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胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲

妊娠中、赤ちゃんのために何かできることをしたい!と感じて胎教を始める方も多いのではないでしょうか。

お母さんが胎動を感じる18~20週頃から、お腹の中の赤ちゃんの脳や五感は急速に発達すると言われているので、この時期に胎教を始めるのがオススメです。

そこで今回はクラッシックの名曲を中心に胎教にぴったりの音楽を集めました。

赤ちゃんにステキな音楽を聴いてもらうことはもちろん大切ですが、妊娠中のお母さんがリラックスをして心穏やかに過ごすこともとても大切です。

お腹の赤ちゃんと一緒に音楽を聴きながら癒しの時間を過ごしてくださいね。

きっとお母さんの温かくて幸せに満ちた気持ちが赤ちゃんにも伝わりますよ。

胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲(1〜10)

G線上のアリアヨハン・ゼバスティアン・バッハ

音楽の父と呼ばれるバッハが作った超有名曲がこちらです。

アリアとは比較的ゆったりとしたテンポで叙情的なメロディーをもった歌の形式のことをいいます。

この曲名の由来はバイオリンのG線だけで曲全部が弾けるためにつきましたが、実はバッハが作曲したときはニ長調だったそうです。

それを19世紀のドイツ出身のバイオリン奏者がハ長調にするとすべてG線で弾けることに気づき、調を変えたアレンジをしたそうです。

ゆったりとしたストリングスの響きが母子をいやしてくれそうな曲です。

誰も寝てはならぬジャコモ・プッチーニ

プッチーニ《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」 デル・モナコ(1)
誰も寝てはならぬジャコモ・プッチーニ

ジャコモ・プッチーニ作曲の歌劇『トゥーランドット』の中でアリアとして歌われているのがこちらの曲です。

中国でトゥーランドット姫と結婚すべく、数々の難題を解き明かすカラフが高らかに歌います。

イタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティの演奏が有名ですが、三大テノールといわれる彼のテノールの深い響きが母子にヒーリング効果をもたらしそうな曲ですよね。

胎教をきっかけにいろいろな人の演奏を聴き、クラシックに親しむのも楽しいですよ。

きらきら星変奏曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

胎教クラシック – きらきら星変奏曲 7~12 – (IYASHINOOTO 鳥のさえずりver.)
きらきら星変奏曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

モーツアルトが1778年に作曲したピアノ曲がこちらです。

当時フランスで流行していた曲『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』をもとに、12のアレンジ、変奏があり、曲がアレンジによって姿を変えていく様子も聴いていて楽しいです。

ちなみに『きらきら星変奏曲』というタイトルの由来であるきらきら星の歌詞は、モーツアルトの死後に書かれたものです。

胎教としてもよいですし、赤ちゃんが生まれたのち、幼児期に聴かせてあげてもよい曲です。

胎教にいい音楽。ママと赤ちゃんがリラックスできる名曲、おすすめの人気曲(11〜20)

アヴェ・マリアシャルル・グノー/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

こちらの曲は、バッハの平均律クラヴィーア曲集に入っている『前奏曲第1番ハ長調』をバックに、1859年にグノーが作曲した曲です。

現代でも昔の曲をバックに流し、それに新しいメロディーやラップをのせるという手法が使われていますが、それのはしりともいえるかもしれません。

教会音楽をたくさん作曲した、バッハの曲の伴奏にのせてキリストを生んだマリアのことを表現したこちらの曲は、まさに胎教にもピッタリで、この曲を聴くだけで心が洗われるような気分がしますよね。

「四季」より春アントニオ・ヴィヴァルディ

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
「四季」より春アントニオ・ヴィヴァルディ

こちらの曲はビバルディが1725年に出版した『四季』と呼ばれる曲集の中の1曲で、もっとも有名な曲です。

クラシックファンでなくても一度は耳にされたことがある曲ではないでしょうか。

ビバルディはカトリック教会の司祭でもあり、バイオリンの名手でもあった多才な人ですがクラシック界では18-19世紀の期間、忘れ去られており、19世紀末になって再評価されたという歴史があります。

ベネチアの春の訪れを描いたこちらの曲は出産を待ち望む母親の心によく似合いますね。

ヴォカリーズセルゲイ・ラフマニノフ/セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ

ラフマニノフによって1915年に作曲・出版されたピアノ伴奏付きの歌曲がこちらです。

歌曲といっても、ヴォカリーズの名の通り歌詞はなく、旋律だけが歌われていきます。

こちらの曲は作曲された当時から人気があったそうで、いろいろな楽器で演奏されるバージョンがありますが、人の声はなぜか楽器とはまた違った安らぎをもたらしてくれますし、人の感情を揺さぶるので、まずは歌唱のバージョンを聴いてみることをオススメします。

ユーモレスクアントニン・ドヴォルザーク

ドヴォルザーク:《ユーモレスク》 変ト長調 Op101 第7番
ユーモレスクアントニン・ドヴォルザーク

チェコの出身の作曲家、ドヴォルザーク。

彼は51歳の時、アメリカの音楽院の院長として異国の地に招かれることになりました。

そこで着想を得たのがこちらの曲といわれています。

名バイオリニスト、クライスラーの編曲によってより有名になりました。

英語のユーモアと同じ語源であるこちらの曲は、シンプルで覚えやすいので、胎教としてクラシックを聴くことにしたけれど、あまりクラシックに詳しくないという方にもおススメの曲です。