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【初級】おすすめピアノ連弾曲|大人から子供まで楽しめる作品を厳選

先生とお子さま、お子さま同士、親子など、さまざまなペアで楽しめるピアノ連弾!

誰かと一緒に演奏することではじめて実感できる「息を合わせて一つの曲を作り上げる楽しさ」は、一人での練習や演奏では味わえません。

今回は、そんなピアノ連弾を楽しめる作品の中から、気軽にチャレンジできる初級レベルのオススメ楽曲をご紹介します。

華やかで映える作品は、発表会曲としても最適!

パートによって難易度に差がある曲は、「初級×中級」「初級×上級」のペアでも楽しめます。

ぜひ、お気に入りの連弾曲探しにお役立てください。

【初級】おすすめピアノ連弾曲|大人から子供まで楽しめる作品を厳選(21〜30)

ブルー・タンゴLeroy Anderson

ブルータンゴ Blue Tango ルロイ・アンダーソン作曲 comp.Leroy Anderson 飯田正紀編曲 arr. by Masanori IIDA
ブルー・タンゴLeroy Anderson

軽快な音楽性で人気を集めた作曲家、ルロイ・アンダーソンさん。

アメリカの軽音楽を語る上で、避けては通れない偉大な作曲家ですね。

そんなアンダーソンさんの作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『ブルー・タンゴ』。

メディアでも頻繁に使用されているので、聞き覚えはあるかと思います。

ソロであればそれなりの難易度が要求される作品ですが、連弾であれば中級者にさしかかろうとしている初心者なら問題なく取り組むレベルです。

ただし、力強い演奏が要求されるので、それなりの持久力は必要です。

組曲『マ・メール・ロワ』より第4曲「美女と野獣の対話」Maurice Ravel

組曲「マ・メール・ロワ」より Ⅳ.美女と野獣の対話 / M.ラヴェル(四手連弾)
組曲『マ・メール・ロワ』より第4曲「美女と野獣の対話」Maurice Ravel

童話『美女と野獣』をモチーフにしたピアノ連弾作品で、繊細な美しさと壮大なドラマが織りなす傑作です。

美女を表現するクラリネットと、野獣を演じるコントラファゴットの掛け合いが印象的で、まるで2人の会話を目の当たりにしているかのような臨場感があります。

本作は1910年4月にパリで初演され、優美な旋律と物語性の豊かさから、バレエや映像作品でも使用されています。

高度な技巧と表現力を求められる連弾曲ながら、童話をベースにした親しみやすさも持ち合わせており、コンサートや発表会でも存在感を放つ珠玉の名曲です。

2台のピアノで奏でられる豊かな響きと、共演者との呼吸を合わせる緊張感を味わいたい方におすすめの1曲です。

【初級】おすすめピアノ連弾曲|大人から子供まで楽しめる作品を厳選(31〜40)

パリのワルツCatherine Rollin

パリのワルツ /キャサリン・ロリン
パリのワルツCatherine Rollin

アメリカの有名な作曲家、キャサリン・ロリンさん。

ピアノ初心者で彼女の作品を練習するのは、もはや定番ですよね。

そんなキャサリン・ロリンさんの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『パリのワルツ』。

連弾の作品として作られた楽曲ということもあり、初心者における連弾の基礎がつまった作品です。

基本的に加線を使わずに記譜しているため、オクターブに関してはやや読みづらいかと思いますが、技術的な難易度は低いので、初心者の方はぜひ挑戦してみてください。

組曲「動物の謝肉祭」第13曲 白鳥Camille Saint-Saëns

C.Saint-Saëns = L.Garban Le Carnaval des Animaux(The Carnival of the Animals)ドゥオールが弾く動物の謝肉祭 連弾版!
組曲「動物の謝肉祭」第13曲 白鳥Camille Saint-Saëns

連弾として演奏されることが多い作品、『組曲「動物の謝肉祭」第13曲 白鳥』。

ピアノに少しでも詳しい方なら誰でも知っている作品ですね。

こちらの『白鳥』はソロでは中級者を対象として難易度をほこりますが、連弾に関しては比較的、簡単な部類であると言えます。

プリモに関しては、もともとがゆったりとしたチェロの演奏なので、特にとっつきやすいと思います。

有名な作品で聴き映えもするので、ぜひピアノ発表会の参考に聴いてみてください。

亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(連弾)  pf. 長尾 洋史:Nagao, Hiroshi pf. 藤原 亜美:Fujiwara, Ami
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

独創的な音楽性でいくつもの名作を作り上げてきたフランスの偉大な作曲家、モーリス・ラヴェル。

こちらの『亡き女王のためのパヴァーヌ』はラヴェルの作品のなかでも、特に有名な名曲です。

『亡き女王のためのパヴァーヌ』といえば中級者が取り組むことが多い作品ですが、連弾に関しては初心者でもなんとかギリギリ取り組めます。

交差も多く鍵盤の飛びも激しいので、どちらかというと大人の初心者にオススメしたい連弾のピアノ曲ですね。

おわりに

今回は、映画音楽やアニメ、ゲーム音楽から、各国の民謡やクラシック音楽などの幅広いジャンルのなかから、初級レベルのオススメピアノ連弾曲をご紹介しました!

聴きなじみのある楽曲でも、ピアノ連弾での演奏となると、また違った魅力を感じられますよね。

いずれも易しい作品ですので、お互いの音を聴きながら余裕をもって演奏できるはず。

連弾初挑戦の方や、ピアノの練習を始めたばかりの方も、ぜひ本記事を参考に、気軽にチャレンジしてみてくださいね。