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【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽

荘厳なハーモニーが響き渡り、聖書の物語を音楽で表現する壮大な音楽形式「オラトリオ」。

その歴史はバロック時代にまで遡り、宗教音楽の最高峰として親しまれてきました。

今では教会だけでなくコンサートホールでも演奏される、クラシック音楽の重要なジャンルとして愛されています。

オラトリオの魅力は何と言っても合唱とオーケストラが織りなす圧倒的な音の厚みと迫力。

オペラとはまた異なる音楽の世界が広がっているのです。

この記事では、クラシック音楽の歴史に残る名作オラトリオをご紹介します。

【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽(21〜30)

オリーヴ山上のキリストLudwig van Beethoven

Ludwig van Beethoven: Christ on the Mount of Olives, Op. 85 – Christus am Ölberge (FULL ORATORIO)
オリーヴ山上のキリストLudwig van Beethoven

誰もが知っているドイツの楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのオラトリオです。

しかしこのオラトリオは上演の機会がほとんどなく知られていません。

オリーヴ山上でのキリストの祈りと、その後キリストが捕縛される場面を描いたオラトリオで、1803年に作曲されてウイーンで初演されました。

ベートーヴェンの自作の演奏会でのちに代表作となる交響曲第1番と第2番、ピアノ協奏曲第3番が初演されていますが、当時として成功を収めたのは本オラトリオの方で、1825年に再演が行われた際に、ベートーヴェンの会話帳の中で「再演の度に満員の盛況」と記述がみられることから当時の聴衆に多く受け入れられているのがわかります。

ベートーヴェンと当時の聴衆のトレンドが分かる作品でおすすめのオラトリオとなっています。

ソロモンの裁きMarc-Antoine Charpentier

MA Charpentier | H422 Judicium Salomonis – complete
ソロモンの裁きMarc-Antoine Charpentier

バロック期、フランスを代表する作曲家シャルパンティエは非常に多くの宗教音楽を書いています。

青年期にローマに留学し、オラトリオをフランスに持ち帰りました。

30曲以上のオラトリオを作曲し、その中でも代表的なのが「ソロモンの裁き」です。

受難オラトリオCarl Heinrich Graun

CH Graun | Große Passion “Kommt her und schaut” – 1
受難オラトリオCarl Heinrich Graun

バロック期のドイツの作曲家グラウンによって作曲された受難オラトリオ。

日本では演奏される機会が少ないですが、ドイツではイースター前の「聖金曜日」(イエスが処刑された日)のミサやコンサートで演奏されて親しまれている曲です。

キリストの幼時Hector Berlioz

Hector Berlioz: Trio “Arrival at Sais” (from “L´Enfance du Christ”, op. 25)
キリストの幼時Hector Berlioz

「幻想交響曲」で知られるフランスのロマン派の作曲家、ベルリオーズが作曲したオラトリオ。

フランス語の歌詞も全てベルリオーズによるもの。

当時偏見や悪意に満ちた酷評に悩んでいたベルリオーズが自身の名前を伏せて発表し、聴衆と批評家が絶賛したので後にベルリオーズは「自分の作品である」と発表し、評価を取り戻しました。

エディプス王Igor Stravinsky

ロシアの近代作曲家ストラヴィンスキーの作品。

ギリシャ神話のエディプス(オイディプス)を題材としたオラトリオで、彼に関する伝説の一場面が取り上げられています。

この動画では日本語でのナレーションが入っており、初めての人が見ても理解しやすくなっています。