フュージョンの人気曲ランキング
フュージョンといえばあなたはどんな曲を思い起こしますか?
もしかするとどんな曲調か思い浮かばない人もいるかも知れませんね。
フュージョンというのはジャズとロックを融合させた包括的なジャンルなので、明確な線引が難しく馴染みのない方には少し難解に思えるかもしれません。
CMやサウンドトラックなどのメディアの露出も多く、BGMとして幅広く起用されることが多いです。
京都でフュージョンに長年寄り添ってきた「ライブスポットラグ」が運営している当メディアがまちがいない名曲をご紹介いたします。
これまでに寄せられた音楽ファンの確かな声をもとに人気をリサーチ、ランキング形式でご紹介いたします。
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フュージョンの人気曲ランキング(61〜70)
Song For BilbaoMichael Brecker64位

テナーサックス界の至宝、マイケル・ブレッカーさん。
1970年代にニューヨークへ進出し、数多くのアーティストのアルバムに参加した彼は、ジャンルを問わぬ音楽性とテクニックでファーストコールミュージシャンとして活躍しました。
1974年に兄のランディさんとブレッカー・ブラザーズを結成し大成功を収め、80年代から90年代にかけてはステップス・アヘッドでも活動。
ジョン・コルトレーンさん以降、最もテナーサックスの演奏スタイルに影響を与えた人物とされる彼の音楽は、ジャズだけでなくロック、R&B、ファンクなど幅広いリスナーにオススメです。
2007年に白血病のため57歳で他界するまで、生涯現役で音楽に情熱を注ぎ続けたマイケルさん。
最後の作品となったアルバム『Pilgrimage』は遺作となり、没後に発表されて高い評価を受けました。
ChromazoneMike Stern65位

ジャズの心とロックの魂を併せ持つ、アメリカ出身のギタリスト、マイク・スターンさん。
彼のソロ作品の中でも特に人気の高い『Upside Downside』では、ジャコ・パストリアスさんやデイヴィッド・サンボーンさんといった豪華メンバーと共演しています。
ブルースの心に深く染み入る泣きのフレーズを奏でたかと思いきや、次の瞬間には息をのむような高速のビバップフレーズが飛び出す、その演奏はまさに圧巻!
コーラスやディレイを駆使した浮遊感のあるサウンドも彼の代名詞ですよね。
両腕に大怪我を負いながらも不屈の精神で復活を遂げた姿は、多くの音楽ファンの心を揺さぶりました。
In A Silent WayMiles Davis66位

ジャズの枠を超え、音楽の地平を切り拓いた巨人、マイルス・デイヴィスさん。
アメリカが生んだ彼は多様なジャズを牽引しました。
1969年7月リリース、ジャズLPチャート3位を記録した名盤『In a Silent Way』はフュージョンの黎明を告げ、今もファンに影響を与えます。
そのアルバムタイトル曲は、歌詞がなくとも心に深く響くでしょう。
エレクトリック楽器が織りなす瞑想的な音風景は、日常の喧騒を忘れさせ、穏やかな内省へと誘います。
本作は音楽に深く浸りたい時、革新的な音に触れたい方に、出会いとなる一枚ですよ。
John McLaughlinMiles Davis67位

『John McLaughlin』はジャズにエレクトリックなサウンドを取り込んでフュージョンを作り上げたジャズトランペッターであるマイルス・デイヴィスさんの楽曲です。
タイトルはマイルスさんのバンドを支えたギタリスト、ジョン・マクラフリンさんの名前なんですよね。
彼も参加している1970年の名盤『Bitches Brew』に収録されています。
それぞれのミュージシャンがインプロヴィゼーションと呼ばれる即興演奏をするサウンドは混沌とした世界観を作り出していますが、そこが革新的でかっこいいんですよね。
So WhatMiles Davis68位

59年発表のアルバム「Kind of Blue」収録。
1926年生まれ、サンタモニカ出身のトランペット奏者。
日本では「ジャズの帝王」と呼ばれ、さまざまな時代に応じたジャズをプレイしてジャズ界を牽引しました。
静かなリズムの中、叫び声のように鳴り響くサックスが心を打ちます。
Are You Going with Me?Pat Metheny69位

アメリカ出身のジャズギタリスト、パット・メセニーさん。
彼の音楽スタイルはプログレッシブ・ジャズ、ラテンジャズ、ジャズフュージョンなど幅広いジャンルにまたがります。
1970年代にキャリアをスタートさせ、パット・メセニー・グループのリーダーとしてアルバム『American Garage』や『Offramp』などで大成功を収めました。
また、ソロアーティストとしてもグラミー賞を20回受賞し、10カテゴリーでグラミー賞を獲得した唯一の人物なんです。
技術とオリジナリティの橋渡しをするアクセシブルなスタイルが特徴的な、メセニーさんの楽曲。
ジャズの世界に留まらず、ブラジル音楽家との共演やジョニ・ミッチェルさんとのツアーなど、さまざまなアーティストとコラボしてきたのも魅力の一つ。
透明感のあるクリーントーンから、パワフルなロックサウンドまで多彩に操るメセニーさんのギタープレイは必聴です!
Bright Size LifePat Metheny70位

76年発表のアルバム「Bright Size Life」収録。
54年生まれ、ミズーリ州出身のギタリストで、Pat Metheny Groupのリーダーです。
しっとりと落ち着いたサウンドの中、うねるように奏でられるギターがかっこいい一曲です。