【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽
荘厳なハーモニーが響き渡り、聖書の物語を音楽で表現する壮大な音楽形式「オラトリオ」。
その歴史はバロック時代にまで遡り、宗教音楽の最高峰として親しまれてきました。
今では教会だけでなくコンサートホールでも演奏される、クラシック音楽の重要なジャンルとして愛されています。
オラトリオの魅力は何と言っても合唱とオーケストラが織りなす圧倒的な音の厚みと迫力。
オペラとはまた異なる音楽の世界が広がっているのです。
この記事では、クラシック音楽の歴史に残る名作オラトリオをご紹介します。
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【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽(21〜30)
受難オラトリオCarl Heinrich Graun

バロック期のドイツの作曲家グラウンによって作曲された受難オラトリオ。
日本では演奏される機会が少ないですが、ドイツではイースター前の「聖金曜日」(イエスが処刑された日)のミサやコンサートで演奏されて親しまれている曲です。
キリストの幼時Hector Berlioz

「幻想交響曲」で知られるフランスのロマン派の作曲家、ベルリオーズが作曲したオラトリオ。
フランス語の歌詞も全てベルリオーズによるもの。
当時偏見や悪意に満ちた酷評に悩んでいたベルリオーズが自身の名前を伏せて発表し、聴衆と批評家が絶賛したので後にベルリオーズは「自分の作品である」と発表し、評価を取り戻しました。
【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽(31〜40)
エディプス王Igor Stravinsky

ロシアの近代作曲家ストラヴィンスキーの作品。
ギリシャ神話のエディプス(オイディプス)を題材としたオラトリオで、彼に関する伝説の一場面が取り上げられています。
この動画では日本語でのナレーションが入っており、初めての人が見ても理解しやすくなっています。
約束の地Jules Massenet

オペラに名曲が多く、ヴァイオリンソロが美しい「タイスの瞑想曲」が頻繁に演奏されるフランスの作曲家、ジュール・マスネ。
マスネもオラトリオを数曲書いています。
旧約聖書の神がイスラエルの民に与えると約束した土地のエピソードを元にしたオラトリオです。
壮大で悲劇的な雰囲気を持った序曲で始まります。
シルヴェストル・ド・サシのフランス語訳ヴルガータ聖書に基づくフランス語の台本による三部オラトリオとなっています。
第一戒律の責務Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトが作曲した初期の舞台作品と言われており、オラトリオに分類される場合があります。
なんとモーツァルトが11歳の時に書いた作品ですが、この作品にもモーツアルトらしい軽やかで優雅な作風が十分に感じられます。
現在では残念ながら第一部の自筆譜以外は紛失されていて、演奏される機会はほぼありません。
魂と肉体の劇Emilio de’ Cavalieri

ローマで1600年に初演され、最初に作曲したオラトリオと言われています。
オラトリオは通常は宗教的な内容を持つ声楽曲で、舞台演出は伴いませんが、この作品は衣装と舞台演出があるため厳密にはオペラに近い作品ともいわれます。
イェフタGiacomo Carissimi

1649年頃ローマで初演された、ラテン語のオラトリオです。
ジャコモ・カリッシミはローマ楽派の作曲家で、多くの教会音楽に17曲のオラトリオを作曲しています。
この作品より後、俗語オラトリオはイタリア各都市、各国で発展していきます。
世界初のオラトリオには正確な答えは出ていないものの、オラトリオ研究家のリーノ・ビヤンキによれば恐らく本作品が最初のオラトリオであると推測されています。
オラトリオを代表とする作品を学びたい方、演奏したい方はカリッシミによる「イェフタ」は原型に近いものと考えられるのでおすすめの作品です。





