。

非常にポジティブなメッセージがこめられた作品で、トラックも内容に合わせた明るいものに仕上げられています。

MCバトルでもトラックやリリックのイメージに合った、お互いをリスペクトしあうバトルになりやすい印象です。