オルゴールのような音色が癒やしを与えてくれるミニピアノ。
トイピアノとも呼ばれ、いわゆる「おもちゃのピアノ」として親しまれていますが、近年では有名ピアニストによって演奏される機会も多く、ピアノの上にミニピアノを置いて同時に演奏しているプロの演奏家による動画も人気を博しています。
そこで本記事では、ミニピアノの動画と専用の楽譜をピックアップ!
通常の88鍵のピアノで演奏されるクラシックやポップス、映画音楽などを、25鍵から44鍵が主流のミニピアノ用にアレンジした演奏と楽譜をご紹介します。
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ミニピアノで奏でる名曲~クラシック・ポップス・映画音楽から厳選~(1〜10)
Summer久石譲

夏が訪れるたびにこの曲のノスタルジックで切なく情感にあふれた、どこまでも日本的な美しいメロディラインを思い出す……そんな方はきっと多いでしょう。
日本が世界に誇る作曲家、久石譲さんによる『Summer』は久石さんの中でも非常に有名かつ人気の高い作品で、もともとは北野武監督作品『菊次郎の夏』のサウンドトラックとして作曲されたものです。
後にCMソングとしても起用され、映画を見たことがないという方でも知っている超有名曲として愛され続けていますよね。
この曲のどこか懐かしい響きは、ミニピアノで弾くとその感覚がいっそう強調されてなんとも言えない気持ちにさせられます。
両手で弾くと特に手の大きい方は右手と左手がぶつかってしまって難しいかもしれませんが、右手でメロディだけ弾いて左手はシンプルにコードの伴奏だけ弾く、という形のアレンジでも十分雰囲気は伝わりますよ!
ハッピー・バースデー・トゥー・ユーMildred J. Hill/Patty Smith Hill

小さなお子さまはもちろん、大人の方であってもミニピアノで弾く『Happy Birthday To You』は間違いなく喜ばれそうですね。
説明不要、世界で最も有名な誕生日ソング『ハッピーバースデートゥーユー』を右手でメロディだけならピアノで弾けるという方もきっと多いでしょうし、仮にミニピアノ用の楽譜がなかったとしても挑戦しやすいでしょう。
ミニピアノのおもちゃっぽい響きはこの曲のメロディと本当に良く似合いますから、誕生日会の主役へのサプライズとして弾いてあげれば場も盛り上がりそうですね!
ピアノソナタ第11番 イ長調 K. 331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

『~行進曲』という作品はこの世に数えきれないほど存在しますが、こちらの『トルコ行進曲』は誰もが知っているといっても過言ではないくらいに超有名な曲ですよね。
仮に正式なタイトルを知らなかったとしても、あまりにも印象深い主題のメロディラインはCMなどで絶対に一度は耳にしているはずです。
ミニピアノで弾いてみると、忙しない展開もどこかキュートに思えてくるのが不思議で楽しいですよ。
とはいえ『トルコ行進曲』の持つ16分音符の速いパッセージや後半の分散オクターブをミニピアノで表現する、となれば右手と左手がぶつかってしまって弾きづらいと感じる方も多いかもしれません。
32鍵または44鍵のミニピアノで弾くことをおすすめします!
となりのトトロ久石譲

ジブリの名作『となりのトトロ』。
映画が人気であるのはもちろん、テーマ曲『となりのトトロ』の人気も非常に高く、ピアノの発表会でも頻繁に演奏されています。
明るく軽快で前向きな印象の楽曲ですが、ミニピアノで演奏すると、やさしい音色と素朴なメロディが合わさり癒やしの音楽に大変身!
こちらの楽譜は32鍵あれば演奏可能ですので、ぜひ指先に意識を集中させてチャレンジしてみてくださいね。
お子さんのミニピアノの演奏と、ご家族のピアノやその他の楽器の演奏を合わせて、アンサンブルするのもオススメです!
組曲「くるみ割り人形」より「金平糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』と並んで有名なピョートル・チャイコフスキーによる三大バレエの一つ『くるみ割り人形』は、作品のモチーフがクリスマスということもあってシーズンには上演機会も多く、使われた楽曲もクリスマスに欠かせない音楽として親しまれていますよね。
ミニピアノが持つ独特の可愛らしい音色は、そんな『くるみ割り人形』の楽曲を演奏するにはぴったりと言えるかもしれません。
本稿で取り上げているのは、非常に有名な『金平糖の踊り』です。
曲名は知らずとも、どこか不思議で奇妙なユーモアを感じさせる旋律は、誰もが一度は聞いたことがあるはず。
この曲はミニピアノとの相性が抜群ですし、通常のピアノと合わせて親子で弾いてみるのもきっと楽しいですよ!
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」Frederic Chopin

「ピアノの詩人」ことフレデリック・ショパンによる『ワルツ第6番』は『子犬のワルツ』という通称で知られておりクラシックに詳しくない方でも一度は聞いたことがある有名曲です。
まさに子犬が自分の尻尾を追ってぐるぐると回るというイメージをそのまま具現化したような、リズミカルで忙しなく、どこかユーモアたっぷりでいてきっちり美しいメロディはさすがショパンならではの作品といった趣ですよね。
右手も左手も鍵盤の上を激しく行き来する曲ですが、ミニピアノで弾くとまた違った味わいが出てある意味「子犬」っぽさが強調されてとても可愛らしいです。
実際に弾くと指がもつれがちになってしまうため、ミニピアノのサイズに慣れてから挑戦してみるといいでしょう。
ホール・ニュー・ワールドAlan Menken

ディズニーソングのなかでも人気が高く、珠玉のラブソングとして結婚式などでも大人気の映画『アラジン』の主題歌『ホール・ニュー・ワールド』。
ロマンチックなメロディが印象的ですよね。
ミニピアノで演奏すると癒やし要素がさらにアップし、原曲の壮大な雰囲気とはまた違った魅力を味わえます。
ピアノバージョンでもさまざまな楽譜が出版されていますが、こちらのミニピアノ用は、32鍵で演奏できるようになっています。
右手を和音で弾くのが難しければ、メロディだけ取り出して左手と合わせてもOK!
ぜひ挑戦してみてくださいね。