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胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲

妊娠中、赤ちゃんのために何かできることをしたい!と感じて胎教を始める方も多いのではないでしょうか。

お母さんが胎動を感じる18~20週頃から、お腹の中の赤ちゃんの脳や五感は急速に発達すると言われているので、この時期に胎教を始めるのがオススメです。

そこで今回はクラッシックの名曲を中心に胎教にぴったりの音楽を集めました。

赤ちゃんにステキな音楽を聴いてもらうことはもちろん大切ですが、妊娠中のお母さんがリラックスをして心穏やかに過ごすこともとても大切です。

お腹の赤ちゃんと一緒に音楽を聴きながら癒しの時間を過ごしてくださいね。

きっとお母さんの温かくて幸せに満ちた気持ちが赤ちゃんにも伝わりますよ。

胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲(1〜10)

子守唄ヨハネス・ブラームス

ブラームス子守唄 ウィーン少年合唱団
子守唄ヨハネス・ブラームス

こちらの曲は、ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが1868年に友人に子供が生まれたことを記念して作った歌曲です。

子守歌として世界中で親しまれており、たくさんの国の言語で歌詞が書かれています。

3拍子のゆったりとしたリズム、変化しつつくりかえされる覚えやすいメロディーは母子にこの上ないリラックス効果をもたらしそうです。

とくに動画のような美しい声質での演奏はアルファ波をたくさん耳にうけるような印象があります。

G線上のアリアヨハン・ゼバスティアン・バッハ

音楽の父と呼ばれるバッハが作った超有名曲がこちらです。

アリアとは比較的ゆったりとしたテンポで叙情的なメロディーをもった歌の形式のことをいいます。

この曲名の由来はバイオリンのG線だけで曲全部が弾けるためにつきましたが、実はバッハが作曲したときはニ長調だったそうです。

それを19世紀のドイツ出身のバイオリン奏者がハ長調にするとすべてG線で弾けることに気づき、調を変えたアレンジをしたそうです。

ゆったりとしたストリングスの響きが母子をいやしてくれそうな曲です。

カノンヨハン・パッヘルベル

こちらの曲は、クラシックの中でもとても有名な曲でだれでも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

山下達郎さんの名曲、『クリスマスイブ』の間奏部分でも使われていますよね。

カノンとは音楽の様式の一つで、簡単に言うと『かえるのうた』のように、一つの主題が追いかけっこのように次々と重なり合っていきます。

その美しいメロディーの重なり合いを楽しみながら聴くと胎教にもいいですし、母親も芸術に触れることにより深みができそうですよね。

胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲(11〜20)

トロイメライロベルト・シューマン

シューマン:《子供の情景》 Op 15-7 『トロイメライ』piano)
トロイメライロベルト・シューマン

こちらの曲はシューマンが作った『子供の情景』という曲集の中の7曲目にあたる曲で、『トロイメライ』とは夢想にふけることという意味があるそうです。

シューマンは若くして指を痛め、ピアニストになることを断念。

彼の妻はシューマンの先生の娘でありピアニストでした。

そんな妻と恋人時代にかいた『子供の情景』。

こちらの曲にはテンポに独特のゆらぎがあり、そのゆらぎが胎教にとてもいい効果をもたらしそうです。

産院などでもよく流れていますよね。

アヴェ・マリアシャルル・グノー/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

こちらの曲は、バッハの平均律クラヴィーア曲集に入っている『前奏曲第1番ハ長調』をバックに、1859年にグノーが作曲した曲です。

現代でも昔の曲をバックに流し、それに新しいメロディーやラップをのせるという手法が使われていますが、それのはしりともいえるかもしれません。

教会音楽をたくさん作曲した、バッハの曲の伴奏にのせてキリストを生んだマリアのことを表現したこちらの曲は、まさに胎教にもピッタリで、この曲を聴くだけで心が洗われるような気分がしますよね。

「四季」より春アントニオ・ヴィヴァルディ

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
「四季」より春アントニオ・ヴィヴァルディ

こちらの曲はビバルディが1725年に出版した『四季』と呼ばれる曲集の中の1曲で、もっとも有名な曲です。

クラシックファンでなくても一度は耳にされたことがある曲ではないでしょうか。

ビバルディはカトリック教会の司祭でもあり、バイオリンの名手でもあった多才な人ですがクラシック界では18-19世紀の期間、忘れ去られており、19世紀末になって再評価されたという歴史があります。

ベネチアの春の訪れを描いたこちらの曲は出産を待ち望む母親の心によく似合いますね。

ユーモレスクアントニン・ドヴォルザーク

ドヴォルザーク:《ユーモレスク》 変ト長調 Op101 第7番
ユーモレスクアントニン・ドヴォルザーク

チェコの出身の作曲家、ドヴォルザーク。

彼は51歳の時、アメリカの音楽院の院長として異国の地に招かれることになりました。

そこで着想を得たのがこちらの曲といわれています。

名バイオリニスト、クライスラーの編曲によってより有名になりました。

英語のユーモアと同じ語源であるこちらの曲は、シンプルで覚えやすいので、胎教としてクラシックを聴くことにしたけれど、あまりクラシックに詳しくないという方にもおススメの曲です。