オーケストラで演奏される楽器一覧。種類別に紹介
オーケストラの演奏って実際に聴きにいったことがありますか?
きっと音源を耳にしたことがある方は多いと思うのですが、実際にホールで演奏を聴いたことがある方は多くはないかもしれません。
しかし、きっと誰しもオーケストラの演奏の映像は観たことがあるのではないでしょうか?
たくさんの弦楽器や管楽器が並んでいて圧巻ですよね。
そこでこの記事では、オーケストラで演奏されている楽器を一挙に紹介していきますね!
弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、その他の編入楽器と各セクションに分けて紹介いたしますので、詳細を知りたい楽器があればぜひじっくりとご覧ください。
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もくじ
金管楽器
トランペット

トランペットといえば、オーケストラでも花形楽器の一つではないでしょうか。
ファンファーレ部分などにも使われる華やかで明るく美しい音色は、聴く人を楽しい気分にさせてくれます。
マウスピースと本体からなり、唇を振動させて音を出します。
バルブというボタン状のキーを押すことによって管の長さを変え、音の高さを変えています。
トランペットのもととなった楽器はバルブがなく、自然倍音しか出せませんでした。
バルブは1810年ころに発明され、それによって複雑な演奏が可能になったのです。
チューバ

1820年ころ金管楽器にバルブという装置が発明され、それによっていろいろな楽器がうまれました。
チューバもその一つで、この楽器は珍しく生まれた日がわかっており、1835年9月12日なんだそうです。
チューバがうまれる前は長くて大きいオフィクレイドやセルパンという楽器が使われていました。
チューバの誕生によりずいぶん扱いやすくなったのではないでしょうか。
とはいえ、金管楽器の中では最も低い音が出るので、大きさも重さも相当なものです。
トロンボーン

起源はトランペットと同じといわれるトロンボーン。
トランペットのようなバルブではなくスライドと呼ばれる管を伸ばしたり縮めたりして音程を変えます。
そのスライドによって音程がはっきりしない場合もありますが、グリッサンドすることによって独特のニュアンスがつけられるともいえるでしょう。
神の楽器といわれ、教会でよく使われていたトロンボーンですがベートーベンが初めて交響曲に使って以来、オーケストラでも使われるようになりました。
打楽器
ティンパニ

ティンパニといえば、オーケストラの打楽器の中では花形の楽器の一つではないでしょうか。
半円状の胴に皮を張り、その皮の張り具合をペダルで調整することで音程を変えられます。
小太鼓や大太鼓と比べ、はっきり音程のある有音程の打楽器です。
現在のティンパニのルーツはメソポタミア文明で使われていたリリスという楽器にあるといわれ、紀元前2000年くらいからあったそうです。
その後、トルコの軍隊などを経て、オーケストラで使われるように変化していきました。
シンバル

オーケストラにおけるシンバルといえば、休みが長くここぞというところの1打のみ、といったイメージが強かったりしますが、オーケストラには欠かせない楽器ですよね。
このシンバルに似た楽器はユーラシア大陸全体で幅広く見られ、さまざまな名前で呼ばれています。
一枚だけをつるして演奏するサスペンドシンバルと、持ち手がついており2枚一組で使うクラッシュシンバルがあります。
クラッシュシンバルは重いので、吹奏楽などでは慣れが必要かもしれません。
バスドラム

筒状の胴の両面に皮を張り、その片面をたたくバスドラム。
大太鼓の名前でも親しまれており、オーケストラ以外では野球の応援団がよくたたいている、といえばイメージしやすいのではないでしょうか。
ピッチがわかりにくいほど低い音が出て、それがオーケストラサウンドにビート感をもたらしてくれます。
動画のように、たたくばちをかえたり、枠部分をたたくことによって、さまざまな音色が出せます。
思ったより奥深いバスドラム、好きな人はハマりそうですよね。