胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲
妊娠中、赤ちゃんのために何かできることをしたい!と感じて胎教を始める方も多いのではないでしょうか。
お母さんが胎動を感じる18~20週頃から、お腹の中の赤ちゃんの脳や五感は急速に発達すると言われているので、この時期に胎教を始めるのがオススメです。
そこで今回はクラッシックの名曲を中心に胎教にぴったりの音楽を集めました。
赤ちゃんにステキな音楽を聴いてもらうことはもちろん大切ですが、妊娠中のお母さんがリラックスをして心穏やかに過ごすこともとても大切です。
お腹の赤ちゃんと一緒に音楽を聴きながら癒しの時間を過ごしてくださいね。
きっとお母さんの温かくて幸せに満ちた気持ちが赤ちゃんにも伝わりますよ。
胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲(11〜15)
きらきら星変奏曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

モーツアルトが1778年に作曲したピアノ曲がこちらです。
当時フランスで流行していた曲『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』をもとに、12のアレンジ、変奏があり、曲がアレンジによって姿を変えていく様子も聴いていて楽しいです。
ちなみに『きらきら星変奏曲』というタイトルの由来であるきらきら星の歌詞は、モーツアルトの死後に書かれたものです。
胎教としてもよいですし、赤ちゃんが生まれたのち、幼児期に聴かせてあげてもよい曲です。
energy flow坂本龍一

透明感のある繊細なピアノの響きが、心を穏やかに包み込む名曲です。
坂本龍一さんの奏でる澄み切った旋律は、まるで水面をそよ風が撫でるように、聴く人の心に優しく寄り添います。
1999年5月に第一三共の医薬品CMソングとして公開された本作は、シンプルながらも深い情感をたたえた音色で、インストゥルメンタル作品として初めてオリコン週間シングルチャート1位を獲得する快挙を成し遂げました。
心地よい浮遊感は、忙しい日常から一時の安らぎを求める方や、集中力を高めたい時、静かな読書のお供として、癒やしの時間を演出してくれることでしょう。
「四季」より春アントニオ・ヴィヴァルディ

こちらの曲はビバルディが1725年に出版した『四季』と呼ばれる曲集の中の1曲で、もっとも有名な曲です。
クラシックファンでなくても一度は耳にされたことがある曲ではないでしょうか。
ビバルディはカトリック教会の司祭でもあり、バイオリンの名手でもあった多才な人ですがクラシック界では18-19世紀の期間、忘れ去られており、19世紀末になって再評価されたという歴史があります。
ベネチアの春の訪れを描いたこちらの曲は出産を待ち望む母親の心によく似合いますね。
ユーモレスクアントニン・ドヴォルザーク

チェコの出身の作曲家、ドヴォルザーク。
彼は51歳の時、アメリカの音楽院の院長として異国の地に招かれることになりました。
そこで着想を得たのがこちらの曲といわれています。
名バイオリニスト、クライスラーの編曲によってより有名になりました。
英語のユーモアと同じ語源であるこちらの曲は、シンプルで覚えやすいので、胎教としてクラシックを聴くことにしたけれど、あまりクラシックに詳しくないという方にもおススメの曲です。
ヴォカリーズセルゲイ・ラフマニノフ/セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ

ラフマニノフによって1915年に作曲・出版されたピアノ伴奏付きの歌曲がこちらです。
歌曲といっても、ヴォカリーズの名の通り歌詞はなく、旋律だけが歌われていきます。
こちらの曲は作曲された当時から人気があったそうで、いろいろな楽器で演奏されるバージョンがありますが、人の声はなぜか楽器とはまた違った安らぎをもたらしてくれますし、人の感情を揺さぶるので、まずは歌唱のバージョンを聴いてみることをオススメします。