【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
バロック、古典、ロマン派、近現代、そして現代へと続く音楽史の中で、時代とともに変化を遂げてきたクラシック音楽。
しかし、各時代に生まれた名曲たちは、数百年経った今も色あせることなく、珠玉の名作として語り継がれています。
今回はそんなクラシック作品の中から、ピアノに親しんでいる方なら一生に一度は弾いてみたいと思う有名な作品を厳選!
作曲時のエピソードや演奏のポイント、そして練習の参考となる演奏動画とともにご紹介します。
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【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち(21〜30)
愛の挨拶Edward Elgar

ロマンティックな雰囲気に満ちたこの曲は、1888年にエドワード・エルガーが愛妻キャロライン・アリス・ロバーツへ婚約記念として贈られた作品です。
優美で甘美な旋律が特徴で、結婚式や記念日の音楽としても親しまれています。
ヴァイオリンとピアノのために作曲されましたが、ピアノ独奏や管弦楽版などさまざまな編成で楽しめます。
シンコペーションのリズムが印象的で、緩やかに始まり、中間部で転調し、再び主題が戻って高揚しながら終わります。
愛に溢れたこの名曲は、新しい出会いの季節として春の雰囲気にもぴったりです。
夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2Frederic Chopin

夏の暑さを忘れさせてくれる、フレデリック・ショパンによる珠玉のピアノ作品がありますよ。
1830年から1832年にかけて作られたこの作品は、名盤『Nocturnes, Op. 9』に収められており、甘く切ない旋律がたいへん美しいと評判です。
右手の歌うようなメロディは、まるで夜空にまたたく星のようで、左手の伴奏がそれを優しく支えます。
聴いていると、心が洗われるようですね。
映画『127時間』(2010年)やアニメ『少女終末旅行』(2017年)でも印象的に使われていますので、ご存じの方も多いことでしょう。
本作は、静かな夜に美しいピアノの音色で涼を感じたい方に、ぴったりの一曲と言えるのではないでしょうか。
夏の朝Heino Kasuki

夏の早朝、きらめく光の中で深呼吸したくなるような、そんな清涼感があふれる調べが魅力のピアノ曲はいかがでしょうか。
ヘイノ・カスキが作曲し、作品番号Op.35-1「夏の朝」として知られるこの楽曲は、1920年代初頭に書かれたとされています。
北欧の澄み切った空気を感じさせる透明感と、穏やかながらも心に深く染み渡る叙情性が持ち味ですね。
繊細なトリルが木漏れ日のようにきらめき、聴く人を心地よい気分へと誘います。
ヘイノ・カスキが紡いだ、心惹かれる一曲ではないでしょうか。
暑い季節に涼やかなひとときを過ごしたい方や、心静かに美しい旋律に浸りたい方にとてもおすすめです。
本作を聴けば、日常の忙しさを忘れさせてくれることでしょう。
ピアニスト舘野泉さんのアルバム『Piano Works』でもその魅力に触れることができますよ。
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。
1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。
本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。
明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。
ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi

優美で華やかなアルペジオで始まるこの楽曲は、古典派の気品と活気に満ちています。
滑らかに紡がれる右手のメロディーと、左手の優雅な伴奏が織りなす美しい旋律は、春の訪れを思わせるような明るさと希望に満ちています。
本作は『グラドゥス・アド・パルナッスム』の作者として知られるムツィオ・クレメンティが1797年に発表したアルバム『ソナチネ集 Op.36』に収録されています。
力強いフレーズと繊細な表現が見事に調和し、ピアノコンクールや発表会でも人気の高い曲となっています。
表情が豊かな4つのセクションを通じて、さまざなな感情を表現できることから、演奏技術を磨きながら音楽性も高めたい方におすすめの1曲です。
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian

スタッカートが印象的な1分30秒の小品は、子供が楽しみながら演奏できる作品として長年愛されています。
軽快なリズムと、シンプルながらも情感が豊かなメロディが、アルメニアの民族色と見事に融合した音楽世界を作り出しています。
両手のバランスや、リズムの正確さが求められますが、発表会で演奏する際には聴衆の心をつかむ魅力に満ちています。
4分の4拍子のハ長調で書かれた本作は、リズム感や指の独立性を高めたい方、また民族音楽の要素を取り入れた表現力が豊かな作品に挑戦したい方におすすめです。
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian

子供たちの遊び心と冒険心が詰まった、愛らしいピアノ小品です。
木馬に乗って遊ぶ子供の様子や、騎兵隊ごっこをしている情景を生き生きと描いた本作は、軽快でリズミカルな曲調が特徴的です。
アルメニアの民族音楽の要素を取り入れた独特のリズムやメロディーが、どこか神秘的な雰囲気も醸し出しています。
1926年に作曲されたこの作品は、演奏時間約1分10秒と短いながらも、豊かな表現力が魅力です。
ピアノの発表会やコンクールでの演奏にぴったりで、聴く人の心に温かな印象を残してくれます。
リズム感や表現力を伸ばしたい方はもちろん、子供たちの想像力を育みたい方にもおすすめの1曲です。


