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90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】

2025年現在、90代の皆さんは10代の頃に戦中戦後の大変な時期を過ごされた方々ですよね。

成人以降は高度成長期が到来、昭和・平成・令和と激動の時代を駆け抜けた皆さんにとって、夏といえば思い出す曲はどのようなものでしょうか。

こちらの記事では、90代の方々の子ども時代の唱歌や合唱曲、大人になってから親しんでいたであろう流行歌や歌謡曲なども含めてリサーチしてまとめています。

親子三代で楽しめるような内容となっていますので、この機会にぜひご覧ください。

90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】(11〜20)

夏の山唄民謡

夏の早朝、涼やかな山の空気を思い起こさせる民謡といえば、やはり宮城県で歌い継がれてきたこの一曲です。

夜明け前の静けさの中、山仕事に向かう人の覚悟と、まだ残る眠気が伝わってくるような素朴で力強いメロディが心に響きますよね。

尺八の音色が霧がかった山の風景を運んでくるかのようです。

もとは山形の仕事唄だった本作が、昭和期に民謡尺八の名手・後藤桃水さんによって編曲され、レコードとして広まりました。

多くの歌手に歌い継がれ、2018年5月発売のアルバム「山の民謡」にも収録されるなど、今も大切にされています。

懸命に働いた若い頃の日々や故郷の風景が、ふと心に浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

海ゆかば軍歌

荘厳で抑制された調べが、聴く人の心に深く染み渡る鎮魂歌です。

1937年に作曲家の信時潔さんによって手掛けられたこの楽曲は、戦時中に準国歌として広く知られるようになりましたよね。

敵意よりも、困難な時代を生きる人々の覚悟や祈りのような内なる想いが表現されているのが印象的です。

本作は映画『海ゆかば 日本海大戦』でも物語の重要な場面で使われ、多くの方の記憶に刻まれているのではないでしょうか。

アルバム『日本の軍歌アーカイブス Vol.2 海の歌『海ゆかば』1932-1944』にも収録されています。

激動の時代を駆け抜けてこられた方々が、静かにご自身の歩みを振り返るひとときに、そっと耳を傾けてみるのも良いかもしれませんね。

我は海の子唱歌

われは海の子(夏の童謡唱歌)
我は海の子唱歌

『我は海の子』は、日本人の心に深く刻まれた名曲です。

力強い歌詞と爽快なメロディが、海辺で育つ少年の姿を生き生きと描き出しています。

1910年に発表されたこの唱歌は、長い間多くの方々に親しまれてきました。

海の香りや風の音を感じさせる歌詞は、聴く人の心に懐かしさとともに、日本の自然の美しさを思い起こさせてくれます。

夏の思い出と重なって、心が温かくなるような気持ちにさせてくれる1曲。

ご一緒に口ずさんでみると、きっとすてきな時間を過ごせることでしょう。

憧れのハワイ航路岡晴夫

岡晴夫さんの『憧れのハワイ航路』は、戦後の希望を歌に乗せた名曲です。

歌詞が描く美しい風景が、ハワイへの憧れをかき立てます。

1948年のリリース以来、多くの人々の心に寄り添い続けてきました。

懐かしい思い出がよみがえるすてきな1曲を高齢者の方と一緒に口ずさみながら、昔話に花を咲かせるのはいかがでしょうか。

きっとすてきな時間を過ごせると思います。

お祭りマンボ美空ひばり

夏の風物詩をテーマにした楽曲『お祭りマンボ』。

美空ひばりさんの15歳の時の歌声が、祭りの賑わいを見事に表現しています。

お祭り好きな江戸っ子の様子を軽快なリズムで描き、祭りの後の寂しさまでも歌い上げる名曲です。

1952年8月15日にリリースされ、美空ひばりさんの代表曲の一つとなりました。

高齢者の方と一緒に歌えば、懐かしい夏の思い出がよみがえってくるかもしれません。

楽しいメロディに乗せて、体を動かしながら歌うのもオススメです。

恋のバカンスザ・ピーナッツ

ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』は、夏の恋を甘美に描いた名曲です。

1963年にリリースされ、第5回日本レコード大賞で編曲賞を受賞。

第14回NHK紅白歌合戦でも披露されました。

高齢者の方にもなじみ深い曲で、若かりし頃の恋の思い出がよみがえってくるかもしれません。

夏の日差しを浴びながら、懐かしい気持ちで聴いていただけたらすてきですね。

90代の方にオススメの夏の歌。昭和の夏曲まとめ【2025】(21〜30)

ハワイの若大将加山雄三

*ハワイの若大将 ≪映画オリジナル・ヴァージョン≫ /加山雄三
ハワイの若大将加山雄三

イントロの軽快なギターサウンドを聴いただけで、思わずハワイの青い海が脳裏によみがえってしまう……そんな南国ムード溢れる名曲です!

加山雄三さんが主演を務めた映画シリーズのために作られ、1963年8月に映画が公開されました。

ヨットで颯爽と波間を駆ける若者の姿が目に浮かぶような、希望に満ちた明るい曲調ですよね。

本作は、シリーズで初めての海外ロケとなった映画の主題歌でもあり、当時の憧れの風景が音楽からも伝わってくるのではないでしょうか。

心を晴れやかにしたい時にぴったりのナンバーですし、ご家族と一緒に楽しかった夏の思い出を語り合うひとときにもおすすめです。