もののけ姫の歌。主題歌・挿入歌
1997年公開のジブリ映画「もののけ姫」の主題歌・挿入歌を紹介します。
「もののけ姫」といえば、壮大な自然を舞台に神・動物・人間の争いを描きつつも、生きる世界のちがう少年少女が互いを思い合う純粋な気持ちに胸を打たれる感動作!
映画のキャッチコピーは、「生きろ」。
当時映画館に足を運び、「生きる者たちの、それぞれの思い」に深く考えさせられた人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな「もののけ姫」の印象深い楽曲をお届けします。
作品同様、名シーンを彷彿とさせるすばらしい楽曲ばかりです!
もののけ姫の歌。主題歌・挿入歌(26〜30)
死と生のアダージョ久石譲

「死と生のアダージョ」というタイトルで、もののけ姫のテーマでもある生きることと死ぬことを表現している楽曲です。
シシ神様が銃で撃たれるシーンに使われました。
雄大な大自然と人間との関係性、そしてその二つとの境界線をどんどん超えていく人間の文明の力を考えさせられるようなテーマソングです。
映画のクライマックスを彩る一曲です。
神の森久石譲

もののけ姫の雄大で美しい世界の中でもとりわけ神聖な場所「シシ神の森」。
人がまだ足を踏み入れていない、コダマがたくさん生息するあの森のテーマソングです。
何か人が近寄ってはいけないような、神秘なものが住んでいる世界の荘厳さを感じさせる曲です。
短いながらもこの世界の、神様と人間との境界線なるものを意識させられる一曲です。
もののけ姫の歌。主題歌・挿入歌(31〜35)
黄泉の世界久石譲

勢いと迫力のあるこの楽曲は、シシ神様が首を取られて暴走していくシーンで流れた一曲です。
神聖なる存在であるシシ神様が荒れ狂い、自然を自らの手で崩壊させていくあのシーンの臨場感やむなしさは、なんとも言えない気持ちになりました。
そんなシーンの感情の高ぶりをさらに暴力的に、絶望的に高揚させていく壮大な名曲です。
おわりに
「もののけ姫」の主題歌・挿入歌をご紹介しました。
いかがでしたか?
ため息をつきたくなるほど美しい曲から、緊張感ただよう少しこわい曲までありましたね。
振り幅は激しいですが、それこそ「自然」を舞台に描いた作品にはふさわしいように感じます。
映画を観たことがない方は、ぜひ作品と合わせて楽しんでみてくださいね!