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【洋楽】まずはここから!定番のパワーポップ人気曲まとめ

突然ですが、みなさんは「パワーポップ」というジャンルに対してどのようなバンドや音を思い浮かべますでしょうか。

詳しい方であればパワーポップの元祖的な存在と言えるバッドフィンガーやラズベリーズはもちろん、パンク~ニューウェーブ以降のバンドもすぐに挙げられるとは思いますが、人によって解釈が分かれることもあって「どれがパワーポップなの?」と疑問に思われている方も多いかもしれません。

その影響源やビートルズやザ・フーなど60年代のバンドにまでさかのぼりますが、こちらの記事では全盛期と言われる70年代から90年代~00年代以降のバンドも含めて、特にパワーポップ初心者の方におすすめしたい名曲をまとめて紹介しています!

【洋楽】まずはここから!定番のパワーポップ人気曲まとめ(41〜50)

Another Girl, Another PlanetThe Only Ones

ギタリスト兼ヴォーカリストのPeter Perrettによって書かれ、1978年にシングル・リリースされた曲。

ユーゴスラビアの女性にインスパイアされている、アップテンポのトラックです。

2007年にボーダフォンの広告キャンペーンで使用されました。

That Thing You Do!The Wonders

The Wonders – That Thing You Do! (Official Audio)
That Thing You Do!The Wonders

Fountains Of Wayneのベース・プレイヤーであるAdam Schlesingerによって書かれた曲。

架空の60年代ポップ・バンド”The Wonders”を描いた、トム・ハンクス出演の映画「That Thing You Do!」によってヒットし、アカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされました。

FreezerPONY

PONY – “Freezer” (Official Music Video)
FreezerPONY

カナダのトロントを拠点とするパワーポップデュオPONYが2024年6月にリリースした楽曲。

90年代オルタナの影響を受けつつ、現代的な感性を融合させた魅力的な一曲です。

春の訪れと共に感じる再生への期待と、ジェンダーアイデンティティへの葛藤を繊細に描いた歌詞が印象的。

キャッチーなメロディとクランチなギターサウンドが織りなす懐かしくも新鮮な雰囲気に、思春期の記憶がよみがえってくるような感覚を覚えます。

90年代の音楽が好きな方はもちろん、現代のインディーロックファンにもおすすめの一曲ですよ。

Don’t Worry BabyThe Beach Boys

The Ronettesのヒット曲「Be My Baby」へのフォローアップとして考案された曲。

ドリュー・バリモア主演の映画「Never Been Kissed」や「Good Morning, Vietnam」で使用されました。

BJ Thomasによって1977年にカバーされ、彼のバージョンはアメリカのチャートでNo.17を記録しています。

Needles and PinsThe Searchers

Jack NitzscheとSonny Bonoによって書かれ、もともとJackie DeShannonによってレコーディングされた曲。

このThe Searchersによるバージョンは、1964年にシングル・リリースされました。

1964年4月の「エドサリバンショー」において、彼らがアメリカでのテレビ・デビューを果たしたときにパフォーマンスされた楽曲です。

おわりに

冒頭でも述べましたが、パワーポップの定義自体はリスナーの感性によってやや違いが見られますし、世代でも意見が分かれたりするのですよね。

とはいえあまり細かいことは気にせず、今回紹介した定番の名曲を足掛かりとして、景気良く鳴り響くギターサウンドと甘酸っぱいメロディを楽しめるパワーポップの世界に興味を持っていただけたのであれば嬉しいです!