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【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽

荘厳なハーモニーが響き渡り、聖書の物語を音楽で表現する壮大な音楽形式「オラトリオ」。

その歴史はバロック時代にまで遡り、宗教音楽の最高峰として親しまれてきました。

今では教会だけでなくコンサートホールでも演奏される、クラシック音楽の重要なジャンルとして愛されています。

オラトリオの魅力は何と言っても合唱とオーケストラが織りなす圧倒的な音の厚みと迫力。

オペラとはまた異なる音楽の世界が広がっているのです。

この記事では、クラシック音楽の歴史に残る名作オラトリオをご紹介します。

【クラシック】オラトリオの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

イエス・キリストの復活の物語Heinrich Schütz

SWV 50 – Heinrich Schütz – Historia der Auferstehung Jesu Christi
イエス・キリストの復活の物語Heinrich Schütz

ハインリヒ・シュッツは17世紀のドイツ・ドレスデンで宮廷楽長をしていた作曲家です。

バッハの誕生100年前に生まれ、ドイツ初期バロックの最も重要な作曲家と考えられ「ドイツの父」と言われています。

イエスの磔刑に寄る死と復活が語られる神聖な雰囲気を持ったオラトリオです。

ベルシャザールの饗宴William Walton

Walton “Belshazzar’s Feast” – Andrew Davis conducts
ベルシャザールの饗宴William Walton

イギリスの近代作曲家、ウォルトン作曲によるオラトリオ。

イギリス映画「ヘンリィ五世」をはじめとする映画音楽も手掛けたイギリスを代表する作曲家です。

旧約聖書・新約聖書のヨハネの黙示録を元に作成された台本。

有名な作曲家・カラヤンはこの作品を「20世紀で最も優れた合唱作品」と評しました。

おわりに

オラトリオは、宗教音楽の中でも特に壮大な規模で演奏される形式として、長い歴史の中で多くの作曲家たちに愛され、数々の代表曲が生み出されてきました。

その荘厳な旋律と豊かな声楽とオーケストラの響きは、現代のクラシック音楽シーンにおいても、聴衆の心に深い感動を与え続けています。

宗教的な物語を音楽で紡ぎ出すオラトリオの世界は、時代を超えて私たちの心に響く普遍的な芸術として、これからも大切に継承されていくことでしょう。