お月さまを歌った童謡・わらべうた
暗い夜に輝くお月さまってとってもキレイですよね。
日本では毎年9月頃の十五夜に、おだんごを食べながらお月見をするという習慣もありますよね。
この記事ではそんなキレイなお月さまを題材にした童謡を紹介します。
美しいお月さまをそのまま表現したような曲から、十五夜のお月さまにスポットを当てた曲など、さまざまな曲を集めました。
お月見をする際におだんごを食べながら一緒に歌ってみてはいかがでしょうか!
十五夜の日に限らず、たまにはゆっくり月をながめるのもいいものですよ。
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お月さまを歌った童謡・わらべうた(11〜20)
うさぎわらべうた

作詞・作曲者不明のわらべうたで、江戸時代から歌い継がれてきたと言われている『うさぎ』。
1892年に初めて小学校で教材として使用されています。
日本の伝統的な音階で構成されている楽曲で、和楽器の三味線や琴の練習曲としても選曲されているそうです。
近年ではコナミのシューティングゲームのBGMとして使われていたこともあるんですよ!
うさぎが十五夜のお月さまを見て跳ねる様子を歌った単純な歌詞ですが、少し物悲しげな耳に残るメロディが印象的です。
月夜のポンチャラリン作詞:斎藤久美子/作曲:越部信義

夏のお祭りや盆踊りの音楽にぴったりな『月夜のポンチャラリン』。
月を見ながら思わず踊りだしたくなるような、軽快なリズムが印象的ですね。
タヌキやホタル、うさぎが、月を眺めながらそれぞれに夢を抱く様子が歌われています。
神秘的な印象を持つ月は、なんだか夢をかなえてくれそうな不思議な雰囲気を感じさせますよね。
大きさにかかわらず、動物たちと同じようにさまざまな夢を思い描きながら楽しく歌って踊ってみてくださいね!
お月さんと坊や作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

NHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』でも歌われていた『お月さんと坊や』。
サトウハチローさんが作詞、中田喜直さんが作曲を手がけました。
月を見ていたら何かに見えてきませんか。
月をぞうさんの目やうさぎの耳、ぶたの鼻に例えた歌詞がユーモラスな1曲です。
月はいつでも私たちを見守ってくれている、そんな気持ちになるやさしいお月さまのうた。
親子で十五夜の月を見ながら歌ったり、幼稚園や保育園でみんなで歌唱するのにオススメの楽曲です。
お月さまがほしい作詞:宮中雲子/作曲:深町純

丸くてキレイなお月さまをずっと見ていられるように、もう自分のものにしたい!
そう思っちゃうお子さんもいるのではないでしょうか。
こちらの『お月さまがほしい』は、NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』で歌われていた曲です。
お月さまを自分のものにして、一緒にお散歩したり眠ったりしたいな〜という子供の夢や希望が詰まった様子が歌われています。
お月さまがもし自分のものになったら、自分なら何がしたいかな〜なんて考えながら歌ってみてはいかがでしょうか!
おつきさまがついてくる作詞・作曲: 中川ひろたか

お月さまにちょっと怖い印象を感じてしまうのは、こちらの『おつきさまがついてくる』です。
作詞作曲を手がけたのは『虹』や『ともだちになるために』など、数々の童謡を手がける絵本ライターでシンガーソングライターの中川ひろたかさん。
自分が動くのに合わせてずっとお月さまが追ってくる様子に、ちょっと怖いな、やめてほしいなという思いが歌われています。
どこに行っても空に見えているお月さまの存在って、確かに子供心にはちょっと怖いかもしれませんね。
怖さを感じてしまっているお子さんには、あなたのことを見守ってくれているだけだから大丈夫だよとお話ししてあげてくださいね!
月見草の花作詞:山川清/作曲:山本雅之

お月さまとともに、夏の夜にだけ咲く月見草が登場する童謡『月見草の花』。
月夜に一人で月と月見草の光景を楽しむ様子が歌われた、哀愁にあふれた1曲です。
花は通常太陽の光を浴びて成長しますが、夜にしか咲かない月見草はまるで月の光で生きているようにも思えますよね。
そんな不思議なお花の月見草がたくさん咲く丘ってどんなものだろう……。
そんな想像力を働かせながらをこの曲を歌い、夜にだけ咲く月見草に触れてみてくださいね。
お月さまを歌った童謡・わらべうた(21〜30)
秋の月作詞・作曲:滝廉太郎

有名なお月さまの歌『荒城の月』を作曲した滝廉太郎のまた別のお月さまの歌『秋の月』。
四季折々の様子を歌った組歌『四季』の中で秋のパートを歌ったのがこちらの曲です。
ほかの季節の歌詞は別の作詞家が作詞しましたが、この曲は滝廉太郎自身が作詞もつとめました。
月はいつでも同じように輝いているように見えるけれど、秋の月だけはなぜか少し違う雰囲気があっていろんなことを感じさせる、という思いを歌っています。
『荒城の月』とあわせてこちらもぜひ聴いてみてくださいね!