RAG MusicHIPHOP-Rap
おすすめのヒップホップ・ラップ
search

【洋楽】ビッグビートの代表的な名曲まとめ【ロック好きにも】

【洋楽】ビッグビートの代表的な名曲まとめ【ロック好きにも】
最終更新:

【洋楽】ビッグビートの代表的な名曲まとめ【ロック好きにも】

1990年代後半のエレクトロニックミュージックシーンに大きな影響を与えたビッグビート。

ロックやヒップホップのエッセンスを取り入れ、高速なビートとダイナミックなサウンドで世界中のダンスフロアを熱狂させました。

歪んだベースライン、ブレイクビーツ、サンプリングを駆使した独特のサウンドは、今なお多くのアーティストに影響を与え続けています。

この記事では、ビッグビートの魅力と、ジャンルを代表する楽曲をご紹介します。

懐かしい90年代のクラブミュージックを振り返りながら、その革新的なサウンドの世界に浸ってみませんか?

【洋楽】ビッグビートの代表的な名曲まとめ【ロック好きにも】(1〜10)

BreatheNEW!The Prodigy

The Prodigy – Breathe (Official Video)
BreatheNEW!The Prodigy

90年代エレクトロニックミュージックシーンの革命児として知られるザ・プロディジーが1996年11月に手がけたナンバー。

Thin Lizzyのドラムブレイクをサンプリングした強烈なビートと、地を這うようにうねるベースラインが融合したサウンドは、まさにビッグビートの象徴ではないでしょうか。

故キース・フリントさんとマキシムさんによる掛け合いのようなボーカルは、精神的に追い詰められた人間の内なる葛藤を思わせ、聴く者に息苦しいほどの緊迫感を与えますよね。

名盤『The Fat of the Land』からの本作は、イギリスやフィンランドなど複数の国でチャート1位を獲得。

その攻撃的なサウンドはプロレスラーの入場曲としても起用された、ロックファンにも刺さるエネルギッシュな一曲です。

Brimful Of Asha (Norman Cook Mix)NEW!Cornershop

Cornershop – Brimful Of Asha, Norman Cook Mix (Tjinder Singh) Official Music Video
Brimful Of Asha (Norman Cook Mix)NEW!Cornershop

UKインディーロックにインド音楽を融合させる個性派バンド、コーナーショップ。

彼らのアルバム“When I Was Born for the 7th Time”に収録された一曲を、ファットボーイ・スリムがリミックスしたバージョンです。

オリジナルが持つインディーな雰囲気を残しつつ、ビートを強化したビッグビートサウンドはとても有名ですよね。

ボリウッド映画とレコード文化への愛が詰まったこの楽曲は、1998年2月に全英チャートで1位に輝きました。

人気ドラマ『フレンズ』の劇中で使用されたこともあり、聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか?

ロック好きがダンスミュージックの楽しさに目覚めるきっかけとして、非常におすすめの作品です!

Give the Po’ Man a BreakNEW!Fatboy Slim

Fatboy Slim – Give The Po’ Man A Break (Official Audio)
Give the Po' Man a BreakNEW!Fatboy Slim

元々はロックバンドのベーシストだった異色の経歴を持つ、ファットボーイ・スリムさん。

彼がビッグビートシーンに躍り出るきっかけとなった、1996年9月リリースのデビューアルバム『Better Living Through Chemistry』に収められた一曲です。

タイトルからは社会的なメッセージ性がうかがえますが、サウンドはとにかく痛快。

歪んだベースラインと強烈なブレイクビーツがぶつかり合い、ロックにも通じるダイナミックなグルーヴに仕上げられています。

本作は、2000年公開の映画『Traffic』で使用されたことでも知られていますね。

アドレナリン全開で気分を上げたい時や、90年代クラブシーンの熱気を追体験したい方にぴったりのナンバーではないでしょうか。

Ain’t Talkin’ ‘Bout DubNEW!Apollo 440

リヴァプール出身のグレイ兄弟とNokoを中心に、ロックとダンスミュージックの垣根を軽々と飛び越えるアポロ440。

彼らの名を世界に知らしめたのが、1997年2月にアルバム『Electro Glide in Blue』から先行で世に出た代表曲です。

この楽曲は、あのヴァン・ヘイレンの有名なギターリフを大胆にサンプリングしているのが特徴的ですよね。

高速ブレイクビーツとSF映画のセリフが交錯するサウンドは、ロックの熱量と近未来的なクールさが同居した世界観を生み出しています。

「愛ではなくダブを語る」というタイトルが、まさに彼らの音楽的スタンスを物語っているのですね。

全英チャートで7位を記録し、スポーツ中継でも使用された本作は、アドレナリンを全開にしたい時にぴったりの起爆剤となるでしょう。

We Have ExplosiveNEW!The Future Sound of London

テクノロジーとメロディという対照的な才能を掛け合わせる電子音楽デュオ、ザ・フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン。

アンビエントからIDMまで常に実験的な姿勢を貫く彼らですが、ビッグビートの記事ということで、1996年の名盤『Dead Cities』に収録された一曲をぜひ聴いてもらいたいです。

本作はRun-D.M.C.のサンプリングを大胆に使い、ヒップホップの攻撃性とロック的なギターリフが激しくぶつかり合う、まさに爆発的なエネルギーを秘めたトラックなのですね。

このクールでハードなサウンドは、人気ゲーム『wipE’out 2097』や映画『Mortal Kombat Annihilation』にも起用され、UKシングルチャートで12位を記録。

その破壊的なビートと歪んだベースラインは、ロック好きの心も確実に掴むはずです!

Chemical BeatsNEW!The Dust Brothers

ビッグビートというジャンルが生まれる以前に、そのサウンドを定義づけた画期的な一曲です。

手掛けたのは、今や英国ダンスシーンの重鎮であるケミカル・ブラザーズ。

彼らは活動初期、アメリカのプロデューサーデュオと同じダスト・ブラザーズを名乗っていました。

本作は、高速のブレイクビーツと地を這うような歪んだベースラインが融合した、まさにロックのダイナミズムを体現したサウンド。

1994年にEP『Fourteenth Century Sky』で公開され、翌1995年の名盤『Exit Planet Dust』にも収録されました。

近未来レースゲーム『Wipeout』に起用されたことで、その攻撃的なグルーヴはクラブの外にも届いたのですね。

何も考えずに音に没頭したいという方にもぴったりはまるはず。

ロック好きの耳にも必ずや届く強烈なビートを堪能してみてください!

AishaNEW!Death In Vegas

重厚なブレイクビーツにサイケデリックなギターが絡みつく、ダークでスリリングなサウンドが魅力のデス・イン・ヴェガス。

1994年にロンドンで結成された彼らは、ビッグビートやトリップホップを基盤としながらも、ロックやダブの要素を飲み込んだ異色の音楽性で知られています。

本作は、ゲストにイギー・ポップさんを迎えた名盤『The Contino Sessions』からの楽曲で、2000年2月には全英チャートで9位を記録しました。

イギー・ポップさんの低く不穏な語りは、まるでシリアルキラーの狂気的な独白を聴いているかのようで、その暴力的な音像と相まって聴く者を底知れぬスリルで包み込みますね。

人気ゲーム『Gran Turismo 3: A‑Spec』にも起用されたことで、その衝撃的なサウンドはロックファンにも広く浸透しました。

日常を忘れさせるような、映画的で危険な香りのする音楽体験を求める方にぴったりの一曲です。

続きを読む
続きを読む