ピアノで演奏される・演奏したい映画音楽まとめ
切ないメロディーや明るいメロディーで映画のワンシーンを盛り上げたり、これからの展開をワクワクさせたりする、映画にとって大切な音楽。
その映画音楽にはピアノを使われたものも多く、美しい音色で映画を彩ってくれますよね。
この記事ではそんなピアノで演奏されている映画音楽と、ピアノで演奏したくなる人気の映画音楽を紹介します!
音楽を聴いて映画の思い出を思い出したり、実際にピアノで演奏してみたり、さまざまな楽しみ方で映画音楽を楽しんでくださいね。
ピアノで演奏される・演奏したい映画音楽まとめ(1〜20)
My Favorite Things

1959年公開のミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』で使用された劇中歌の中でも、高い人気を誇る1曲が『My Favorite Things』です。
長調と短調が入れ替わる不思議なメロディーラインが特徴的で、作中では主演のジュリー・アンドリュースさんが歌っています。
またジャズのスタンダード・ナンバーとしても知られ、サックス奏者のジョン・コルトレーンさんのテイクが有名なんです。
特にジャズバージョンではピアノが使用されていることが多いので、ぜひ聴いてみてください!
Moon River

映画『ティファニーで朝食を』で主演をつとめた女優のオードリー・ヘプバーンさんが、劇中で歌い大ヒットしたのが『Moon River』です。
グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞し、1961年のアカデミー歌曲賞も受賞しています。
ジャズのスタンダード・ナンバーとしても親しまれているほか、ポップス、ロックなどさまざまなジャンルのアーティストがカバーしている名曲ですね。
映画史に残る名作の楽曲をぜひ聴いて、演奏してみてください!
ムーンライト・セレナーデ

『ムーンライト・セレナーデ』は1939年にジャズ・トロンボーン奏者のグレン・ミラーさんによって作曲されたジャズのスタンダード・ナンバーです。
1954年に公開されたグレン・ミラーさんの半生を描いた映画『グレン・ミラー物語』や、2004年に公開された日本の映画『スウィングガールズ』の挿入歌にも使用されました。
ジャズ特有の複雑なハーモニーが気持ちいいゆったりとしたバラードで、ピアノで弾いてもピッタリなんですよね。
ぜひジャズピアノっぽくオシャレに弾きこなしてほしい1曲です!
ノクターン第20番嬰ハ短調Frederic Chopin

第二次世界大戦中のワルシャワを舞台にしたフランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作映画『戦場のピアニスト』で演奏されているのが、フレデリック・ショパンが1830年に作曲した『ノクターン第20番嬰ハ短調』です。
ピアノ協奏曲第2番を練習する姉ルドヴィカのために、ショパンが練習曲として作曲したと言われています。
嬰ハ短調という黒鍵を4つ使用する調なので、運指などが少し難しめですがぜひ挑戦してみてください!
愛のロマンス

『愛のロマンス』は1952年公開のフランス映画『禁じられた遊び』のテーマ曲として使用された、ギターの練習曲としても有名な楽曲です。
日本では1964年に歌詞が付けられ、NHK『みんなのうた』で紹介されています。
和音のアルペジオとメロディーが融合した特徴的な演奏方法の楽曲で、ピアノで演奏すると原曲のギターの雰囲気とはまた違う魅力があるんですよね。
アルペジオを演奏するのが難しいですが、メロディーが良く聴こえるようにぜひ挑戦してみてください!