お月さまを歌った童謡・わらべうた
暗い夜に輝くお月さまってとってもキレイですよね。
日本では毎年9月頃の十五夜に、おだんごを食べながらお月見をするという習慣もありますよね。
この記事ではそんなキレイなお月さまを題材にした童謡を紹介します。
美しいお月さまをそのまま表現したような曲から、十五夜のお月さまにスポットを当てた曲など、さまざまな曲を集めました。
お月見をする際におだんごを食べながら一緒に歌ってみてはいかがでしょうか!
十五夜の日に限らず、たまにはゆっくり月をながめるのもいいものですよ。
- 【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
- 【月の歌特集】月にまつわる名曲。満月や月明かりの下で聴きたい歌
- お月見で聴きたい歌。中秋の名月を楽しむ名曲、おすすめの人気曲
- 実は怖い童謡。聴くとゾッとする子どもの歌
- 三日月を歌った名曲。おすすめの人気曲
- 【満月を歌った名曲】月にまつわるおすすめの人気曲・名曲を厳選
- 【高齢者向け】秋に歌いたい!秋を満喫できるオススメな歌
- 冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も
- 【9月の童謡】秋が好きになる子どものうた&手遊び歌
- もみじの歌。秋の童謡・唱歌・わらべうた
- 【保育】11月におすすめの歌・童謡。たのしい秋の手遊び歌
- 12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌
- 【保育】10月におすすめ!たのしい秋の歌や童謡、手遊び歌
- ひな祭りの手遊び歌
もくじ
- お月さまを歌った童謡・わらべうた
- 月(でたでた月が)文部省唱歌
- うさぎがピョン作詞:則武昭彦/作曲:安藤孝
- 朧月夜作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一
- ピッピのおつきみドリームポケモン
- うさぎのダンス作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
- 十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世
- 花かげ作詞:大村主計/作曲:豊田義一
- 月の沙漠作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる
- おつきさまこんばんは
- 証城寺の狸囃子作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
- お月さんいくつわらべうた
- 雨降りお月さん作詞:野口雨情/作曲:中山晋平
- 荒城の月作詞:土井晩翠/作曲:瀧廉太郎
- お月さんと坊や作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直
- 月見草の花作詞:山川清/作曲:山本雅之
- 十五夜さんのもちつきわらべうた
- おつきさまがついてくる作詞・作曲: 中川ひろたか
- お月さまがほしい作詞:宮中雲子/作曲:深町純
- 月夜のポンチャラリン作詞:斎藤久美子/作曲:越部信義
- うさぎわらべうた
- 秋の月作詞・作曲:滝廉太郎
- まあるいせかい作詞:木庭撫子/作曲:柴草玲
- ポンポコたぬき作詞:村山寿子/作曲:一宮道子
- 月のワルツ諫山実生
お月さまを歌った童謡・わらべうた(1〜20)
花かげ作詞:大村主計/作曲:豊田義一

十五夜のお月さまが登場するのが、こちらの童謡『花かげ』。
作詞をした大村主計さんが、自身のお姉さんのことを書いた曲です。
大好きなお姉さんが家を出て遠くへ嫁いで行ってしまう寂しい気持ちを、十五夜のお月様に語りかけているように歌っています。
そんな寂しさにあふれた気持ちをさらに引き立てるような、切ないメロディーも印象的ですね。
いつか離ればなれになってしまうかもしれない家族を大切に思う気持ちを持って、この曲を聴いてみてくださいね。
月の沙漠作詞:加藤まさを/作曲:佐々木すぐる

画家、詩人である加藤まさをさんの詩と挿絵の作品『月の砂漠』に作曲家の佐々木すぐるさんが曲をつけた童謡の名曲です。
1932年に柳井はるみさんが歌ってレコード化され、童謡として現在まで世代を超えて親しまれています。
おぼろ月の夜にらくだに乗った王子様とお姫様が砂漠を旅するストーリーがなんともロマンチックですよね!
情景が浮かんでくるような歌詞と美しいメロディが月夜を彩ってくれること間違いなしです。
美しい月が出た夜にはぜひ聴いてみてくださいね。
おつきさまこんばんは

こちらは、乳児さんでも親しみやすい優しいメロディーと、お遊戯や劇遊びにも使えそうなユニークな歌詞が印象的な楽曲。
ピアノも弾きやすく美しいナンバーで、保育園や幼稚園はもちろん、親子で合唱するのにもピッタリです。
小さな子供がお月さまを眺めながら考えたり、しゃべったりしているような内容で、登場する雲さんとのやりとりも微笑ましいですよね。
心が洗われるようなこの歌で、大人も童心に帰り、ホッとするひと時をお過ごしください。
証城寺の狸囃子作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

楽し気でリズミカルなメロディが印象的な『証城寺の狸囃子』。
千葉県木更津市内にある証城寺に伝わる狸囃子伝説をモチーフにして詩人の野口雨情さんが作詞したそうです。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の劇中ではラジオ英会話のテーマソングとして英語での替え歌が流れていたので、覚えている方も多いと思います。
同番組でラジオ英会話の講師役で出演していたさだまさしさんが『証城寺の狸囃子’22~COMECOME EVERYBODY~』でカバーしているので、こちらもオススメです!
子供たちと楽しく聴いてみてくださいね。
お月さんいくつわらべうた

子守唄としても親しまれているお月さまの歌が、こちらの『お月さんいくつ』です。
小さいお子さんを寝かしつけるのにぴったりなゆったりしたメロディーは、月の光が優しく輝く月夜にもぴったり!
歌詞は、お月さまに年を聴くところからどんどんいろんなストーリーが展開していきます。
この歌詞は地域によっても少しずつ違いがあり、山口県ではお月さまではなく『あとさまなんぼ』として歌われています。
各地域でどんな歌詞がつけられているのか、ぜひ調べて歌ってみてくださいね!
雨降りお月さん作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

雨の中馬の背にゆられながら嫁入りをする情景を歌った『雨降りお月さん』は、作詞を手がけた野口雨情さんの奥さまの嫁入りの様子を歌詞にしたとも言われています。
1929年には『雨降りお月』のタイトルで歌手の佐藤千夜子さんが歌い、ロングヒットを記録したそうです。
ゆったりとしたメロディが心地よく、上品な日本語の歌詞が映える名曲です。
雨で月は見えないけれど、隠れている月の様子をお嫁さんに例えた歌詞も秀逸ですよね。
日本語がきれいな童謡を後世にも伝えていきたいですね!