【初級】おすすめピアノ連弾曲|大人から子供まで楽しめる作品を厳選
先生とお子さま、お子さま同士、親子など、さまざまなペアで楽しめるピアノ連弾!
誰かと一緒に演奏することではじめて実感できる「息を合わせて一つの曲を作り上げる楽しさ」は、一人での練習や演奏では味わえません。
今回は、そんなピアノ連弾を楽しめる作品の中から、気軽にチャレンジできる初級レベルのオススメ楽曲をご紹介します。
華やかで映える作品は、発表会曲としても最適!
パートによって難易度に差がある曲は、「初級×中級」「初級×上級」のペアでも楽しめます。
ぜひ、お気に入りの連弾曲探しにお役立てください。
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【初級】おすすめピアノ連弾曲|大人から子供まで楽しめる作品を厳選(21〜30)
海の見える街久石譲
ジブリ映画『魔女の宅急便』のなかで登場する楽曲、『海の見える街』。
魔女の宅急便といえばこの作品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
そんなこの作品の難易度は初級の真ん中といった程度。
主旋律の方は、やや鍵盤の飛びが多いものの、基本的には演奏しやすいシンプルなものに仕上げられています。
速度表記も単純なので譜読みも簡単でしょう。
伴奏に関しては使用する楽譜によっては、速めのアルペジオが登場したりと、主旋律よりは難しさを感じると思います。
クインテットテーマ『ゆうがたクインテット』宮川彬良

NHK教育テレビの音楽教養番組のオープニングテーマとして2003年4月から2013年3月まで放送された人気テーマ曲です。
明るく軽快なリズムと親しみやすいメロディーラインに、日本語の五十音をリズミカルに織り込んだユニークな歌詞が印象的。
春夏秋冬の季節ごとに歌詞が変化する工夫も施されており、夕暮れ時の情景を美しく描写しています。
本作は2005年12月にベトナムのハノイで開催された第42回アジア太平洋放送連合総会において、子ども・青少年番組部門の最優秀賞を受賞。
親子で一緒に演奏を楽しめる作品として、ピアノ連弾でも人気の高い曲となっています。
小さな世界Robert Sherman/Richard Sherman

連弾のピアノ発表会でよく耳にする作品、『小さな世界』。
こちらのタイトルよりも英題である『It’s A Small World』の方が有名ですよね。
そんなこの作品の難易度は、始めてから日の浅い初心者でも演奏できる程度です。
具体的にはバイエルの後半程度といったところでしょうか。
プリモはリズム感がしっかりと身につきますし、セコンドは弾みのある演奏で表現力が身につきます。
今回、紹介している連弾のなかでも、特にとっつきやすい作品なので、ぜひチェックしてみてください。
「カーニバルがやってきた」より「いたずら仔猫が二匹もいたのさ」平吉毅州

日本人作曲家によるピアノ連弾オリジナル曲「カーニバルがやってきた」より「いたずら仔猫が二匹もいたのさ」です。
中級者向けの動画では楽しい、かっこいいやアップテンポの曲を多く紹介してきましたが、この曲はしっとりしてきれいな部分も多く、弾きやすいので中級者にはおすすめです。
「いたずら仔猫が二匹もいたのさ」というタイトルがあるように、曲想もそれが表すかのような曲です。
曲想がつかみやすいため、中級者であれば無理もなく弾けることでしょう。
コンサートのアンコールピースとしてもおすすめです。
組曲『マ・メール・ロワ』より第5曲「妖精の園」Maurice Ravel

4本の手が織り成す音色の世界は、モーリス・ラヴェルのピアノ連弾作品でより一層美しく輝きます。
1910年4月のパリで初演されたこの童話がテーマの組曲は、子供のために書かれながらも深い音楽性を秘めています。
優雅な3拍子のワルツが奏でられ、幻想的な雰囲気が広がる本作は、ピアノ連弾ならではの豊かな響きと表現力で聴く人を魅了します。
荘厳で美しい旋律の中に、ハープやチェレスタのような繊細な音色を思わせるパッセージがちりばめられ、まるで夢の世界へ誘われるような感覚を味わえます。
連弾パートナーとの呼吸を合わせる難しさはありますが、息の合った演奏ができたときの喜びは格別です。
ピアノ連弾の醍醐味を存分に味わいたい方にお勧めの一曲です。
星に願いをLeigh Harline

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として知られる、リー・ハーラインが作曲したこの楽曲。
シンプルで美しいメロディーと、希望に満ちた歌詞が特徴です。
夢を追い求める人々の心に寄り添う温かなメッセージが込められており、1940年のアカデミー賞では最優秀オリジナルソング賞を受賞しました。
ピアノ連弾曲としても人気が高く、初心者の方でも取り組みやすい作品です。
大人から子供まで幅広い年齢層で楽しめ、発表会での演奏にもぴったり。
ディズニー作品が好きな方や、誰かと一緒に演奏を楽しみたい方におすすめの一曲です。
組曲『マ・メール・ロワ』より 第1曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」Maurice Ravel

童話『眠れる森の美女』をテーマにした優美な連弾作品です。
2人の子供のために書かれたということもあり、技巧的には難しすぎないように配慮されています。
イ短調の穏やかな旋律は、まるで夢見心地のような心地よさを感じさせます。
演奏時間はわずか1分30秒ほどですが、古典的な舞曲パヴァーヌの形式を用いた繊細な世界が広がっています。
4本の手が奏でる和音の重なりと色彩の豊かな響きは、独奏では表現できない深みのある音楽体験を味わえます。
本作は1908年に作曲され、後にオーケストラやバレエ音楽にも編曲されました。
発表会やコンサートで華やかな印象を残したい方におすすめの1曲です。