【高齢者向け】90代の方にオススメ青春ソング。昭和の名曲まとめ
現在90代の方であれば、1930年代から1940年代に流行した音楽には非常になじみがあるのではないでしょうか?
子供のころや学生時代に耳にしていた曲って、ずっと心の中に残っていますよね!
この記事では90代の方にとって懐かしくなじみのある、青春時代の人気曲を一挙に紹介していきます。
ご家族や高齢者施設を利用されている方など、あなたの身近にいらっしゃる90代の方に、これから紹介する曲を贈って差し上げてくださいね。
きっと懐かしい青春時代を思い出し、喜んでくださると思います。
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【高齢者向け】90代の方にオススメ青春ソング。昭和の名曲まとめ(1〜10)
リンゴの唄並木路子

並木路子さんの『リンゴの唄』は、戦後の日本に希望の灯りをともした名曲中の名曲ですね。
愛おしい人への思いを真っ赤なリンゴに託し、爽やかな歌声と明るいメロディで伝えるこの曲は、終戦直後の暗い世相の中で多くの人々の心を癒やし、勇気づけました。
1945年12月に録音され、翌1946年1月に発売されるとたちまち空前の大ヒットを記録。
2007年には「日本の歌百選」にも選出された、まさに時代を象徴する1曲です。
きっと懐かしい青春時代の思い出がよみがえり、今を生きる活力にもなることでしょう。
銀座カンカン娘高峰秀子

『銀座カンカン娘』は、高峰秀子さんが歌う1949年のヒット曲です。
戦後の銀座を舞台に、自由で開放的な若い女性のいきいきとした姿を描いています。
軽快なリズムとともに、カンカン娘と呼ばれた彼女たちの前向きなエネルギーが表現されていますね。
自立心や強い意志、友情の温かさなど、新しい時代を生きる女性像が投影されているのが印象的です。
レコード売上は50万枚を記録し、後に85万枚に達したそうですよ。
銀座が舞台の同名映画の主題歌としても親しまれ、カバーも数多くされている名曲です。
90代の方々にとって青春時代を懐かしく思い出せる1曲ではないでしょうか。
ご家族とご一緒に歌って楽しまれてみてくださいね。
あの娘が泣いてる波止場三橋美智也

港町の風景と心の機微を見事に描いた楽曲で、三橋美智也さんの伸びやかで美しい歌声が印象的です。
切ない恋心と港で働く人々の情景が見事に融合した作品は、多くの方の心に寄り添い、懐かしい思い出となっているでしょう。
本作は1955年に発売されたシングルで、180万枚という驚異的な売上を記録しました。
同年には東宝映画で映画化され、三橋さん本人も出演されました。
大切な思い出の詰まった青春時代を一緒に振り返りながら、高齢者の方とご家族で心温まるひとときを過ごしていただけます。
【高齢者向け】90代の方にオススメ青春ソング。昭和の名曲まとめ(11〜20)
東京ラプソディ藤山一郎

1936年に藤山一郎さんによって歌われた昭和歌謡の名曲『東京ラプソディ』。
作詞は門田ゆたかさん、作曲は古賀政男さんによるものです。
当時の東京の繁華街、銀座や神田、浅草、新宿を舞台に繰り広げられる、恋と夢にあふれる都会の日常が描かれています。
藤山一郎さんの歌声が、昭和モダンの雰囲気をロマンティックに、そして色鮮やかに表現しています。
35万枚を売り上げる大ヒットとなり、同名の映画も製作されたほどの人気ぶり。
テンポのよいフォックストロットのリズムに乗せて、懐かしい思い出に浸れる1曲です。
君といつまでも加山雄三

永遠の愛と未来への希望を軽やかなバラードに乗せた、私たちの心に染み入る美しい愛の歌です。
映画『エレキの若大将』や『アルプスの若大将』の主題歌として、夕陽の情景とともに永遠の愛を謳い上げた本作は、甘く切ない恋心を優しく表現しています。
1965年に発売された本作は、300万枚を超える大ヒットを記録して、第8回日本レコード大賞で特別賞を受賞。
加山雄三さんの優しい歌声と、美しいストリングスのアレンジが心を癒やしてくれます。
高齢者の方にとって、青春時代の思い出とともに心に響く1曲となることでしょう。
おひとりでじっくり聴いたり、ご家族やお友達とカラオケでご一緒に歌ったりと、穏やかな気持ちになれる楽曲です。
星影のワルツ千昌夫

昭和41年に発売。
その2年後より徐々に日本各地の有線放送で火がつきはじめ、累計250万枚を売り上げた、千昌夫さん最大ヒット曲として知られる『星影のワルツ』。
愛する人と別れなければならなくなった切なさや、本心ではないのだけれど仕方がない……といった、後ろ髪を引かれる思いが男性目線で歌われています。
ゆったりとした三拍子のワルツのリズムは歌いやすく、高齢者施設でカラオケをおこなう場合にはその有名さもあいまって、多くの方が楽しめる一曲となるでしょう。
お富さん春日八郎

昭和を代表する名曲『お富さん』。
春日八郎さんの澄んだ高音が、切ない物語を情感豊かに歌い上げています。
過去の恋人との再会を喜びつつも、2人の運命を嘆く主人公の複雑な心情が胸に迫ります。
1954年の発売当初から多くの人々の心をつかみ、さまざまなアーティストにカバーされてきたロングセラーソング。
哀愁漂うメロディは、人生の喜びと悲しみを経験してきた高齢者の方の心に、今もしみじみと響くのではないでしょうか。
ご家族や介護に携わる方々も一緒に歌えば、きっと昔を懐かしむ会話に花が咲くことでしょう。






