90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】
2025年現在、90代の皆さんは10代の頃に戦中戦後の大変な時期を過ごされた方々ですよね。
成人以降は高度成長期が到来、昭和・平成・令和と激動の時代を駆け抜けた皆さんにとって、夏といえば思い出す曲はどのようなものでしょうか。
こちらの記事では、90代の方々の子ども時代の唱歌や合唱曲、大人になってから親しんでいたであろう流行歌や歌謡曲なども含めてリサーチしてまとめています。
親子三代で楽しめるような内容となっていますので、この機会にぜひご覧ください。
- 【80代高齢者向け】オススメの夏の歌。演歌や唱歌、民謡までご紹介
- 90代の方にオススメのラブソング。昭和を代表する恋愛ソングまとめ
- 70代の方にオススメの夏の歌。懐かしいサマーチューンまとめ【2025】
- 90代男性にオススメの歌いやすい曲。カラオケで歌いたい曲まとめ
- 【高齢者向け】人気の夏の歌。カラオケで盛り上がる選曲をご紹介
- 80代の方にオススメのいい歌。心に響く歌詞が魅力の曲まとめ
- 90代の方にオススメの冬の歌。昭和の冬曲まとめ
- 【高齢者向け】90代の方にオススメの春の歌。昭和の春曲まとめ
- 90代の方にオススメの応援ソング。人生の支えとなる名曲まとめ
- 90代男性が盛り上がる曲。カラオケでオススメの名曲まとめ
- 90代の方にオススメの失恋ソング。心に寄り添う名曲まとめ
- 80代の方にオススメの青春ソング。懐かしの名曲まとめ
- 【80代のこころに響く】クリスマスソングの名曲集
90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】(1〜10)
この道童謡

時代を超えて歌い継がれる名曲の中でも、ひときわ心の琴線に触れるのがこの作品です。
詩人の北原白秋さんが旅先の北海道で見た風景と、自身の故郷の記憶を重ねて詩を紡ぎ、そこに盟友である山田耕筰さんが曲をつけたのですね。
アカシヤの花や白い時計台といった情景が目に浮かぶようで、聴く人それぞれの懐かしい思い出を優しく呼び覚ましてくれます。
1927年に藤原義江さんの歌で初めてレコードになって以来、2006年には「日本の歌百選」に選定。
岩崎宏美さんをはじめ多くの歌手に愛され、映画『この道』の主題歌になったことも記憶に新しいですよね。
穏やかな気持ちで昔を振り返りたい時にぴったりの一曲です。
渚のお嬢さん舟木一夫

学生服のイメージが強い舟木一夫さんですが、こんなに陽気でトロピカルな夏の名曲があったとは驚きです!
1965年7月に世に出たこの楽曲は、軽快なハワイアンのリズムが心地よく、聴いているだけで南国の浜辺にいるような気分に誘われますね。
渚で見かけたお嬢さんへの、夏の太陽のように明るく真っ直ぐな恋心が歌われており、思わず体が動き出してしまいそうです。
リズム歌謡という新しい試みだった本作は、舟木さんの代表曲を集めた名盤『A面コレクション 1963-2006』にも収録されています。
暑い日に、涼しいお部屋でみんなで手拍子しながら楽しむのも素敵かもしれません!
南国土佐を後にしてペギー葉山

土佐の美しい自然と故郷への深い愛情を歌った名曲は、ペギー葉山さんの代表作として今でも愛され続けています。
はりまや橋や桂浜、室戸岬といった高知の名所が織り込まれ、よさこい節の旋律とともに郷愁あふれる気持ちを表現していますね。
本作は1959年5月にキングレコードから発売され、約200万枚の大ヒットを記録しました。
同年には同名映画も公開され、ペギー葉山さんご本人も出演されています。
故郷を離れた経験をお持ちの方や、地方の美しい風景を思い出したい時にぴったりです。
レクリエーションでご一緒に歌えば、懐かしい思い出話に花が咲きそうですね。
90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】(11〜20)
ビキニスタイルのお嬢さんダニー飯田とパラダイス・キング

海辺のまぶしい日差しと、新しい水着に戸惑う乙女心が目に浮かぶようですよね。
そんな甘酸っぱくも微笑ましい情景を、軽快な名曲へと昇華したのがダニー飯田とパラダイス・キングです。
外国のヒット曲を日本語の歌詞で歌うスタイルで人気を博した彼らの本作は、1960年10月に発売された作品で、その年の東芝ヒット賞にも輝きました。
心地よいスチールギターの音色は、永遠に色あせることはありません。
若かった頃のきらめく夏の思い出が鮮やかによみがえる、そんな一曲ではないでしょうか。
かもめの水兵さん唱歌

『かもめの水兵さん』は、夏の海を思わせる爽やかな童謡です。
白い帽子や服を着たかもめの水兵さんたちが、波に揺られる様子が描かれており、聴いているだけで海辺の風景が目に浮かびます。
シンプルな歌詞と親しみやすいメロディが、高齢者の方の心に懐かしさを呼び起こすかもしれません。
夏の思い出を語り合いながら、みなさんで一緒に歌ってみるのはいかがでしょうか。
きっと楽しい時間を過ごせますよ。
歌詞の繰り返しが多いため、覚えやすく、高齢者の方も気軽に口ずさめるでしょう。
七夕おどり島倉千代子

仙台の七夕まつりを彩る夏の風物詩として、今なお地元で愛され続けている名曲です。
1962年7月に島倉千代子さんのシングルとして登場した本作は、民謡のような節回しと軽快なリズムが心地よく、聴いているだけで心がお祭り気分になりますよね。
歌詞の中では青葉城や広瀬川といった仙台の風景が描かれ、浴衣姿で踊る人々の楽しげな様子が目に浮かぶようです。
この楽曲は「仙台七夕まつり」の盆踊り曲として広く親しまれており、うちわを使った特徴的な踊りも有名です。
東北にゆかりのある方々と一緒に聴けば、昔の賑やかなお祭りの思い出話に花が咲くかもしれません!
無法松の一生 (度胸千両入り)村田英雄

浪曲で鍛え上げた圧巻の歌声で、九州男児の心意気を高らかに歌い上げた村田英雄さんによる一曲ですね。
己の信念と「度胸千両」を胸に、不器用ながらも真っ直ぐに生きる主人公の姿は、まさに任侠映画のワンシーンといった趣。
本作は1958年7月に発売されたシングルで、同名の映画のイメージと重なり、多くの方の心を捉えました。
叶わぬ恋の切なさを玄界灘の荒波に捨て、祭り太鼓とともに前を向く姿には、力強さの中にほろ苦い人間味も感じられます。
激動の時代を乗り越えてこられた皆様の心に、深く響くものがあるのではないでしょうか。






